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更新日:2015年3月28日
わたしたちのまちの自治は、主権者である市民が自らの責任に基づいて決定し、主体的に行動することにより進めなければなりません。また、自治体としての名張市には、市民の信託にこたえ、現在および将来の市民が安心して暮らすことのできる、豊かな地域社会を市民と協働して実現していく責務があります。
このためには、自治の主体である市民、市議会および市の果たすべき役割や責務、市政運営の原則など、自治体としての基本的な枠組みを明らかにするとともに、市政への市民参画や協働の仕組みを定めておくことが必要です。
名張市は、万葉ゆかりの歴史と文化、赤目四十八滝や香落渓など水と緑の自然環境に恵まれたまちです。これらの財産を守り育て、次代に引き継ぐとともに、名張らしさを生かした個性的で持続可能なまちを創造する取組を進めていかなければなりません。また、市内は古いまち並みや農村集落、新しい市街地が分散するなど、それぞれ特徴ある地域で構成されており、こうした各地域の特性を生かした個性ある地域づくりを市民が主役となって行っていくことも大切です。
わたしたちは、自己決定と自己責任のもと参画し、協働することを基本に、英知と力を結集することで、魅力的で誇りの持てる「自治のまち」を実現することをめざし、ここに名張市自治基本条例を制定します。
関連リンク
- 第1章 総則 (第1条-第3条)
- 第2章 市民 (第4条・第5条)
- 第3章 市議会 (第6条-第8条)
- 第4章 市長等 (第9条・第10条)
- 第5章 情報共有 (第11条-第15条)
- 第6章 市政運営 (第16条-第21条)
- 第6章 市政運営 (第22条-第27条)
- 第7章 参画及び協働 第1節 市政への市民参画(第28条-第32条)
- 第7章 参画及び協働 第2節 コミュニティと市民公益活動(第33条-第35条)
- 第7章 参画及び協働 第3節 協働のまちづくり(第36条)
- 第8章 最高規範性 (第37条)
- 第9章 国、三重県及び他の地方自治体との関係 (第38条・第39条)
- 第10章 補則 (第40条)
- 附則