【No.2】牧野博士が植物採集した赤目渓谷
更新日:2023年5月10日

NHK 朝の連ドラ 主人公のモデル
牧野博士が植物採集した赤目渓谷
NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった牧野富太郎博士(写真/「名張の今昔」(1993石原弘子著)より転載)。「日本の植物学の父」と呼ばれた牧野博士は、昭和4年に赤目四十八滝で植物採集をしたんだって。
案内したのは、名賀農学校(現名張高校)初代校長の谷本亀次郎先生。赤目・香落渓谷の調査で1,300種を超える植物目録をまとめ、「赤目七草」を選定した人だよ(写真は「赤目七草」のひとつ「ウメガサソウ」)。赤目渓谷は、地形の変化に富んでいて、霧や滝のしぶきで多湿であることなどから、植物の種類が多いことでも知られていて、赤目にしか見られない希少な植物もあるんだ。
これから、渓谷内は新緑の季節。遊歩道の傍らや滝のしぶきの中に、さまざまな野の花が可憐な姿を見せてくれるよ。たっぷりのマイナスイオンを浴びながら、ゆったり森林浴なんてどぉ?