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名張市

ばりっ子会議について

更新日:2022年2月14日

「ばりっ子会議」は、条例第13条「参加する権利」を保証するもので、条例第22条に規定されている、市政に子どもの意見を求めるため、子どもたち自身が話し合う「子ども会議」です。

「ばりっ子会議」メンバー


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ばりっ子会議は、市内に住む小中学生約40名がメンバーとなって活動しています。

毎年5月に市内小中学校にチラシを配り、その年度のメンバーを募集します。
6月以降だいたい月に1回のペースで会議を開いています。

会議の進行のサポートを、市とこの事業の委託先のマイク運動推進委員会、中学・高校生のジュニアリーダーが中心となって組織しているキッズサポータークラブ、皇學館大学生がしています。

ばりっ子会議で話し合うこと

ばりっ子会議では2つのことについて話し合います。

1, ばりっ子モール

1つ目は、ばりっ子モールの開催です。条例第18条「子どもの権利を考える週間」(11月21日~27日)に、実施するイベントです。
内容は、子どもたちが自分たちで、こんなお店やイベントをしたいと企画し、準備し、当日の接客などを体験するワークショップです。

ばりっ子モールは、ばりっ子会議の中で、こんなお店ができたらなぁという子どもたちの声から、じゃあ自分たちでやってみようということで、お店の看板づくり、商品の準備、当日の接客まですべて子どもたちで話し合い協力して行います。

バリというこの会場での専用通貨を使って買い物ができ、銀行もあります。
お店は毎回異なりますが、ゲームコーナー、カフェ、おばけやしき、迷路、科学実験、スクイーズ、アクセサリーなどに取り組んでいます。

お客様は、イベント開催のチラシを市内の小中学校に配布して募集します。200名の定員に対し、500名以上の応募がある人気のイベントとなっています。

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ばりっ子カフェ                    お菓子作り

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迷路                         科学教室

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スクイーズ                      手作りブレスレット

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射的

2, 市政への提言

2つ目は、市政への提言です。条例第22条、子どもが自分たちの意見をまとめて市に提言するものです。名張市がこんな街になってくれたら、名張市にこんなものがあればという子どもから出たアイデアを市に提案します。

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通学路の危険個所 (H21)

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H21年度に行った、通学路の危険個所の点検が初めての提言でした。
子どもたちが実際に、通学路を歩き、危ないな、直したほうが良いなと感じた場所の修繕を市に提言しました。

犬のフン一掃大作戦 (H22)

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H22年度には、犬のフンが通学路に落ちているという話から、現地調査し、フンがあった場所に手製の看板を設置しました。
1か月後に再調査した結果、看板を設置した場所ではフンが減り、一定の効果が確認できたので、調査結果をまとめた報告書を市長に渡しました。

災害時の対策 (H23)

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H23年は東日本大震災が起こった年で、テレビ電話を使って被災地の子どもたちに震災を体験して準備が必要なものなど備えについて教えてもらいました。また、被災地に送る募金活動を実施しました。


理想の公園づくり (H24)

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平成24年度は2つの提言があり、1つ目は長い滑り台がある公園がほしいという意見が出たので、それなら、こんな公園が良いと模型を作って市に提言しました。また、公園の模型は、市役所ロビーに展示され市民の皆様にも見ていただきました。

給食に子ども考案の献立を (H24)

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2つ目の提言は、給食に新しい献立が欲しいというもので、市内の小学生親子に「ばりっ子給食コンテスト参加」を呼びかけ、新しい献立レシピを提案してもらいました。そのレシピで調理された給食を、ばりっ子会議メンバーや給食調理員さんなどが審査し、新しい献立として給食に採用されるようお願いしました。


H21年度から毎年「市政への提言」を提出していましたが、H25年度は「ばりっ子会議」メンバーを集めることにも苦労し、提言をまとめることができませんでした。そのため、H25年度からH29年度までは子どもが楽しめる「ばりっ子モール」の開催のみとなっていました。

しかし、「ばりっ子モール」の開催が定着してきたことで、「ばりっ子会議」に参加する子どもが増え、近年では約40人の参加希望となってきました。そこで、子どもたちからの意見を吸い上げ、提言としてまとめるサポートを皇學館大学に協力いただき、H30年度は市政への提言を再開することができました。


名張の新名物を提案 (H30)

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H30年度、子どもたちから「名張を有名にしたい」「名張の新名物を作りたい」の意見が出ました。そこで、伊賀地方の郷土菓子「かたやき」を砕いてソフトクリームに混ぜた「かたやきソフト」を子どもたちが考えました。試作品を作り、「ばりっ子モール」で来場者に試食してもらったところ好評だったので、ぜひ商品化してほしいと提言式を行いました。市長や来賓にアイスを試食していただき、「うまい!商品化を考えよう」とその場で市長から号令をいただきました。市は提言を受けて、三重県菓子工業組合名張支部に依頼して作成した試作品を12月14日に市役所ロビーで販売し、その様子は新聞各紙で取り上げられました。現在は、「とれたて名張交流館」で販売しています。

名張市の新しいマスコットキャラクターを提案 (R1)

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R1年度、「名張のゆるキャラを作りたい」という意見で「なばりん」が生まれました。子どもたちで名張の様々な良いものを出し合い、それらを詰め込んだキャラクターが出来ました。小学校の高学年の子たちを中心にデザインを考え、それを大学生も交えて仕上げることでより本格的なデザインになりました。

なばりん活躍中です!

◎名張市役所の玄関でお出迎え
市役所のなばりんパネル    なばりん活躍紹介

◎東京進出!「移住・交流&地域おこしフェア~東京ビッグサイト~」2020.1.26
2.01.26移住定住

◎テレビ出演!地上波初登場!「名古屋テレビ(メーテレ)情報番組アップ」2020.7.20
2.7.20メーテレアップ

◎なばりんグッズができました!ばりっ子モールにきてくれたお友達に配りました。2020.11.23
2.11.23ばりっ子モールグッズ

◎県外にもファンが!岩手県のお友達から年賀状が届きました。2021.1.25
 お返事をグッズと一緒に送りました!
3.1.25年賀状が届いたよ

◎その他にも…
名張市社会福祉協議会さんが缶バッジを作ってくださいました
3.02-03社協缶バッジ
市立保育所の献立表、なばり竹灯りSDGsプロジェクトプロモーションビデオ、子育て応援商品券など多数出演!

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なばりんマップで名張を知ってほしい(R2)

令和3年提言なばりんマップ

R1年度にばりっ子会議から生まれた「なばりん」が名張市の魅力を紹介する、「なばりんマップ」を子どもたちが作りました!ポスターにした「なばりんマップ」を市内の小学校などに貼って、名張市となばりんのことをもっと知ってほしいと提案してくれました。
「なばりんマップ」は市内の小学校と各地域の市民センターに貼っていただき、子どもたちや地域の皆さんにご覧いただいています。

そして、これに合わせて「名張なばりん化計画」を推進中です!

このページに関する問い合わせ先

福祉子ども部 子ども家庭室
電話番号:0595-63-7594
ファクス番号:0595-64-6898
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