広報コンクール受賞作品
更新日:2026年5月14日
令和8年「全国広報コンクール」で、名張市が「総務大臣賞(全国1位)」を受賞
令和8年全国広報コンクール(主催:公益社団法人 日本広報協会)において、名張市が、広報紙(市部)で総務大臣賞(全国1位)に輝きました。
【関連リンク】日本広報協会「2026(令和8)年審査結果」

評価されたのは、広報なばり令和7年10月号です。
この号は、「頼ってほしい~母子に寄り添う、みんなの思い~」と題した特集を掲載しています。
【特集企画意図】
市内の医療機関で分娩取扱が中止となり、「名張での子育てに希望が持てない」といった不安の声が多く寄せられています。少子化とも関わる難しいテーマですが、子育て支援の現状を伝えるうえで、避けて通れない課題でした。
分娩の再開にめどが立たない中、まずは、お産を取り巻く現状を正確に伝える必要がありました。そのうえで、分娩中止後に始まった新たな支援策や「名張版ネウボラ」をはじめ手厚い子育てサービスを紹介。あわせて、母子に寄り添う専門職や地域住民の思いも丁寧に取り上げました。今ある支援や人のつながりに目を向けてもらうことで、不安の軽減と子育て支援への信頼回復につなげたいと考えたからです。
発行後の読者アンケートでは、半数以上が「今回の特集が不安解消に役立った」と回答。「相談してもよい」という安心感が広がり、表紙で取り上げた妊婦・乳幼児健診では、取材時と比べて特集掲載後の利用者数が約4倍に増えるなど、行動の変化にもつながりました。
【評価された点(講評:原文のまま)】
特集は出産・育児がテーマで、「頼ってほしい」というタイトルにメッセージが込められている。
名張市は出産可能な産科医院がなくなったという厳しい状況のお知らせから始まる。それでも子育てを応援する施策や専門職がいるから安心してくださいという展開となっている。出産支援から育児へとサポート体制が連綿と続いていく様子を丁寧に描いている。住民の失望感・不安を先取りし、このまちで子を産む不安の解消と子育ての安心と楽しさを見事に表現している。企画の中心には「住民の知りたいことに応える」があり、これこそ
が自治体広報の原点である。
特集以外の他のコンテンツでも助産師を取り上げており、紙面全体で統一感を出している点は好印象。後半の行政情報は数を絞って見やすくするなど工夫が見られる。
【受賞を受けて市長コメント】
今回の受賞は、本市の広報担当職員の企画力・取材力・表現力といった能力を評価いただいたとともに、それ以上に、子育て支援や母子保健、地域福祉の現場で市民に寄り添っていただいている関係機関や市民の皆さんの日々の取組に対し大きな評価をいただいたものと考えています。
広報企画の部で入選した「市民発!『まちの情熱サイクル』プロジェクト」については、人口減少が進む時代において、持続可能なまちづくりに必要なのは、行政だけが担うまちづくりではなく、市民、地域、事業者、関係人口など、多様な主体が「このまちに関わりたい」「このまちのために動きたい」と思える流れをつくることだと考えています。
名張市では、総合計画にシティプロモーションの視点を導入し、単発の情報発信ではなく、共感が生まれ、参加が広がり、行動につながり、その行動がまた新たな共感を呼ぶという循環を意識して取り組んできました。
市政の様々な課題に対し、市民の皆さんと行政が共に考え、連携・協働しながら行動に移していくきっかけとなるよう、広報紙の特集などを通してメッセージを伝えてまいりました。まちに誇りを感じ、「語れるまち なばり」として、まちへの熱を高めていけるような紙面づくりを目指しています。
今回の受賞を機に、一人でも多くの市民の皆さんが市広報に関心を持っていただき、手に取っていただけることを願っています。
名張市は、これからも市民の皆さんと市の現状や課題を率直に共有し、ともに力を合わせて次の時代に向けた取り組みを進めてまいります。そして、市民の誰もが誇りと自信をもって幸せに暮らせるよう、また、持続可能な名張市の未来を創り上げていけるよう、これからも全力を尽くしてまいります。
令和8年「全国広報コンクール」の「広報企画」で名張市が入選
令和8年全国広報コンクール(主催:公益社団法人 日本広報協会)において、名張市が、「広報企画」部門で入選しました。
評価されたのは、シティプロモーションの取組「市民発!「まちの情熱サイクル」プロジェクト」。人口減少下で住民の「活動人口」増大を掲げ、持続可能なまちづくりを目指すプロジェクトです。
市民が創出したブランドメッセージ「なんとかなるなる。なばりです。」を核に、魅力の認知から参画へと繋げる4段階のサイクルを構築。市民PRチーム「まちの広報室」や市民主体の魅力発信イベント「ばりフェス」との公民連携を推進するなどし、まちへの愛着を定量化した「なばらぶ指数」を用いて成果を管理しています。
- 広報なばり令和8年4月号で同プロジェクトについて特集記事を掲載していますので、合わせてご覧ください。
- 関連:名張市シティプロモーション戦略
【評価された点(講評:原文のまま)】
人口減少時代の持続可能なまちづくりに向け、総合計画にシティプロモーションの考え方を導入。まちに住む人やかかわる人の想いや行動を生み出す仕組み・サイクルをめざすのが特徴で、戦略的に取り組みを進めている。
人口減少という課題から出発し、地域の資源を活かした「活動人口」増大を通じて街の魅力をブーストするという着眼点が素晴らしい。ブランドロゴ創出ワークショップから活用ワークショップの継続、市民団体「ばりフェス」との公民連携の推進など、長期的な視点でシティプロモーションに取り組んで来た点を評価する。
「まちへの熱量」という視点が面白いし、これまで積み上げてきた地域共生社会づくりを活かし、市民がしっかりかかわりながら展開できていることに意味がある。市民の「幸福感」を価値の中心に置いている点、今後の方向性をきちんと定めている点もすばらしい。
市民が主導的に参加する長期にわたる継続的な取り組みが着実に成果を上げている。成果を定量的に明確にできていることも積極的に評価できる。
令和7年「全国広報コンクール」の「広報写真(一枚写真部)」で名張市が入選
令和7年全国広報コンクール(主催:公益社団法人 日本広報協会)において、名張市が、広報写真(一枚写真部)で入選しました。広報写真での全国広報コンクールでの受賞は、平成7年以来30年ぶり2回目となります。
- 広報写真(一枚写真部) 広報なばり10月号表紙 (平成7年以来30年ぶり2回目)
- 認知症の母親の髪をカットしている様子を切り取った作品。難しいテーマを感じさせない、前向きな温かさを一目見て感じた。
- 室内ではなく庭で撮影することで、自然光が作る柔らかい空気感を出している。爽やかで美しいグリーンの差し色が開放感や明るい印象付けに成功しており、母親への愛情やこれまでのストーリーを想像させる。太陽直下での白飛びの防ぎ方や慣れない撮影での表情の引き出し方も秀逸。
- 親の認知症に対して潜在的に不安を感じている40~50代の読者に向け、特集ページへの大きなフックとなっている。将来への不安をやわらげ認知症への理解を促すきっかけとなる作品といえる。
【受賞を受けて】
広報紙は、令和6年4月にA4版カラーにリニューアル。市民にとって必要な情報をメリハリをつけながら掲載することで、できるだけ特集記事のページを確保。市政の様々な課題に対して、市民と行政が共に考え、連携・協働し、行動に移していただくきっかけとなるように、市の施策・事業や地域の課題等を整理して伝えることを目指しています。その中で、市民や関係者、専門職などへの取材等を通じて、多面的な情報発信を心がけています。
また、「語れるまち なばり」を目指し、まちに誇りを感じられる記事を積極的に掲載。市民の皆さんのまちへの熱を高め、まちとひとをつないでいきたいと考えています。
さらに、市民と行政の情報共有を進めていくために、令和6年4月に広報eモニター制度(紙面アンケート)をスタート。特集を読んだうえで意見を寄せていただき、これを市政に生かしていく取組を進めています。
今後も、写真をはじめ表現の幅を広げ、市の情報がより「伝わる」よう取り組んでいくことで、市民との情報共有を進めていきたいと考えています。
【関連リンク】日本広報協会「2025(令和7)年審査結果」
令和6年度「三重県広報コンクール」の各部門で4冠を達成
令和6年度三重県広報コンクールにおいて、名張市が、広報紙(市部)、広報写真(一枚写真部)、
広報写真(組み写真部)、映像の各部門において、特選を受賞しました。
- 広報紙(市部) 広報なばり10月号 (令和3年度以来3年ぶり10回目)

【評価された点】
全体的に構成が洗練されていて、レイアウトに流れがあり、小見出しも効果的。
後半の情報ページもコンパクトで有用。特集記事「認知症とともに。」に紙面をたっぷり充てて、当人・家族のことのどちらも保管しておきたい内容になっているのが良い。
明確な目的意識を持って取材・編集している。発行後の読者アンケートも良い。
- 広報写真(一枚写真部) 広報なばり10月号表紙 (平成7年度以来29年ぶり2回目)

【評価された点】
あたたかい心の絆が伝わる写真で、表紙末尾の文章とあわせると、ある種の感動を覚える。
今まで見たことがない衝撃の一枚。写真技術や構図に関係なく表現力がピカイチ。
カメラを意識していないような自然な表情が撮れていて、背景の青空も効いている。

【評価された点】
写真中心の構成と動きある走りを切りとったひとコマが目をひき、一目見ただけで楽しさが伝わってくる。
それぞれのカットがよく撮れていて、いろんな表情があり、取材時の頑張りが伝わってくる。
特にダムが背景のカットがいい。文字がスミと白抜きで、写真の邪魔をしていない点も良い。
- 映像 「市民発のブランドロゴ、できました!」 (令和3年度以来3年ぶり2回目)

【評価された点】
映像の目的がはっきりしている。
「ブランドロゴを生み出した空気感を伝える」という制作意図も、その経緯や主旨が良く伝わって、市民活動の様子とその成果が感じられる。
締めくくりの「大阪にいたときは非日常が楽しかったが今は日常が楽しい」という言葉が印象的。
ロゴ発表会やそれまでの様子などを盛り込み、名張のまちの良さをさりげなく自然にアピールしている点が高評価。名張での暮らしや、市政愛が伝わってくる。
応募作品数等
県内29 市町のうち、16 市町54 点の応募がありました。
- 広報紙(市部)…13市(13点)
- 広報写真(一枚写真部)…14市町(14点)
- 広報写真(組み写真)…13市町(10市3町)
- 映像…11市町(9市2町)
【三重県広報コンクール・全国広報コンクールの概要】
- 三重県広報コンクール(主催:三重県広報協会)
- 全国広報コンクール(主催:公益社団法人日本広報協会)
【受賞歴】広報紙部門(市部)
<全国広報コンクール>
■令和4年全国広報コンクール 入選
【特集】コロナ禍のいまこそ、こころをひとつに。
■平成27年全国広報コンクール 入選
【特集】ありのママで― ~不安のない子育て環境を目指して~
■平成25年全国広報コンクール 入選
【特集】「いじめ」から子どもたちを守るために―
■平成24年全国広報コンクール 3席
【特集】地震に立ち向かう3つのキーワード 自助・共助・公助
【受賞歴】映像部門
<三重県広報コンクール>
■令和6年度三重県広報コンクール 特選
「市民発のブランドロゴ、できました!」
■令和3年度三重県広報コンクール 特選
119団アンシンダ― ~コロナ禍で生まれた新必殺技 そして絆編~
【受賞歴】写真部門
<全国広報コンクール>
■平成7年全国広報コンクール 1席
平成7年10月号
「空き缶拾うチビロン」
関連リンク
- 公益社団法人 日本広報協会(外部サイトにリンクします)

