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名張市

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平成27年度名張市教育委員会第14回臨時会会議録(平成28年3月15日開催)

更新日:2016年11月7日

開催場所など

1.開催場所 名張市役所2階 庁議室
2.開催日時 平成28年3月15日(火曜日) 午前9時30分から午前11時30分
3.出席委員 福田委員長、松尾委員、瀧永委員、川原委員、上島教育長
4.欠席委員 なし
5.事務局 高嶋教育次長兼学務管理室長、森田教育改革担当理事、高津文化振興・公民館活用推進担当監、内匠教育総務室長、猪田学務管理室学校施設整備担当室長、雪岡学校教育室長、中森教育センター長、西山文化生涯学習室長、宮前図書館長、合田市民スポーツ室長、保田人権・男女共同参画推進室長、福本教育総務室副室長(書記)
6.議事 下記のとおり


(委員長)今は議会中ということで、いろいろとご対応いただいてありがとうございます。24日が採決となっておりますので、また引き続きよろしくお願いをしたいと思います。
 それでは、本日は臨時教育委員会ということで、第14回臨時教育委員会をただ今より始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
 まず議事に入ります前に、本日傍聴者の方はいらっしゃいませんが、本日の会議の公開についてお諮りをしたいと思います。本日の事項中、議案として諮られました、議案第9号名張市社会同和教育指導員の委嘱について、議案第10号名張市社会教育指導員の委嘱について、それから議案第11号の名張市教育委員会委員長の選挙について、及び報告議案の、報告第3号臨時代理した事件、県費負担の教職員たる校長・教頭の任免(内申)の承認につきましては、名張市教育委員会会議規則の第8条の規定によりまして、非公開としたいと思いますが、委員の皆さまご異議はございませんでしょうか。

(委員)異議なし。

(委員長)ご異議がないようですので、この案件につきましては非公開としまして、本日の会議を進行させていただきます。それではまず、議案第9号名張市社会同和教育指導員の委嘱についてを議題といたします。書記さんお願いいたします。




議事(2議案)

1.議 案
 第9号 名張市社会同和教育指導員の委嘱について 【非公開】
   (事務局説明)





 第10号 名張市社会教育指導員の委嘱について 【非公開】
    (事務局説明)







議事(3その他)

2.その他
(1) 平成28年度組織・機構の見直しについて
  (事務局説明)

(委員長)はい、ありがとうございます。少し質問しても大丈夫ですか。

(事務局)はい。

(委員長)最後におっしゃってくださった図書館は、この中には入っていないんですけれど、表の中には。

(事務局)図書館はですね、室という位置づけではありません。教育施設になります。

(委員長)はい、わかりました。あといくつか質問させていただいていいでしょうか。まず1ページ目なんですけれど、公共施設をマネジメントするということについてなんですが、総務部が所管している公共施設というのは、どのような施設を指しているんでしょうか。

(事務局)総務部が所管しているのは全ての公共施設です。名張市が設置している施設ということでございます。ですので、考え方としては、今、教育委員会が管理をしております学校も含め、全ての施設ということです。

(委員長)そうなんですか。これは全てということなんですね。

(事務局)はい。

(委員長)あと、市民スポーツ室内に置かれる、国民体育大会開催にかかる準備室、係というのは、これは人員については当然配置いただけるということですね。

(事務局)担当の係長は設置されるということですが、もう間もなく内示があると思うんですけれども、実際は分からないと。

(委員長)係長一人、スタートはそれでという可能性もないことはないということですね。

(事務局)市全体の職員数がかなり減ってきておりますので、どれだけ配属をしていただけるかということなんですけれども、なかなかこちらが考えるような配属がいただけるのかどうなのかということは、今のところ教育委員会としてもちょっと分かりません。当然のことながら、配置要望はしております。

(教育長)ちょっと補足をよろしいか。今の件で、国体に向けては、今年になってからも中央の競技団体から視察にも来られていますし、そういった準備等、非常に仕事が多くなってきているという状況です。県内の他の市町の状況をみても、準備室を独立させて対応しているところもあり、予算のこともあるわけでございまして、来年度から、28年度から準備しないと間に合わないと考えています。
 例えば交通の部分、宿泊の部分、会場準備等々をしていかなくてはならない中では、非常に多くの業務量になってきて、教育委員会に組織を置いても対応できません。教育委員会は市民スポーツ、平常の市民のためのスポーツ振興にかかる事務を担当するのであって、国体は一時的なものであるわけですから、別途、市長部局の方にに置いてもらいたいということをお願いしていたわけでございますけれども、いろんな状況の中で、28年度は、今の状況の中で、市民スポーツ室においてもらって、29年度には再度考えると、こういうことでございまして、私としては教育委員会で、産業部や観光等々との連携というのは難しいから、市長部局に当然設置するべきだし、他の市町の状況をみても独立させているところがあるわけなので、お願いをさせてもらってきましたけれどできませんので、29年度からは遅ればせながらでもしていただきたいと、こういうお願いはしているところです。

(委員長)わかりました。難しいですよね、教育委員会市民スポーツ室の担当でやり遂げるということは。

(委員)私もこれ見させていただいて、人員はこういうふうにきちんとつけていただかないといけないんだなと。今の教育長の話ではないけれども、他の部局との連携もあるので、これはちょっと大変だと思いますね。

(教育長)機会があったら、総合教育会議等もあるわけでございますので、またそういうスタンスで、要望等もしていただければありがたいなと思っています。それから教育センターも早い段階では、学校教育室の一係にというふうに言われていたところでございますが、実際このセンターの機能は、かなり学校現場と密着する中でやっていく必要があることや、子ども発達支援センター等々との連携の中では、学校教育室の中に入れることはできないし、センター長は県教委とのやり取りの中で校長職を置くということを、了解を取って、決定を待っているところですので、係長になってくると教頭級になってしまうところですから、それは非常に困るということを強力にお願いさせてもらって、現状のままに落ち着いたと、こういうことでございます。
 また後ほど人事の話がでてきますけれども、市長部局から見たときには、校長職といっても分からないということもございますので、来年度、目に見える形で、急遽校長職を配置するという、現職の校長から異動してくるという形にさせてもらったところです。

(委員長)はい、ありがとうございます。皆さまからご質問がありましたら。いかがでしょうか。

(教育長)もうひとつは、市史編さん室ですけれども、これも前々からかなり教育委員会と市長部局とのやり取りをしてきたところで、これまでの教育委員会でもいろいろ議論はしてもらったところでございます。単なる文化・歴史だけではないと、もっと幅広い市史ですから、これも多くの部局が当然関連するところですから、県もそうですけれども、市町におきましても、首長の元に置かれているところで、教育委員会に置くことはいかがなものかなということですけれども、いろんな状況の中で、今ちょっと名張市の市史編さんも、予算等との関係もあって多くの業務が滞っている状況の中では、恒久的なものではなく、一時的に置いてもらうというスタンスだということは言わせてもらってありますので、教育委員の皆さん方もそのような状況にあるということをお知りおきいただきたいと思います。

(委員長)市史編さん室という形のままで、郷土資料館に移るんですか。

(事務局)市史編さん室という室はなくなります。文化生涯学習室の中に、係長を置くということです。

(委員長)そうなんですね。私は市長部局の市史編さん室の形のまま、事務室だけを置いて、その方が作業をしやすいということなのかなと思いましたが、違うんですね。

(教育長)教育委員会の中にあるというということは、教育委員会が責任を持つということになってくるわけです。

(委員長)なってきますね。

(教育長)私は、本来の形ではないと。今までの教育委員の皆さん方もそういうスタンスでいてくれましたから、教育委員会はなにも拒むということとは違うけれども、それでいいのかなということで、これまでは議論をしていただいたところですから、このスタンスを、そんな一時的な形のことではいかがなものかなということです。
 昨今の状況の中でやむなく、この郷土資料館の中で活動してもらうという形かなということですが、早い段階で、やっぱりもっときちっとしたこの市史編さんというものの捉らまえ方、考え方を一定整理してもらって、本来ならば、首長部局の中に入ってもらうのが当然の形ではないかなと。もう少し重みを持たせていくべきではないかなということを、言わせてもらってきたところです。

(委員長)わかりました。ありがとうございます。はい、ご質問どうぞ。

(委員)市史編さんにつきまして、何か中間取りまとめのタイミング、期限というのは、今、設定はございますか。

(事務局)はい。いったん目標はあるんですけれども、ほとんどそれが計画的には遂行されておりません。実際のところ、教育長も言っていただいたように、きっちりと計画を持たせた中で教育委員会に委託すると、そういうことがないと。市のスタンスとしては、計画はあるもののなかなか計画通り予算がつけられないという状況で、最終的にはいろいろと調整はしてきたものの、今の状態の中でということですので、教育委員会で担当するので業務が進むというようなことは絶対無理ですよという話はしているところです。

(委員)大きい宿題になりますね。

(委員長)これ何年か前に一回出していただいたんですよね、名張市市史資料集。

(事務局)はい。ですので計画を持ってはやっているんですけれども、その計画がどんどん後ろへ後ろへずれていっているという状況です。

(委員)結局、予算のことだと思うけれども、もうひとつは、そういう推進していこうという職員の方がいてくれたら進むんですけれども、今それが、私としては見えないので、そこのところをやっぱりそういう熱意のある職員さんが、きちっとやってもらえたらありがたいのではないかなというふうに思います。

(事務局)今、職員としては、教育委員会と兼務をして、錦生の郷土資料館で業務を進めていただいている職員もおります。この職員は市史編さんにはもう長く携わっていますし、本人としても、かなりやる気でやってはいただいているんですけれども、自分の思うように予算をつけていただけないので前に進めていけないという状況があるということです。

(教育長)私が言わせてもらったように、市史という捉え方を、やっぱり首長あるいは市全体の中で、しっかりとしたスタンスを持っておかないといけないのではないかなと。名張市が市になる前の部分もあるわけでございまして、この長い歴史を単なる文化、歴史ではなくて、産業も含めて全てやっていかなきゃならんということですから、学校においては沿革史というのは、これはもう永年揃えておかなきゃならないものですけれども、それに匹敵する、市としては大事なものであるにもかかわらず、ややそういうところが、なおざりにされているのではないかなということがある中で、おっしゃってくれた通りでございまして、人と予算が当然必要となってくるわけです。何よりもそれに対する意識の問題が大きく影響してくるのかなあと思うところでございまして、なかなか目に見えにくいところ、またその成果がどうかということは、市民の皆さま方にはなかなか分からないところですけれども、振り返ってみますと非常に大事な分野ということを考えてもらって、それを教育委員会で担わせてもらうのは荷が重すぎるというふうに私は言わせてもらっているところがあって、もっとそのあたりをしっかり考えていただく必要があると。もう教育委員会へ置いたのでそれでよいという形ではありませんよという点はきちんと踏まえておいてもらわないといけないと、こういうことでございまして、これまでも何度となくこのことについては議論をしてきたことで、これまでも教育委員会へ移すということがあった時には、2回ぐらいは大きくあったと思うんですけれど、それでいいのかどうかということを返させてもらってきたという経緯があるわけでございますので、まあそういうこともお知りおきいただければと。

(委員長)歴史はほんとに繋いでいかないと、そこから繋がらなくなってしまうということが考えられますので、きちっと予算をつけて、人をつけて、目標を持ってやっていっていただきたいですね。あといかがでしょうか。よろしいでしょうか。

(委員)市の職員の定数は決まっているんですか。

(事務局)はい、条例で定められています。

(委員)それは、充分確保できているんですか。

(事務局)できていません。教育委員会は特に条例の定数までは満たしておりません。

(委員)他の部署もちょっと見させてもらったら、臨時職員なども非常に多いように思うけれど、今、臨職はどのくらいの割合で入っているんですか。

(事務局)臨時職員ですか。うちだけでも、各室にほぼひとりずついますので。

(教育長)この議会でも出ていますけれども、臨時職員の数も減らせと、こういうことになっているところでございますが、業務を本当にしっかりと遂行できるかということが、一番大事なところではないかなと思っています。

(事務局)定数条例につきましては、それを上限としてということですので、それを超える場合は当然のことながら条例を改正するということになりますが、それをまだ満たしていないということでございますので、定数条例の考え方としてはそういうことで。この定数を超えないと。

(委員)なぜそんなことを言うかというと、組織の見直しをしないといけないのかな。結局、正規職員の数がどんどん減ってくると、どうしても係なども減らさないと仕方がないようになってきます。そういうことで対応しているのかなというふうに思うんですけれども、そうなると、県や国の行政組織は窓口業務は無いけれども、市は窓口業務が主であるという中で、住民との対応というのは、やっぱりある程度熟練が必要だと思うんだけれども、その熟練した人がどんどんいなくなって、その補充を臨時職員でしていくと。臨時職員さんは2、3年でもう辞めというか、変わっていくと、それこそ住民サービスはどんどん落ちていくのではないかなと。ここのところで、係長制にして役割の明確化とか、それから業務を研修等によってと書かれてあるんですけれども、やっぱり慣れというか、そういうふうなことをしていかないといけない。そこへ充てる数がどんどん減っていったら、住民サービスはほんとに弱体化していくのではないかなと。
 なぜそんなことを思うかというと、昔は公民館があって、公民館に主事さんがいて、そこで地域との窓口をしながら、行政と市民との間の繋がりというのを勉強していただいた方が、今たぶん室長さんぐらいになってくれているのではないかなと、今の若い職員はそんなことが出来るのかなと、そんなことを思うんですよね。ですから、今も定数を十分満たしていないというようなことだとか、予算がないので仕方がないのかもしれませんが、こんなことを続けていくと、本当に市民から遊離した、かけ離れた行政、もう血も心も通わないような行政になってしまうのではないかなあと、それがものすごく心配ですので、やっぱりお金がないといっても、お金の置く場所というか、使っていくところを、やっぱり人を育成する、そういう意味でも人員をきちんとつけていってもらわないといけないのではないかなと思います。

(委員長)はい、ありがとうございます。そのあたりのことも、また総合教育会議で市長に直接申し上げて。でも本当に人員を減らされて、それで業務が軽くなっていくならいいですけれどね、そうではないですものね。

(委員)どんどん仕事が増えてくるんだからね。

(委員)重要なところがなんだか削られているようなイメージもありますね。企画というのは、方向を決める面では非常に重要な、各部においていろいろな政策室ですとか、そういったところが集約されているところを見ますと、やはり方向性を決めたりとかいうのは、重要なんじゃないかなと思いますね。
 あと総務部で契約検査室と管財室が一緒になって契約管財室になったんでしょうか。これは非常にマネジメント的には、内部のコントロールという面では、ちょっと不思議な感じがいたしますね。契約と管理が一緒になるというのは。契約検査と管財の業務というのは、分けて検査するような意味合いもある部署ではないかと、これがひとつになっていたりとか。また市民部のところでも、債権管理という非常にいろんな問題があろうかと拝察するわけですけれど、これの名前を、看板を掛けかえられてのことでしょうか、市民相談室になっているんでしょうか、市民の方向けのことで、非常に考えられた名称かとは思うのですけれど、市においては債権管理という非常に重要なことで、やはり先ほど委員さんがおっしゃられたような、専任で非常に慣れた方がいらっしゃるようなことが望ましい部局が、なにか集約されて名前が掛けかえられて、責任があいまいになるような、そういうような見直しのようにも、ちょっと懸念する部分もあります。これは別にここで申し上げることではないのかもしれないけれど、非常に不思議な感じもいたしました。

(委員長)ありがとうございます。当然、専門的な方のお力もいただいているんでしょうけれども、いろいろ見方が違うとということでしょうね。4月1日からこの形で動いていくということでございますね。

(事務局)これで間もなく職員内示もありますので、この形で。

(委員長)総合教育会議等でも、市長にも直接お伝えしていきましょう。ありがとうございます。
では続きまして、第30回青蓮寺湖駅伝競走大会の結果のご報告をお願いします。


(2)
第30回青蓮寺湖駅伝競走大会結果
  (事務局説明)

(委員長)はい、ありがとうございました。準備から当日の運営、片付けまでいろいろとお世話をかけてありがとうございました。本当にたくさんの方の応援で、あんなにお天気のいい青蓮寺湖駅伝も久々だなあという感じでございましたが、本当にこのチーム太一さん、断トツですものね。もうびっくりするくらい。今年、また記録を伸ばされましたものね。
 でもほんとに楽しい、ありがとうございました。中学生チームの皆さんには、また出ていただきたいですけれど、期末テストの日程がとおっしゃっていましたけれど。

(事務局)そうですね。時期についてはですね、恒例的に青蓮寺駅伝は2月の最終日曜日という形で開催しているんですけれども、その時期によっては、テスト期間と重なる部分があるので、来年はちょっと早目に周知させていただくとともに、ある程度中学生の予定を把握させていただいた中で、日程も決定をさせていただけたらなあというふうには思っているところでございます。

(委員長)はい、ありがとうございます。もうこれ、女子チームなんてほんとに中学校の女子は、一般の女子に入ってもらっても、さほどタイムも変わらないような感じがしましたね。

(事務局)はい、そんなに。今回は、招待という形で実施させていただきましたので、区間数だとか、あるいは距離だとかは変わりがありませんので、運営上の問題もございますので、その辺りはまた、次回に向けての一つ協議の事項かなとは思っております。

(委員長)はい、ありがとうございます。あといかがでしょうか。

(委員)この大会、大変盛大に、しかも素晴らしい運営をなさっておられるというふうに拝察いたしまして、非常に感動しておるんですけれども、この駅伝大会で、今回本当に素晴らしいことで41%の増加ですか、そういったことで、確か大会を運営なさるにあたって、アウトソーシングをされておられるということなのかなと拝察しているのですけれども、そこへのインセンティブの支払いというふうなことにつきましては、大体どのような状態にありますんでしょう。大変盛大に行われて、プロジェクト全体としては、参加費を集められて、そして業者への運営委託費を払って、それからまあインセンティブを支払って、それが割にあっているかというようなことなんですけれども。その点いかがでしょう。

(委員長)はい、お願いします。

(事務局)この大会と、もうひとつは11月に行われております、ひなち湖紅葉マラソン、これは個人参加の大会ですけれども、この2つの大会の運営を名張市体育協会さんに委託させていただいております。この2大会を通じて、320万円ぐらいの金額で運営を全て委託をさせていただいております。当然今おっしゃっていただいたように、この委託金と参加料、それから体育協会に委託させていただいている中で協賛金をですね、お集め頂きまして、運営をしていただいているということでございます。
 ただし、率直なところを申しますと、赤字になっている状況も現実的にはあります。といいますのは、市の委託料はここ数年来変わってはおりませんが、2年ほど前にバスのチャーター代が、いろんな事故等による見直しの影響もあって、かなり高額になったというような部分もございますし、それから人件費等の部分もございまして、その部分はある程度体育協会さんでご負担いただいているというのが現状です。ですから、体育協会さんの内部でも、赤字にしてまでなぜ苦しい目をして受けないといけないのかというふうなご意見もございますが、なんとかその辺をインセンティブのような分野でカバーしながら、運営をお願いさせていただいているというところです。スタッフなどは、ほとんどが体育協会の職員さんだとかですね、加盟団体の方に助けていただいて、1日1,000円、2,000円の日当で運営していただいているというような状況でございます。ですから、そういったボランティア的な部分の中で助けていただきながら、今、運営をしているというような現状でございます。

(委員)先ほど協賛金とおっしゃられましたが、なかなか今のご時世もありまして、集まる金額がどのような状態かなということも少し懸念されるのですけれども、やはりこれだけの素晴らしい大会ですし、たくさんの参加者もいらっしゃって、市を挙げてこれだけ盛大にまとめて、素晴らしい大会をされているのであれば、何か参加される方にアピールしつつ、広告といいましょうか、何かの形で協賛金を募るようなやり方があればなあというふうにも思うのですけれども、そのあたり、いかがなんでしょうか。

(事務局)協賛金につきましては、ひとつは冊子を作らせていただいて、広告を載せさせていただいています。当然、大会の中でもご紹介をさせていただいたり、PRをさせていただいたりというふうな形でですね、ひとつは金銭でいただく部分と、それから物品でいただいている、今はなかなか会社でもお金を出すというのが難しいので、物品をご寄附いただけないかというふうな形でお願いをさせていただいて、それを大会運営の中の、例えばゼッケンだとかについては物品で出していただいているというふうな形で、いろんな角度からですね、お手伝いというか、ご協力をいただくような形で出来る限り広く募っているというようなところでございます。
 ただし、今申しましたように、金銭的な部分が一番ありがたいんですけれども、なかなか会社の方も厳しいと思いますので、そういった部分では、財源的にはそんなに余裕が出ていないということはございます。

(委員)体育協会さんというのは、これは市の組織ではなくて。

(事務局)市の組織ではなく、民間の団体です。

(委員)そこが赤字でいろいろご負担いただいてるような状態というのは、市との関係では、何かメリットはあるのでしょうか。先方さんにおいては。要は非常に厳しい状態でやっていると、やっぱり続かないですよね。そういったことっていうのは。

(事務局)ひとつは金銭的な部分と、もうひとつは体育協会さん自身がですね、今でこれ3、4年目ぐらいですか、過去から運営いただいていた中で、責任感をやっぱり持っていただいているところもございます。今までは、市が、行政が催しをしていたんですけれども、なかなか人的なものであったり、費用的なものであったりといったところで、なかなか追いつかないということでですね、どこかに委託をしていかないといけなということは重々承知いただいており、体育協会さんもですね、うちがもし受けなかったら、この大会自身もなかなか実施しづらいだろうというようなお考えもお持ちいただいているところがございます。ですから、その使命感の中でですね、できる限り赤字が出るのを減らしてもらいながらですね、ここ数年間、赤字は出ているんですけれども、なんとか受けていただいているというところは、現実としてはございます。ですからこれを将来に亘ってですね、先ほど言ったように拡大をしていくというようなことも含めますと、ひとつは財源的な担保をどうしていくかというような課題もございます。もうひとつは、参加いただく方の受益者負担ということもですね、これまたひとつは求めていかなくてはいけない部分でもあろうかなと、そういった部分での改革と言いますか、改善は必要でなかろうかなというように考えております。ただ、市の予算増額というのも厳しい状況にございますので、そういった中で、実行委員会さん、あるいは体育協会さんとですね、詳細にわたって詰めていく必要があろうかなというふうに思っているんです。

(事務局)2つの大会の各々の収支報告では、実際に赤字も出ててきているんですけれど、体育協会さんにはこの事業だけではなくてですね、武道交流館いきいきの施設を指定管理で維持管理していただいておりまして、それに対して年間1千100万円の指定管理料を支払っておりまして、協会としての経費の中で、経費区分を協会で整理していただく中で、これらの大会の運営については赤字ということになっていますけれども、トータルで、残高赤字で借金を増やしているとか、そんなことではありませんので、赤字事業を分かっていながら持っていただいているというようなことでも実態上はないと思わせてもらっています。

(委員)全体としてはよく分かりました。反対に今度は、その委託事業の金額が適正かという話になってまいりますので、プロジェクトごとにきちんと収支が分かるような、2つの大会が終わった後での取りまとめというようなものも、やはりこれは教育委員会の行事としての収支報告もあっていいのかなというふうに思いました。そうでないと続かないですし、体育協会さんがやってくれているからという、これは義理人情でできるプロジェクトではないと思いますので、継続性ということを考えますと、やはり透明性を持たせた方がよろしいかと思います。以上です。

(委員長)はい、ありがとうございます。長く続けていこうと思えば、そこあたりもきちっと精査しておかなればいけないことですから。今後そのあたりも参考によろしくお願いいたします。よろしいでしょうか。はい、ではこの件につきましては、以上で終わらせていただきます。
 はい、では続きまして、先に(3)のその他の、所属の方からのご報告をお願いいたします。


(3)その他
各所属からの諸事項
・平成27年度 名張市児童生徒の体力・運動能力調査結果概要
(事務局説明)

(委員長)はい、ありがとうございました。ただ今ご報告をいただきました、児童生徒の体力・運動能力調査結果について、ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。

(教育長)ちょっと補足をよろしいか。今年は、体力については、それぞれ皆、前年度と比べて向上しているという結果になっているかと思うところでございますけれども、トータルで見ますと、年度によってかなりばらつきがあるということもありますし、加えて学校間の格差というか、これも非常にあるところでして、トータルではこうですけれども、保護者や地域の皆さん方にはきちっと正しいデータを、常に提供するようにということを言わせてもらっているところでございます。先般から、適正規模・適正配置の推進につきまして、後期計画案の説明等をさせてもらっているところでございますが、学校からはいいことしか聞いていないということもあったりしまして、考え方によってそれぞれあるわけですけれども、客観的にみて正しい、年度によっていろいろと差があるということについては出しながらも、きちっとしたことを情報提供しないといけないということを言わせてもらっているところでございまして、全体で見ますと凸凹あっても、毎年若干は右肩上がりであることは間違いないということでございます。これは学力も体力もそうでありますけれども、ただ、学力に比べて体力というのはなかなか時間がかかりますので、やったからといってすぐに結果が上がるということは、難しいところもあるところです。しかし、このように凸凹あったとしても、トータルで見たときに成果が出ているということにつきましては、先ほど説明があったように、分析に基づく各学校の取組に誤りがなかったということに自信を持つとともに、課題もたくさんあると思いますから、課題解決のために努力をしなきゃならない。市全体でやらなくてはならないことと、各学校でやらなきゃならないことがそれぞれあると思うので、その辺について、きちっとすることが説明責任を果たすことになってくるということについて、話をさせてもらっているところです。

(委員長)はい、ありがとうございます。他にございますか。

(委員)大変素晴らしい成果を見せていただいているのですが、新体力テストというのは、それまでのテストと項目とか何かが違うのでしょうか。教えていただけませんか。

(事務局)実施種目そのものは一緒です。ただ、結果分析について、業者さんにお願いさせていただいて、分析をいただいているというようなことで、名張市としては独自に実施させていただいてきた経過がございます。

(委員)業者委託ということで、「新」という言葉がついたのですか。新体力テスト、「新」とつく前には、「旧」の体力テストがあったんでしょうか。

(教育長)先ほども設問がありましたけれども、国、県は抽出でテストを実施していまして、名張市は悉皆でやっていると。やっと悉皆になったところなんですけれども、その中では全国的なものは全国学力調査で文科省が統一でされていますけれど、この新体力テストは、あまり国の方はですね、積極的にというか、やっていますけれども、大々的な公表ということについては、それほどされていないのではないかなと。それよりもむしろ、学力は、小学校においては6年生、中学校では3年生、体力については、小学校は5年生、中学校は2年生という形で、これはずっと継続して、文科省としては公表しているところでございます。
 それに準ずるような形で、新体力テストというのは、小学校1年生から中学校3年生までずっとあるわけで、もっというと大人もある、実はあるんですけれども、そういう形の調査をしていって、それらはほとんど抽出で、しかも全国の分はかなり抽出も量が多いわけですけれども、新体力は少ないデータと。ちょっとその辺の分が、種目そのものは大きく変わらないのですけれども、例えば、反復横跳びというのは、小学校1年生と中学校1年生では幅が違うわけです。同じではこれはやっぱりできませんから、そういう部分の中で区別をしているというところもあるわけでございますが、ただ、やり方、種目そのものは大きく変わることはなく、学年が上がるにしたがって、スコアの出し方というかやり方は、その年代に応じて若干の違いがある種目もあると、こういうことでございます。

(委員)悉皆テストでなさっておられて、しかもまとめもこれだけ丁寧にやっておられるというのは、非常に素晴らしいことかと存じまして、ぜひ継続してやっていただけることを切に望みます。大変素晴らしいまとめかと存じます。

(委員長)はい、ありがとうございます。

(委員)現場の先生方が結構ご負担もありましょうから、やっぱり授業時間の、または特別な時間を使って、丁寧に数字を取っておられるということで、学校現場の先生方のご協力ということについて、非常に敬意を表したいと思います。

(委員長)はい、どうぞ。

(委員)結果として公表されるということなんですけれど、やっぱり数字だけを見ると世間一般では、学力は勉強、頭脳、学習内容、それから体力は運動能力ということだけでしか捉えられない、それに対しての批判という形で声が上がるかと思うんですけれど、このコメントに出ているように、こうやって体力の、スポーツの結果として出てくる数字には、その裏には生活習慣がある、そこを正しく伝えるというのが大事かなと思いました。これはもう本当にプラスアルファのところであるんですけれど、この数字だけではないということの周知に心がけたいと思いました。

(事務局)ありがとうございます。生活習慣とのクロス集計によりまして、先ほどから分析の部分、意欲の部分、いろんなところを関連付けて、子どもたちの意欲向上に繋げていけたらなあというふうに考えております。

(委員長)はい、よろしくお願いをいたします。あと、ちょっと他の新聞などに載っているのを見たんですけれど、子どもたちは結構、走ったり跳んだりというのは伸びもありますけれども、握力とか、前屈とかと、体の基本というんですかね、なんだかそういう部分があまり伸びが見られないというふうなことも読んだんですけれども、そのあたり名張ではどうでしょうかね。

(事務局)はい、今、委員さんがおっしゃっていただいたような課題はあるわけです。ただ、名張の子どもたちの課題というのは、投げるという部分が少し弱いのかなあというような部分は全体的に感じられるところで、これについても、学校によってはペットボトルの中に穴を開けて、両端を切り落として、バックネットにひもを張って運動をさせるような習慣というようなことで、実施していただいているところもあるんですけれども、そんなことの積み重ねが徐々に徐々に成果を、それこそ一朝一夕にはいかずに、実を結んできたのかなあと。それで、弱い部分については、委員さんがおっしゃっていただくように、体育の運動の最初の部分に位置付けていただいて、取組を進めていただいているというようなことも聞かせていただいているところです。

(委員長)そうなんですね。はい、分かりました。

(教育長)これで全て完結とは違うんですけれども、やっぱり今室長が言ったとおり、投げる力、それからどちらかというと持久走的な部分が、名張としてはずっと低いところではないかなと思うところです。
 それはなぜかというと、やっぱり運動する機会、あるいは体を動かすことが非常に減ってきていると、昔に比べたら。これは生活習慣をみると、やはりゲームをするとかいうことが多くなって、運動する子としない子が2極化、これは学年が上がるに従って、特に女子の方では顕著になっています。その原因のひとつとしては、やはり小学校の先生の高齢化もあろうかなあというふうに思いまして、もちろん体育の授業もそうですが、なかなか子供と一緒に休み時間、業間とかに運動場に出て遊び回るとかいうことが減ってきているという状況でございまして、今後、10年間で半分の先生が入れ替わるわけですけれども、ここ当面は、高齢の先生が増える中では、厳しいかなと。専科の先生を入れてもらうのが一番いいわけですけれども、入ってきませんので、今後を考えたときにはやっぱり小中一貫教育という中では、中学校の先生にも一部は入ってもらって、なかなか中学校の先生でも、広く浅くですから、運動のいろんな種目で数値を伸ばすといっても難しいところもありますが、より専門的なものを小学校の方にも注入してもらうということが、大事なことではないかなと思います。
 もう一つ関連してですね、小中一貫の中で、より専門的な指導力を小学校の方にも入れてもらって、そして早い段階からやっていかないと、小学校1年生、2年生じゃなくても、やっぱり高学年になってくると体も大きくなってきています。その時に何もそういうことをやっていないと、一生の健康の維持、増進ということにも関わってくるのかなあと思いますので、これらにつきましても、そういう分析からも、名張としての今後の取組の方策というか、方向ということも示していかなきゃならないのではないかなと、こう思っているところです。

(委員長)はい、ありがとうございます。皆さんの方からよろしいでしょうか。もうこれはすでに公表されているということなんですね。

(事務局)新聞、それからホームページにも公表させていただいております。

(委員長)先ほど教育長のお話にもありましたけれども、各学校でも保護者の方にも何らかの形で報告していただくということは、していただいているということで。

(事務局)はい、通信等を通じてお知らせいただくような形になってございます。

(委員長)はい、わかりました。スポーツで上げるということも必要ですが、先ほどお話があったように、生活習慣、そして普段からの継続ということも大事かと思いますので、そのあたりも関連付けて進めていただきたいと思います。ありがとうございました。あとはいかがでしょうか。


・平成27年度のイベント実績報告
(事務局説明)

(委員長)ありがとうございます。ホッケー体験会については190人の参加ということですが、名張でチームはできそうでしょうか。

(事務局)はい、来年度チームをつくる、子どもさんの組織をひとつ、スポーツ少年団とまではいきませんけれども、ジュニアクラブなりをつくっていこうというような形で、最終的に3月5日にアンケートを取らせてもらったんですけれども、参加いただいている方は、皆、もっとやりたいと。保護者の方も、ほぼ好意的な結果でございました。今、月に2回ほど開催していたんですけれども、ほとんどの方がこのぐらいの頻度でして欲しい、もっと増やして欲しいというふうなご意見もございまして、来年もひとつは今やっていただいている形を継続して実施できればと。
 それからもうひとつは、これから新しく挑戦される方をですね、受け皿として集めるような体験教室をやるとかいうような形で進めていきたいなというふうに、計画をしているところでございます。

(委員長)ジュニアチームは小学生が対象ですか。

(事務局)今は小学生が対象です。ただ来年は、体験教室は中学生ぐらいをですね、ひとつは強化という部分も目指していくところもございますので、国体に間に合わせるというようなことをひとつのターゲットとした場合、やはり、今1、2年生は当然末永くしていただくことがいいんですけれども、中学生ぐらいを対象に、ひとつですね、催していこうというふうに計画をしているところではございます。

(委員長)当然ホッケーは男子チーム、女子チームが別であるんですね。組織としてはね。

(事務局)別に種目がございます。成年と少年とですから、4ブロックと言いますか、4部門ございます。

(委員長)ジュニアチームも別れているんですか。

(事務局)別れています。

(教育長)国体でも、別れて少年部と成年部と。

(事務局)ただ、今は一緒に、男子も女子も練習していただいています。

(委員長)なるほど、わかりました。ラグビーの方も48人参加いただいたということで、本当にうれしいことですね。

(事務局)ラグビーのホンダヒートさんは、県の事業で今回催しをさせてもらったんですけれども、ヒートさんとの直接の交渉の中で、ご協力していただけるというふうな形で、シーズン中はなかなか難しいんですけれども、空いている時でしたらできますよというお返事もいただいていますので、またこれも一回ぽっきりですとどうしても曜日や時間によってご都合が悪いというふうなこともございますので、回数を増やしていくことによって、参加いただける方もですね、多くなるのではないかと思っております。

(委員長)おきつもウォーキングは、今年度は一回だけですか。

(事務局)一回だけでした。今までも、過去、雨だとか雪だとかでかなり流れていて、ようやく今年久々に実施できたということでごさいます。

(委員長)そうなんですか。ありがとうございます。

(事務局)こちらはシニア層の方々を対象にですね、催しをさせていただいて、史跡を巡っていただくと。歩くことだけではなくて、史跡を巡っていただいて景観を楽しんでいただくというのと、もうひとつ、ノルデックのポールを使っていただいて、少しでも膝だとか腰に負担のないような形でですね、そういったものを取り入れながら、これ持っていると楽やなあっていうふうに、普段歩いている方でもそうやっておっしゃっていただいている方もいらっしゃいますんで、そういった中で、広く普段できる様なスポーツをですね、ご紹介なりあるいは歩き方をご案内するというようなことで、広くこれからも普段でもしていただければなあと思っているんですけれども。

(委員長)来年度もご計画はいただくということですよね。

(事務局)はい、ウォーキングは毎年。

(委員長)なばり学も始まることですし、できれば文化生涯学習室と連携しながら、史跡を巡るようなこともね。

(事務局)そうですね、史跡などの紹介をさせてもらう中で、お友達を連れてまた訪れていただく方もいらっしゃいます。歩きだけじゃなくて、その場所にもう1回、お友達連れて行こうかとか。

(委員長)そうですね。

(事務局)今回、文化生涯学習室の職員にもご協力いただいて、その場でガイドしていただいていますので、また引き続き実施したいと思います。

(委員長)はい、よろしくお願いします。あといかがでしょうか。

(事務局)先ほどのスポーツの教室の件ですけれども、体力テストも合わせてですが、子どもの数が減ってきて、しかも運動する子としない子の2極化になっているわけですが、学校の先生方は、いろんなことをやって、部活動でも足りない部分もあるのにホッケーってどうか、と言われるところがあるわけですが、やっていない子も結構いるわけですから、ある程度専門化というか、レベルアップしてくると、なかなか初心者が入れないということにもなります。新たなことをしていくと、今まで運動していなかった子どももそこに入ってもらえるという意味で、ラグビーにしろホッケーにしろ、やっぱり新たな種目も、それが全てとは言いませんけれども、選択肢の一つとしてやってもらうことが体力向上にも繋がってくるというようなことで、教育委員会としても進めていきたいと、こういうことでございます。

(委員長)はい、ありがとうございます。スポーツ熱心な子どもさんは小さい頃からやっていて、部活動がその延長になっていってるって。新たには入れないというような意見もありますものね。

(事務局)そういうギャップがやっぱりありますので、今こういう新しいことをしたら、皆さん本当に1からスタートですので、実力差なしでやっていただけるので、すぐに入り込んでいただけるということはできますので。

(委員長)その中でやっぱり自分に合ったスポーツをね、選んでもらって楽しんでもらったらいいですよね。

(事務局)一つの選択肢としていただいたら結構かなと思います。

(委員長)ではまた来年度もよろしくお願いをいたします。先ほどの体力テストですけれどね、やっぱり年齢的に低い方がばらつきが多いんですか。

(教育長)そうですね。

(委員長)そうですね、やっぱり体力的には全然違いますよね。小学校3年生は、すごくばらつきがあるんですよね。

(教育長)そうです。個人差がものすご大きいですね。体格でもそうですけれども。

(委員長)3年生ぐらいでも、4月生まれと12月生まれとかで差がありますか。1年生はすごく差があるじゃないですか。

(教育長)3年生は大分縮まってきますけれども、1年生はけっこうありますね。

(委員長)3年生ぐらいまで。そうなんですね。

(教育長)やっぱり1年間というのは、年齢が小さいときはものすごく大きい。

(委員長)大きいですよね。

(教育長)統計を見ても、身体的なものは昭和20年代の学校制度が始まった時と、今とを比べると、身長とか体格とかはもう2歳以上上がっているということですし、運動、この体力テスト等を見ていても、トータルでですけれども、やっぱりかなり上がっているという、成長が早くなっているという。そんな意味で、例えばなぜ4・5制をするのかというようなことについても、やっぱり子どもの発達段階を見たときにも理由があってですね、まあ6年生の子は本当にもう体の大きな子、大人と変わらないぐらいの子もいますのでね。
 そんな意味の中では、説明会などではなぜ6・3制がいけないのかと言われますけれども、いいことも悪いことも当然あるわけですが、子どもたちのいろんな成長の状況をみたときに、6年生で体が大きく素晴らしいリーダーシップを発揮していても、中学校1年になったら埋没してしまって、みんな同じような体格になってくるわけですけれども、そういう意味でも9年というトータルで見ていくという、こういう形のシステムに変えていくことが現実的にできることと違うのかなというふうに思っているところです。

(委員長)よろしくお願いします。では続きまして、報告第3号の方に入りたいと思います。臨時代理した事件、県費負担教職員たる校長、教頭の任免(内申)の承認についてを議題といたします。


議事(1報告)

3.報 告
第3号 臨時代理した事件(県費負担教職員たる校長、教頭の任免)の承認について 【非公開】
   (事務局説明)




議事(1議案)

4.議 案
第11号 名張市教育委員会委員長の選挙について 【非公開】

     福田みゆき委員を委員長に再任





(委員長) 以上で平成27年度第14回臨時教育委員会を終わらせていただきます。





 

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電話番号:0595-63-7849(総務担当)・0595-63-7873(施設・学事担当)
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