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名張市

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平成29年度名張市教育委員会第1回定例会会議録(平成29年4月10日開催)

更新日:2017年11月29日

開催場所など

1.開催場所 名張市役所 2階 庁議室
2.開催日時 平成29年4月10日(月曜日) 午前9時30分から午前11時
3.出席者  上島教育長、福田委員、松尾委員、瀧永委員、川原委員
4.欠席者  なし 
5.事務局 高嶋教育次長、草合教育改革担当理事、合田スポーツ推進担当監兼国体準備室長、内匠教育総務室長、中森学校教育室長、上谷教育センター長、西山文化生涯学習室長、宮前図書館長、田中市民スポーツ室長、福本教育総務室教育総務係長(書記)
6.議事 下記のとおり


(教育長)皆様方、おはようございます。第1回の定例の教育委員会の前に、私の方から少しご挨拶をさせていただきたいと思います。4月1日付をもちまして、新しい教育委員会制度に名張市も入ったわけでございまして、その新教育長に指名をされました、上島でございます。
 非常に、教育委員長という職がなくなり、私がそれを合わせて担うという、重責を担ったところでございますが、なにぶん力不足でございまして、教育委員さんをはじめ、皆様方のお力添えをいただかなければうまく進まないのではないかなと思うところでございまして、どうぞよろしくお願いを致したいと思います。
 昨年度から、市の総合計画、あるいは教育大綱、教育委員会の第2次子ども教育ビジョンがスタートしたわけでございまして、2年目を迎えましていよいよその真価が問われる年度になったのではないかなと思うところでございます。そういう中で、さまざまな重要課題を抱えた教育委員会をどう舵取りしていくかが問われる年度になってくるのではないかなと思うところでございまして、改めて身の引き締まる思いをしているところでございます。そんな意味で、この定例教育委員会をはじめ、いろんな教育委員会の会議、会合等々、皆さん方に今まで以上のご支援、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。それでは座って失礼します。

 会議に先立ちまして、議事が始まる前に、本日の会議の公開についてお諮りをしたいと思います。本日の事項中、その他の項目の中の「義務就学者の就学校の変更について」並びに「児童生徒の問題行動」につきましては、名張市教育委員会会議規則第8条の規定により、非公開とすることを提案いたしたいと思います。委員の皆様にはご異議ございませんか。

(委員)異議なし。

(教育長)ご異議がないようですので、この案件については非公開として本日の会議を進行することといたしたいと思います。今、現時点として、傍聴の方がいらっしゃいませんので、そのままの状況であれば、この順番で進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 

議事(教育長職務代理者の指名について(報告))

(教育長)事項書に沿って進めていきたいと思っているところでございますけれども、教育長の職務代理者の指名ということでございます。
 これにつきましては、新しいこの制度の中で、教育長が指名することとなっておりますので、福田みゆき教育委員を、教育長の職務代理者に指名したいと思っております。これにつきましては、私が指名ということでございますので、報告ということでご理解をいただきたいと思います。職務代理者については、福田委員さんにお願いいたしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

(委員)よろしくお願いいたします。

(教育長)それから、この新しい教育委員会制度になった中で、教育委員会の会議につきましては、教育長が議事を進行するということになっておりますので、ご理解を賜りたいと思います。それでは事項書の第2番目のところ、「報告第7号 臨時代理した事件(教育委員会職員の人事異動)の承認」について、事務局から説明をお願いします。

 

議事(1報告)

第7号 臨時代理した事件(教育委員会職員の人事異動)の承認について
(事務局説明)

(新たに教育委員会に異動した職員等の紹介、教育委員の紹介)

(教育長)どうもありがとうございました。報告事項ではございますが、この件につきまして委員の皆さんから何かご質問なり、ご意見はございませんでしょうか。はい、どうもありがとうございます。それでは、事項3、その他の項目に入らせていただきたいと思います。1つ目の義務就学者の就学校の変更につきまして、教育総務室からお願いします。

 



議事(7その他)

3 その他
1)義務就学者の就学校の変更について【非公開】
(事務局説明)




2)平成29年度教職員人事異動の概況について
(事務局説明)

(教育長)はい、ただいまの説明につきまして、何かご意見、ご質問ございませんでしょうか。今の説明の後のところには、個々の名簿が上がっているということですね。

(事務局)はい。

(委員)質問です。3ページの異動件数、退職の欄で、非常に短期で退職をされる教職員は見受けられますか。非常に短期といった時に、例えば1、2年とかですね。

(事務局)はい。1名、岐阜県に結婚により異動、割愛退職をされて、岐阜県に採用された職員がおります。あと、それ以外の短期での退職はございません。

(委員)はい、了解です。

(教育長)他いかがでしょうか。

(委員)早期退職された先生方はおられますか。

(教育長)はい、どうぞ。

(事務局)はい、早期退職の方ございます。そちらの2ページをご覧ください。退職者の欄を見ていただきたいと思います。この中で早期の退職をされた方は4名、そして事務職員でいいますと1名、そして教諭の欄の括弧につきましては、行政等への割愛退職というふうになっております。

(教育長)よろしいでしょうか。

(委員)はい、ありがとうございます。

(教育長)他いかがですか。それではないようでございますので、この程度に終えたいと思います。

(事務局)ありがとうございました。

(教育長)続きまして、3)平成29年度 児童・生徒数及び学級数につきまして、学校教育室の方から説明をお願いします。



3)平成29年度児童・生徒数及び学級数について
(事務局説明)

(教育長)説明を受けたところですが、何かご質問、ご意見ございませんでしょうか。

(委員)はい。人数のご説明、先ほどのクラス、学級数の増減合わせて、教えてください。特別支援学級の方が前年度53学級から57学級に増えていると。内訳は新増設ということでございますけれども、人数でいうと20人分、4小学校で増えていると。これに対する教員の手当てというのはいかがなことになっておりましょうか。その前年度と同じでカバーできるのかどうか、ちょっと現場のことが分かりませんので、現場ではどういうふうな手当て、人の配置になっているんでしょうか。

(事務局)国の標準定数によりまして、配置をされておりますことに加えて、子どもたちの状況によりまして自立支援員を配置しています。この状況はかなり、子ども発達支援センターとの連携によりまして、適切な手当てを、5歳児健診の時からですね、授業を受けながらですね、進めている関係上、ほんとにまあ大変な状況はあるんですが、かなり健診も含めて進めさせていただいているかなというふうに思っているところです。
 また、今回弱視の学級が認可されたりと、本当に、昨年度は難聴も認可されているわけなんですが、かつてはなかなか認可が難しかったそういう学級も認可をしていただいているということも含めまして、なんとか、現場は大変なんですけれども、適切な手当て・手立てに向けて連携してやれているかなというふうに思っております。

(委員)具体的に、私が昨年学校訪問させていただいた折に、その特別支援学級を見学させていただきまして、先生方が非常にご配慮される中で、非常に献身的に、誠実に業務に当たっておられる、その体験をしておりますが、それでも大変なご苦労があろうかというふうに拝察いたしました。それで、新増設ということでは、今のご説明では、概略は分かるのですけれども、具体的には全然まだイメージがわかないんです。学校ごとに新たにクラスが新規に増えるようなイメージなんですか。この新増設の名張小学校の下へとかですね、蔵持小学校の下へっていうのは、その分教室が一つ増えて、その子がそこへ一人来て、そしてまた教員もそこに誰か当たってというような、そのどういう動きになるかが分からないのでそこを教えてください。

(事務局)この新増設が叶いました時から、教育総務室によりまして、学級の環境の整備というところを、同時にほんとにやっていただいているところです。また今年は特に特色としましては、肢体不自由の学級につきましては、一人学級が大変多いということですが、必ず1名、そこには教職員が国の定数でつきますので、後、他の新増設につきましては、8名で1学級ですので、1名増えると、9名になれば2学級というふうになるんですけれど、少しその人数が1名、2名の差によって1学級減ったり、1学級増えたりという、1学級の人数が8名にかなり近い、ギリギリ近いという学級が非常に多くなっているというのは確かでございます。

(委員)その8人に、アッパーリミットに近いクラスを教員はおひとりで担任なんですか。

(事務局)担任と、そして市の指導主事、また子ども発達支援センターの教育専門員が、あるいはチーフコーディネーターが丁寧に見取らせていただいて、ひとりでは、担任一人では運営が大変厳しいという児童について、その1名あるいは2名につき1名という形で、市の負担による自立支援員さんをつけさせていただいているという状況でございます。

(委員)さらに詳しくお尋ねします。自立支援員さんは市の負担でということで、その方は教職員免許はお持ちの方なんですか。

(事務局)名張市においては、そのような制約はありませんので、免許を持っている方もおられますが、持っておられない方も採用させていただいています。

(委員)その場合は、この方は契約雇用という形、任期付き雇用とか、どういう雇用形態なんですか。

(事務局)半年ごとの更新にはなりますけれども、1年の契約ですが、一応ですね、問題なければ、更新をさせていただいているところです。さらにその人たちの研修のために、子ども発達支援センター、教育センターと連携させていただいて、研修を進めさせていただいておりますとともに、非常にうれしいのは、教育センターで行われております発達支援教室がありますが、その教室で行っている支援の仕方を各学校の自立支援員さんとか、担任が見に行ってですね、そのノウハウを吸収しつつあるので、この間の蔵持小学校での発表でも、子どもチャレンジ教室っていうんですが、その教室で行っている支援を上手に発表の中でしていただいていたので、それで子どもたちが適切な手立てを打ってもらってるなあということで、非常に私たちもうれしく思ったんですが、まだまだ研修は進めていかなければなりませんが、いい状況であるというふうに。

(教育長)はい、どうぞ。

(委員)学校現場のことでお尋ねですが、こういう自立支援員さんは、教職員との会議とか学校運営にかかっては、どの程度まで一緒に入って、どこからは教職員と雇用形態が違うといいましょうか、担当が違うということで別れていくというか、その辺はどういう扱いになっているんでしょう。要は教職員扱い、子どもからすればみんな先生ですから、でも現場の人達からすると働く側からすると違うっていうふうに思っているのかどうか。そういうのってやっぱり子どもにもだんだん伝わるかもしれませんし、まあ、分からないんですけれども、そのあたりいかがなんでしょうか。

(事務局)子どもたちに対する適切な支援が出来るように、ほんとに上手に時間を見つけていただいて、子どもの対応についての打ち合わせを持っていただいているところですが、自立支援員さんは、基本、担任とともに進めていきますが、担任の支援の在り方というものを支援していただくというそういうお立場で進めさせていただいています。

(委員)学校についているというよりは、その担任のサポートをするような位置付けで、学校全般の業務には関わることなく、そのクラスの担任の授業の支援に当たっているという、こういうような理解でよろしいですね。よく分かりました。

(教育長)私が少し補足させてもらうと、特別支援学級もこうやって学級として認可されている以上は、必ず教室があるというふうなことであります。当然担任の先生がいるわけです。ただ、県へは要望しているところですが、特別支援という通常学級以上の力量なり専門性が問われるところでして、例えば、弱視とか、あるいはまた難聴とかいっても、その専門の先生がおらないということもあったりします。こちらにつきましては、それぞれ県が行っている研修等々にも参加してもらってですね、少しでも子どもの実態に合った指導ができるように努力はしているところですけれども、免許をすべて持っているということではないわけでございます。
 これまあ、他とも関係するところですから、今後、昨年度三重県で初めて小中学校合わせて特別支援学級が1,000クラスを超えたわけですけれども、じゃあその1,000クラスすべて免許を持っている先生ばっかりかというとそうじゃないわけでございまして、それはその専門性というのを問われたときに、ちょっと問題があるのと違うかということは、教育長会でも話をしているところでございまして、今後、やっぱりこういう学級を設置する以上は、学級の場所、居場所というか場所も当然ですけれども、指導における専門性ということも合わせてやらないと、目的は十分達成されないのではないかということでございまして、引き続きですね、これにつきましてはしていきたいと。
 それで、特別支援学級の人数の多いところ、あるいは重度の子どもが在籍する学級については、自立支援員に子どもが在学している間、来ていただいております。それで、担任の先生の指導の、また子どもの支援をしていただくという、必ずしもこれも免許状を持っている方ばっかりじゃないわけですけれども、どこまで手厚いかということはありますが、人数が限られておりますので、もうちょっと人数がおればいいのになあというところもあるわけでして、こちらにつきましては、また教育委員会として、また市の方にも要望して行かないとですね、人数は増えているのに、トータルの自立支援員の数は昨年度と変わらないということはいかがなものかなということもあるわけでございまして、こちらにつきましても努力はしていかなければならないというふうに感じているところでございます。よろしいでしょうか。はい。

(委員)市内の小中学校で外国籍であったり、この間、百合が丘小学校の入学式に行かせて頂いたらハーフでいらっしゃるのかな、両親のどちらかが外国籍の方という児童も入学式でいらっしゃいましたが、市民では何人ぐらい今、いらっしゃるんでしょう。

(事務局)数をですね、はっきり把握していなくて大変申し訳ないんですけれど、きちんと整理してあるんですけれど今持っていなくて申し訳ないんですけれど、百合が丘、美旗それからつつじが丘小学校、南中学校、蔵持小学校に在籍をしております。
 その児童生徒につきましては、特に今年ありがたいなと思いましたのは、国際対応というか、外国人対応の非常勤講師がついておりますのが、つつじ小、それから南中がついております。市単独、市単でその外国籍の方々に薄給ではありますが、予算もつけさせていただいて、できたら3か月という単位なんですけれども、行ける時に派遣ができる体制を整えてというところなんですが、なかなか様々な言語ですので、対応が追い付かないということがございますが、なんとか市単と県と、そういったもので対応させていただいています。

(委員)よろしいですか。子ども達もせっかく学校へ行くんですから、言葉が通じないと楽しくない、仲間に入れないということもあると思いますので、子どもさんなのですぐ馴染んでくれると思うんですけれども、ぜひまあ毎日楽しく学校に行けるように支援いただけたらと思います。よろしくお願いします。以上です。

(教育長)私から少し補足ですが、人数につきましては、今、手持ちがないので、後でまた教育委員さんにお知らせください。今もあったように、今年から初めて短時間であったとしても、非常勤で、県単で外国人対応の教員が配置されたということは、それだけ名張市も増えているということでございまして、今後、今まででしたら他の市、鈴鹿市やら四日市市やら松阪市、伊賀市のような形であったんですけれども、名張市も増えている。特にまあ住宅事情等々の中でですね、やはり、その会社、勤め先のところの近くじゃなくても、そこはまあ会社の寮とかマンション、アパートとかがあったとしても、まあちょっとお金を出せば、名張の独立のところ、こうまあ家でですね、住めるということもあって、あるいはまた名張の教育環境が整っているということの中では、移住をされる方が増えて来るのかなあということでございまして、これに対する対応も、後手に回らないように積極的にしていかなきゃならないということでございます。他いかがですか。

(委員)今、今年の1年生の人数を見せていただいたんですけれども、薦原が合計で4名ということで、今年極端に減っている状況のようですけれども、来年度以降もこのような数字の傾向であれば、複式学級、まああの統廃合も並行してではあるんですけれども、もし来年もこのような数字だったらもう複式学級になる可能性があるということかどうか教えていただきたいと思います。

(事務局)大変申し訳ありませんが、今、来年度の数字を持ってきていませんで、申し訳なかったです。またきちんと調べて申し上げます。

(教育長)来年度は11名だったかな。ですので、来年度に複式ということはありません。あと2年間はこれよりも増えていきますので、複式には該当しない。ただし3年先には9名ですが、9名も複式にはならないわけですけれども、まあ減少はあるけれども、10年推計で見る中では、複式ということには、現状のまま行きますとはならないと、いうことです。しかしまあそれについてのいろんなことは、今、規模・配置の適正化で進めているところです。

(委員)はい、ありがとうございます。

(教育長)他、はいどうぞ。

(委員)すいません、特別支援学級の児童数が小学校で20人増えていて、普通学級の児童数が38人市全体で減っているということですけれども、これ学年途中で措置替えなんかもやられているんですか。

(事務局)学年途中の措置替えは、少なからずあります。

(委員)あるのですね。

(事務局)はい。やはり学級の中でついていけないとか、不適応を起こすということで、親御さんがその時に、やはりはじめは特別支援学級の中で進めるということに、かなりまあ、なかなか障害についての理解ができなかったということなんですが、ご理解を得て、途中そういったことというのが少なからずあります。

(教育長)よろしいですか。

(委員)はい。数がだいぶ増えていっているので、皆さん言ってくれていますけれども、大変なことだなあと思うんです。全体的に子どもの数がずっと下がってきているのに、特別支援学級の児童だけはどんどん増えているっていうのは、ほんとに先生方大変だなと。全体から言うと、小学校は4.8%ですね。中学校だったら3.5%になるので、たぶん特別支援学校の方へ入学しているということですね。

(教育長)はいどうぞ。

(事務局)特別支援学校への入学もやや減っておりまして、つばさ学園へ行く子どもは、小中学部が昨年度に比べて2名ずつ減っているところです。適切な支援が進んでいるということもありますが、実は一昨年がかなり多かったという、そういうこともあるんですけれど。答えになりましたか。

(委員)はい、ありがとうございます。

(教育長)補足ですが、10年以上前でしたら、一旦、小学校、中学校の入学のときに就学指導で決めたら原則変わらないということがあったんですけれども、最近はそうではなくて、実態に合った中で措置替えということを、教育支援委員会で諮ってもらってですね、必要であればそういうこともある。ただまあ若干厳しいのは、特別支援学校への途中の転入というのはなかなか厳しい面もありますが、しかし以前ほどではないということもあります。
 それから、この小学校から中学校へ行く段階で、特別支援学級の子どもが中学校に進学したらどうなってくるのかということですけれども、大半はそのまま引き続き在籍するわけですが、一部は特別支援学校、またごく一部は普通学級に戻る子も中にはおります。そんな実態でございまして、子どもの実態に合った就学の体制をとっていこうということでございます。よろしいでしょうか。

(委員)美旗小学校の6年のクラス、これが55人で3クラス、独自学級ということですけれども、ほかの1年から5年生が2学級ですが、ここは55人で3学級というのは何か特別な措置でしょうか。

(事務局)この学級はですね、実は、4年次にかなり荒れました。それで学校に配当されている、標準学級で、標準定数で配当されている教務の数が2名いるんですが、そのうちの1名を使って独自で割るということで、昨年度それをさせていただいて、かなり落ち着きを見せているところで、本年度ももう1年、そうやって割って行くことが必要ということで、学校で独自で、学校の教務の数を一人減らしてでも担任をつくりたいということです。

(教育長)よろしいでしょうか。はい、それではこの項につきましては以上で終えたいと思います。続きまして 4)児童生徒の問題行動(2・3月分)につきまして学校教育室からお願いします。



4)
児童生徒の問題行動について(2・3月分) 【非公開】
(事務局説明)




5)
名張市教育センター主任教育専門員、教育専門員、教育専門相談員、スクールソーシャルワーカー及び地域学校協働本部チーフコーディネーターの任用について
(事務局説明)

(教育長)はい、今の件につきまして何か委員の皆さんご質問ご意見ございませんでしょうか。

(委員)地域学校協働本部については、それぞれもう地域の担当については決まっているんでしょうか。

(事務局)中学校区ごとにある程度の担当は決まっている…。

(委員)中学校区。

(事務局)中学校区ということで。

(事務局)明確にはっきりは決まっていないんですけれども、一応担当で、ここは誰が担当するっていうのをブロック別に担当していると。

(委員)主にそこに出向いていただいて、担当していただくということですね。はい、わかりました。

(委員)すいません。よく分からないのですけれども、教育専門員と教育専門相談員と、これどう違うんですか。

(事務局)はい、教育専門相談員につきましてはですね、よろず相談という相談業務がございます。そういった部分で、例えば特にそのよろず相談、それから幼児教育と関連した部分でのそういった仕事もしていただきますし、ばりっ子チャレンジ教室、特別支援学級の子どもたちのチャレンジ教室の担当をしてもらっています。

(委員)この方々の中で、教員免許を持ち、かつ教職現場での経験のある方、またそうでない方ということは教えてくださいますか。

(事務局)その真ん中の方にあります、スクールソーシャルワーカーの方は、教員免許を持ってございません。それ以外の方は教員免許を持っていまして、今までに教職経験の豊富な方ばかりです。とくに校長を退職されて今の職についていただいているという方ばかりです。

(委員)要はベテランの方ということですか。このスクールソーシャルワーカーの場合は、教員の免許はお持ちでないにしましても、特殊な、こういうスクールソーシャルワーカーとしての免許というんでしょうか、技能をお持ちの方でしょうか。

(事務局)この方につきましてはですね、もと警察の方で、県教委のスクールソーシャルワーカーを務めていただいていたと思います。あと、そういった県内の各地の小中学校に入っていただいておりまして、生徒指導の問題であったりということを中心に、ずっと学校に入っていただいていた方で、一昨年からうちへスクールソーシャルワーカーとして配属していただいています。

(委員)外部の者からしますと、スクールソーシャルワーカーといいますと、何かこう心理、臨床心理士の免許をお持ちのような、そういった学校での現場の教員、それから児童生徒どちらにもですね、そういう心理的なケアができるような方をイメージしておりましたんですが、全く違うということで、ちょっと驚いております。
 なぜそうかということについては、いろいろ定義があるかと思いますので、置いておきますけれども、確かにその教育専門相談員の方はベテランのご経験のある先生方ということでお見受けしますが、心理面とかそういう臨床医とかそういう関連の方で、何かこういう業務に当たる方という方は、教育センターの中にはいらっしゃらないんでしょうか。

(事務局)ここには載っておりませんが、スクールカウンセラーの方が1名、それからカウンセラーの方も1名来ていただいております。先ほどのよろず相談にも関わって、子ども、保護者、それから教職員対象にカウンセリングを行っていただいております。

(委員)そうしますと、スクールソーシャルワーカーというのはこの元警察官の方で、カウンセラーという方がそういう心理面の支援を出来る方、これは2名いらっしゃると。
 今のお話では、2名いらっしゃるということですね。かつ、臨時といいますか、任用の所在はどういう所属ですか。そこは正しく教えてください。

(事務局)スクールカウンセラーについては、センター開設当時から、ずっと一人の方に、スクールカウンセラーの報償を払わせていただく契約で、ずっと4年間一人の方を配置しておりましてですね、その方がそういう相談業務をしていただいております。

(委員)ちょっと言葉が足りませんでしたでしょうけれど、スクールカウンセラーの方がどういう技能をお持ちかということを正しく教えていただきたいんです。要は誰かいるっていうんではなくて、かつその人がどういう場合でもすぐに対応できる状態にあるのかということが気になっていますので、それで雇用形態を聞いているんです。

(事務局)分かりました。もちろんどういう場合でも対応させていただいています。先週でも、例えばですね、保護者の相談業務ということで、昼12時から夜8時ぐらいまでずっと相談を受けていただいていまして、確か金曜日に6名ぐらい入っていたと思うんですけれども、そういった形で保護者の対応もさせていただいておりますし、今、曜日を決めて教職員のカウンセリングをさせてもらっています。それから、もちろん学校から要請があった時はその学校、もちろんそれぞれの学校にもスクールカウンセラーがいるんですけれども、事情によりまして、センターのカウンセラーが関わる場合もございますし、まあいろんな場合に対応できるようにはなっていると思います。

(委員)私言葉が足りませんでしたでしょうか。要は対応を伺っているんではなくて、このスクールカウンセラーといわれる方が、今のお話で私もちょっと理解が出来ました。
 各学校にもまずいらっしゃって、それで教育センターにもいらっしゃるということも、配置があってというわけですよね。それで、スクールカウンセラーという方は、市の職員扱いなのか、それとも嘱託とかまたは臨時雇用というか、要はこの、市との関係はどういう方なのかという、そこをお尋ねしているんです。だから時間は確かに12時から20時まで対応いただいたというのは大変なことだと思うんですけれども、それは時間労働になるのか、どういう契約形態なのかということでお伺いしているわけです。

(事務局)嘱託させていただいておりましてですね、時間、時間で嘱託というか、なんていうんですかね、えっとこれは…外部委託ですね。

(委員)正しく教えてください、次回、そういうことでしたら。あのそのあたりがはっきりしなければ、現場に対応しなきゃいけない時に、いろんな人が関わってという中で、結局そういう方をどれぐらい活用できるかっていうのは、やっぱり、人の技能によると思うので、そういう人が時間だけそこに配置しているからいいっていうものじゃないと思うんですよね。
 どういう技能の方かということをお尋ねしているわけですから、専門性のない方がいくら就いても、問題解決になるのかどうか。そういう意味で人選をしていかなきゃいけないんじゃないかという、根本的なことに関わることなので、ちょっとそのあたり、はっきりしないので、また教えていただければと思います。

(事務局)すいません、私もまだはっきり把握できておらなくて申し訳なかったです。あの、もちろん専門的な方ですので、また次回でいいですか。次回ちょっとお話をさせていただきます。

(教育長)私の方から説明、補足させていただきますが、まずスクールソーシャルワーカーは、本来ならば社会福祉士の資格を持っているのが、一つの条件なんですけれども、これあの、長年やっていただいている中で、県もまた国もですね、必ずしもそうでなけりゃならないということではなくて、教職、あるいは福祉関係、また警察等々のそういう専門的な経験をされた方で、子どもの理解等々ができる方という形の中では、今来ていただいております方につきましては、社会福祉士の資格は持っておりませんけれども、長年、県教委のスクールソーシャルワーカーとして学校現場に入っていただいた、その実績をかわせていただいたものと。
 また先ほどあったように、生徒指導の形のものを継ぎながら、一部、福祉とつながってもらっているということでございます。以前は教育研究所であった時には、この社会福祉士、いわゆる主に福祉関係の方が専門に入ってもらったんですが、実は需要が限られてきていまして、名張市の状況を見たときに、より現場の方からは生徒指導、特に保護者対応等々についての専門的な人が必要だと強い要望があった関係で、県の方にも無理を言わせてもらって、ここへ来てもらったという経緯があるところです。
 あわせまして、スクールカウンセラーにつきましては、国、県の制度を利用しまして、現在は全ての学校に配置をしておりますが、それは常勤じゃないわけでございまして、非常にその分につきましては、臨機応変に対応するということにつきましては課題があるわけでございます。また一方、スクールカウンセラーは、特定の人、一人の人でしますと合う場合もありますが、合わない場合もあるという、こういうこともあるわけでございまして、名張市としましては学校に配置しているスクールカウンセラーはそれなりにあるわけですけれども、そこでうまく合わないとかいう方もあって、教育センターの方にもスクールカウンセラーを配置しておりますが、これはこの何曜日、何時間ということではなくて、基本的に予約制の部分と、それから急な対応をしなけりゃならない時は、その予定外のところに来てもらって、カウンセラーの業務を行ってもらうということでございまして、基本的には1名ですが、状況に応じて、もう1名をその状況によっては増やすという事を、これまでの中では行ってきたところでございまして、この方は当然、臨床心理士の資格を全て持っております。
 従いまして、このスクールカウンセラーは、カウンセラー協会かそういう中でですね、また国、県との協定の中で、時給が非常に高いわけでございまして、一定空いてみえる時間帯で予約を受けてもらって、そして緊急な場合は改めてお願いをしているという実態になっているのが今の現状でございます。また詳しいことは、後日センター長の方からもお知らせをしていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いします。

(委員)はい。ありがとうございます。

(教育長)よろしいでしょうか。

(委員)はい、よくわかりました。

(教育長)他よろしいですか。それでは急ぐようですが、次に進めたいと思います。続きまして、6)名張市青少年補導センター補導員の任用につきまして、文化生涯学習室の方からお願いします。



6)
名張市青少年補導センター補導員の任用について
(事務局説明)

(教育長)はい、説明が終わりました。何か委員の皆さん方からご質問、ご意見ございませんでしょうか。無いようでございますので、この項目はこの程度で終えたいと思います。
 7)その他の項目でございますが、各所属から何か連絡等ございませんでしょうか。


7)その他

(事務局)失礼いたします。ちょっと私の方から4点ほどお願いしたいんですけれども、まず一つ目なんですが、本日もこちらの方に出席をしております、定例教育委員会では書記という位置づけになっております、福本教育総務係長でございます。
 昨年度までは、委員長が教育長の推薦する者を任命いただくというようなことでございました。ただ新制度になりましたので、名張市教育委員会の会議規則に則りまして、先日教育長とも相談をさせていただき、引き続き、福本、本日も出席しておりますが、教育総務係長に定例教育委員会の書記という形の中でお願いをさせていただくことになりましたので、まずご報告を申し上げたいと思います。

(委員)よろしくお願いします。

(事務局)続きまして2点目でございます。2点目につきましては、これは少しご意見を賜りたいんですが、昨年度から、教育長も申し上げていただいていたんですけれども、総合教育会議の開催がございます。昨年は年間2回という形の中で、ただ教育委員会もかなりいろいろと事業が混む中で、市長とのコンセンサスをより深めていかなければならないということで、本年度、これはご提案でございますが、年間3回、まず5月ゴールデンウィーク明けの早いうちに、まず5月に、それから秋ごろということで10月か11月ごろ、それから年が変わりまして2月に1回ということで、年間3回という形の中で、29年度はどうだろうという形の中で、教育長にもご相談を申し上げ、教育委員さんの方からご意見が無いようでございましたら、事務局であります総合企画政策室と年間3回の方向で、今後協議を進めさせていただきたいと思っておりますので、まずご意見を賜りたいとこのように思っておりますのでよろしくお願いいたします。

(教育長)はい。今、室長の方から提案がありました、書記、この定例の教育委員会につきましては、書記に教育総務室の福本係長を私の方から指名させていただきましたので、ご了解いただきたいと思います。
 2つ目の総合教育会議でございますが、昨年は2回という形でございましたが、諸般のいろいろな事情がある中ですけれども、やはりきちっとする方がいいのではなかろうかなということでございます。臨時は当然、重大事案等発生をした場合はですね、やらなきゃならないわけですけれど、定例につきましては、年度始め、年度末、そして中間あたりということで、年間3回開催するのがいいのではなかろうかなと。これは他の市等々の状況を見させてもらう中で、多くの市がですね、やっていることでございますが、こちらについて教育委員の皆さん方のご意見もお聞きし、そして最終的には、この事務局は総合企画政策室の方になっておりますので、そちらの方に委ねていくというか、申し入れをしたいと、こう思っているところでございますので、委員の皆さん方のご意見をお聞きしたいわけですが、いかがでしょうか。

(委員)私も昨年度、2回しか開催していただけませんでしたので、ちょっと物足りない感じで終っています。できましたら、総合教育会議が、市議会などにこう、つながっていくような形で、せっかく総合教育会議で市長からもご意見をいただいて、私たちも意見を出して、そういう形で進めていきたいですよねって言って、それが次につながっていないような印象が残っていますので、できればそれが議員さんとかそういうところに話を持って行き、また市議会でいろいろ揉んでいただくと、それから教育と施策につながっていくような形になっていけばいいなあと思いますので、できればその前後のタイミングで実施していただけたらありがたいなと思います。

(教育長)ということは3回ですね。

(委員)そうですね。はい。

(教育長)他、どうでしょうか。

(委員)異議なし。

(教育長)はい。それではそういう形で、本年度からですね、総合教育会議は定例は年間3回を、教育委員会としてはお願いしたいということで企画の方に話を持っていっていただくということで、ご了解いただきたいと思います。

・資料提供 新入学児童への物品の贈呈について
(事務局説明)

・「歩く文化財マップ」「伊賀一ノ井松明調進行事」 冊子について
(事務局説明)

(教育長)大変立派な冊子を作っていただいて、国の事業を活用してのことですが、せっかっく作ってもらったんですから、有効活用できるようにしてもらったらと思うし、多くの市民の皆さん方、あるいは場合によっては名張市に来ていただける方にですね、参考にしていただくことも大事ではないかなと思いますが、やはり、名張を売りにしていかなければならない、大事な部分と、そして今ある文化財のマップということですので、是非ですね、有効にしていただければ結構かなあと思います。何かこれにつきましてよろしいですか。

(委員)はい。これは、貴重な立派なもので、かなりお金もかかっていると思うんですけど、どのような形で市民の方にはお渡しするというか、目に触れるようになるんでしょうか。

(事務局)名張市文化遺産活性化実行委員会さんの方に聞かせていただいていますのは、郷土資料館とか、藤堂家邸とか、夏見廃寺といったところに置くということで聞かせてもらっています。

(教育長)こんなことも、できたら教育委員会のホームページなんかにこんなものを作ってあるよとか、現物はこんなものですよとかしながらですね、これはどこに置いてありますとかいうことも分かるようにしてもらうことも大事かなあと。マップについてはやっぱり観光協会ともタイアップするとか、そして地域づくり組織にもやっぱりきちっとその辺のことについては、情報提供をしてもらう方がいいのかなと。こんなことにたくさん教育委員会はお金を使ってと言われますが、ほんとは使っていないところだけれど、上手にしていかないと。上げ足を取られたらいけないのですけれども、有効活用してもらうことが大事ではないかなと思います。

(委員)これは何部ぐらい作ったのですか。

(事務局)すみません、数は把握していないんですけれど、そんなに沢山は作っていないと思いますけれども。

(委員)できれば、このハード版を図書館に所蔵してほしいなと思います。

(教育長)まあうちの関係の施設には当然置いてもらったらいいと思うんですけれども、置いてあったららみんなスッと持っていかれてしまうといけないので、その辺の配慮の仕方というかも充分検討しないと、一部の者に独占されるっていうのはいけないので、より広く行き渡るようにしてもらえたらありがたい。また、学校現場等々にも周知してもらったらいいのかなと思いますし、教育センターにも置いてあげてもらったらいいかなと思います。
 他の室の方から何かございませんでしょうか。それではその他の項目はこの程度で終えてよろしいでしょうか。

(委員)ひとつ教えていただいてよろしいでしょうか。別添えで付けていただいた後援名義承諾書の中で、5月20日に予定していただいているこの美術セミナーの講演会というのは、これは県の主催ということでしょうか。県展が名張に回ってくるのとはまったく違うんですね。

(教育長)これまでもこのセミナーは何回もやってくれていましたが、ここ2、3年はとんでいたのかなあと。

(事務局)5月20日の昼から、県立美術館のセミナーという形で実施をさせていただく予定でございます。講師につきましては、県立美術館の学芸員の方が来られまして、はい。

(委員)はい、わかりました。

(教育長)委員さんがおっしゃっていました、6月に予定しております移動美術展とはまた違いますが、今年はなかなか遠くて鑑賞ができないところを、名張市で移動の県展をしてもらう予定をしているところです。それと関係はほとんどないわけですけれども、美術セミナーは、先ほども言ったように、ここ2、3年はとんでいますけれども、その前は毎年やってきていました。というのは、名張市から、県立美術館の友の会に入っている会員の方が名張市にも結構おりましてですね、その方は名張でやってほしいということをおっしゃってくれていまして、私も案内まわりとかずっと、そういう場に参加させてもらって、挨拶もさせてもらったところでして。また皆さん、機会があったらと思います。

(委員)はい、ありがとうございます。

(教育長)よろしいでしょうか。あとにもこのいろんな行事のところにもありますが、また、それぞれ委員さんの方で、ご出席をいただかないといけないところもあると思います。
 特に私がこうやって委員長職と教育長職をあわせた新教育長ということでございまして、なかなか全部出られないところもございますので、今後もご支援をいただくようにお願いしたいというのがひとつと、またその出てもらった時の様子等々を事務局の方へお伝えすることがあればですね、していただいて、その状況を私も把握させてもらって、いろんな会合の中で聞かれたりしますので、よろしくお願いしたいなあと思っています。以上です。それではこれをもちまして、第1回の定例教育委員会を終了させていただきます。どうも長時間ありがとうございました。





・定例教育委員会の日程等について
5月定例教育委員会 5月10日(水曜日)午後4時~ 庁議室
6月定例教育委員会 6月 5日(月曜日)午前9時30分~ 


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電話番号:0595-63-7849(総務担当)・0595-63-7873(施設・学事担当)
ファクス番号:0595-63-9848
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