消防団活動協力員(地区協力員・大規模災害協力員)
更新日:2020年7月17日
消防団活動協力員制度とは、火災や風水害等から地域を守るために、消防団活動協力員として登録をしていただき、消防団の支援活動をしていただく制度です。
火災や風水害等から地域を守る【地区協力員】や、南海トラフ地震や大型台風などの、大規模災害時にのみ活動する【大規模災害協力員】として活動いただきます。
地区協力員
消防団員が不足する地区や日中の消防団員が少ない地区において、火災等の災害が発生した場合、初期消火などの災害対応を迅速に実施するため、消防団員や消防職員のOBの方から消防団活動に支援をいただきます。
登録等の基準
- 市内に在住する消防団員または消防職員の経験を有する方で、住所地を管轄する分団長の推薦により登録します。
- 登録人数は、各分団の消防ポンプ庫を管理する班ごとに、概ね3人とします。
- 任期の定めはありません。
活動内容等
協力員が居住する地区において災害が発生した場合に次の活動を行います。
- 火災時、消防団の機械器具を使用しての初期消火活動等(ただし延焼中の建物に進入しての放水など、危険を伴う消火活動は行わない)
- 地震、風水害等の大規模災害時における消防団への協力活動
大規模災害協力員
来るべき南海トラフ地震や台風、集中豪雨等の大規模災害に備えるため、消防防災活動に役立つ経験・知識等のある方など、マンパワーの確保に加えて、様々な職種経験者や若く体力のある方など、専門性や特技を生かして活動いただきます。
登録等の基準
- 市内に在住、勤務又は通勤する満18歳以上の方で、防災活動に役立つ経験・知識等がある方であれば、幅広く登録いただけます。(ただし、大規模災害時に地域や事業所等で役割のある方は除きます。)
(例)市職員OB、地域役員OB、自主防災隊OB、医療従事経験者、防災士、学生防災サークル、災害ボランティアなど - 市内9つある分団ごとに、10名程度とします。
活動内容等
- 災害情報の収集
- 避難誘導
- 安否確認
- 水防活動の支援
- 人命救助活動の支援
- 避難所運営の支援 等
ただし、倒壊危険のある建物や、増水した河川等での活動等、危険を伴う場所での活動は行いません。
共通事項
主な活動時のルール
- 自己の安全が確保できる範囲での活動とします。
- 消防職員および消防団員の指揮に従うこととします。
登録手続き等
登録申込書(地区協力員・大規模災害協力員)に必要事項を記入してください。
分団長の承認が必要となりますので、事前に消防団事務局(消防総務室)までお問い合わせください。
登録者には「消防団活動協力員登録証」を交付します。
登録を抹消する場合は「消防団活動協力員登録証」の返納が必要となります。
報酬
ボランティア活動のため、報酬の支給はありません。
貸与品
活動時に着用する保安帽を貸与します。
【地区協力員】青色ヘルメット
【大規模災害協力員】青色ヘルメット(白色ライン入り)
災害補償
活動中のケガなどについては、名張市消防団員等公務災害補償条例および市が加入する損害保険により補償します。