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名張市

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平成27年度名張市教育委員会第12回臨時会会議録(平成28年2月8日開催)

更新日:2016年10月7日

開催場所など

1.開催場所 名張市役所2階 庁議室
2.開催日時 平成28年2月8日(月曜日) 午後1時30分から午後3時
3.出席委員 福田委員長、松尾委員、瀧永委員、川原委員、上島教育長
4.欠席委員 なし
5.事務局 高嶋教育次長兼学務管理室長、森田教育改革担当理事、高津文化振興・公民館活用推進担当監、内匠教育総務室長、猪田学務管理室学校施設整備担当室長、雪岡学校教育室長、中森教育センター長、西山文化生涯学習室長、宮前図書館長、合田市民スポーツ室長、福本教育総務室副室長(書記)
6.議事 下記のとおり


(委員長)まず、議事に入ります前に、本日の会議に傍聴がございます。名張市教育委員会会議規則の規定に基づきまして、会議の傍聴を許可いたしたいと思います。なお、本日の会議の事項中、その他の項にございます「義務就学者の就学校の変更について」並びに、「児童生徒の問題行動について」につきましては、会議規則第8条の規定によりまして、非公開といたしたいと思いますが、委員の皆さまご異議ございませんでしょうか。

(異議なし)

ご異議がないようですので、この案件につきましては非公開とさせていただきまして、本日の議題の最後に審議をするということにいたしたいと思います。それでは報告第1号「臨時代理した事件(平成27年度3月補正予算要求)の承認について」を議題といたします。書記さんお願いいたします。



議事(1報告)

1.報告
第1号 臨時代理した事件(平成27年度3月補正予算要求)の承認について
(事務局説明)

(委員長)はい。ありがとうございました。ただいまご説明をいただきました中で、ご質問、ご意見がございましたらお願いをしたいと思います。いかがでしょうか。私の方から1点お願いいたします。小学校の耐震改修事業についてですが、歳出の方がマイナスになっていて、その分国庫補助金も当然ながらそれに合わせて減るということですか。

(事務局)そういうことです。最終的にですね、また実績報告ということで出させていただきまして、そこで最終、今は交付決定額ということで出されているんですけれども、最終確定額ということで、また若干の数字の違いが出てくるものと思います。目減りする分が出てくるかと思います。ほぼこれで収まります。大きくは変わらないということです。

(委員)それでも大きいですね。例えば北中なんかは3億3千万ほどから3千万、約1割も減額となるのですね。

(事務局)小学校でだいたい7千万ぐらい、中学校で4千万ぐらいですね、当初の予算よりは少なくて収まっていると。

(委員)それはそれで返すのでしょうか。

(事務局)返させてもらいます。当然いただく補助金も少なくなって、借入していくお金も減ってくるということで。

(委員長)その理由は何ですか。

(事務局)まず設計を組むための予算を確保します。そこでその予算の範囲内で設計を組んでいただきます。そこでまず、少ない金額になる。それでなおかつ、設計額に対して入札をした場合、これぐらいになる。ただ多い金額であるんですけれども、比較的、これぐらいの金額で収まったのは範囲内かなと。

(委員長)想定内の金額なんですか。

(事務局)下限がなかった時は、かなり請負金額っていうのが下がった時代があったんです。今、ある程度最低価格というのが設定されますので、その中での入札という形になります。だいたいこれくらいの金額が上がってくると、これも一般的でございます。

(委員長)わかりました。ありがとうございます。あといかがでしょうか。よろしいですか。専門的なところでいかがですか。

(委員)最後のところの、駅伝のインセンティブによる差額というところをご説明いただいたんですけれど、もう少し説明していただいて、ちょっと理解しかねたので。

(事務局)ひなち湖マラソン大会と青蓮寺湖駅伝競走大会、こちらにつきましては、それぞれの歳入におきましては、項目を分けさせてもらっているんですけれども、歳出では一つにまとめさせていただいて、スポーツ活動振興費というような形で一括りにさせていただいております。
 これにつきましては、名張市体育協会の方に委託をさせていただいて、運営をお願いしているところでございます。それに関しましては、より多くの参加者を募るためにですね、ある一定額を、参加者数が超えた場合はですね、ご努力の成果としまして、インセンティブというふうな形で、当然ながら参加料の範囲内でお支払いをするというふうな契約を結んでおります。ひなち湖はもうすでに終了したんですけれども、青蓮寺が実はこの28日ということでまだなんです。ひとまず概算的な数字をもってですね、一応予算は上げさせていただいているわけでございまして、歳入に関しましては幾分か、歳出については予算が不足すると困りますもので、若干多めと言ったらなんですけれども、そういった数字で今これは上げさせていただいております。当然ながら、入った分しかお支払いはしませんので、その中で清算というふうなところで支払いを行うわけでございまして、目的と言いますのは先ほど申しましたように、体育協会さん自身も、より多くの参加者を募っていただくためにご努力をいただこうということで、そういった契約を結んでいるわけでございます。ですから、一定の参加料の決算見込みができてくるのが3月補正と、ちょっと数字的なものが固まってきませんので、今の時期に毎年補正させていただいているというふうなことでございます。

(委員)ありがとうございます。よく分かりました。

(委員長)他いかがでしょうか。

(委員)補正要求額で示されている金額は、精査によって減額になったというご説明だと理解しているんですけれど、この精査のタイミング、それから減額の取りまとめというのは、毎年この時期でございましょうか。

(事務局)はい、基本的には3月ということです。なかには12月でいったん精査をするという事業もありますが、基本的に事業がある程度終了を迎える3月の時点でというようなことです。この時期にご説明をさせていただいておりますが、実際に要求は1月の中旬ぐらいが締め切りということでございますので、3月補正とはいうものの、基本的にはその時点である一定の決算見込みを持って精査をさせていただいているという状況です。

(委員)はい。よく分かりました。次の点ですが、歳入の方での県補助金の2つ目の項目、地域学力向上支援事業補助金の予算額に対する補正の要求額の減額が比較的予算枠に対して大きいかと存じますけれど、これにつきましては何か、どのようなことが理由でございましょうか。

(事務局)地域学力支援事業の補助金の件ですが、本来でしたら事業費という形で、人件費とか消耗品とか印刷費含めた金額が補正予算という形の相応の金額、補助金の金額になっているんですが、今回人件費の分につきましては、県の予算が付かなかったという形で、その分につきまして今回減額させていただきましたので、比較的大きな割合になっているという形となっております。

(委員長)人件費の予算がつかなかった。

(委員)何か特別な事情がございましたんでしょうか。

(事務局)基本的には、本来12月補正でということもあったんですけれども、今回になったということで、事務的にちょっと精査が遅れたということもあります。ただこれについては、人件費の分で、今いわゆる教育センターで勤務いただいている学校支援地域本部事業の事務局の3名の方の人件費を充てているんですけれども、基本的には見ていただきましたように、県の補助金がカットされたので、ゼロにしましたと言うのではなくて、いわゆる、市単にまき変えたということでございます。だから基本的に補助金の確定が5月、6月という状況になりますので、もう先行して、いったん市の方で任用させていただいて、最終的に確定した時点では、その分を市の方からお支払いしている分を補助金でもって充てるという形にしておりますので、今回、人件費の分については対象外という県の方の指導がございまして、全て市の予算で、ここの予算書には表れてきていませんけれども、市の予算で賄っているということでございます。

(教育長)もともと、国、県を通して国から降りて来る予算ですけれども、名前は学力向上支援とあるんですけれども、必ずしもそうではなくて、生涯学習でうちが使っている学校支援地域本部事業というふうな形、プラス本年度は学校支援ボランティアに充てているところですけれども、これが昨年度の当初予算を練る段階ではほぼよかろうということだったんですけれども、ふたを開けてみたら、人件費が減らされてあったと。すでに任用しているところですので解雇することもできませんので、急きょ、市の予算にまき変えてもらって人を雇ってきたということでして、この時期に減額の補正をさせてもらったと、こういうことでございます。

(委員長)来年度はどうなりますか。

(事務局)来年度は基本的に市費で、引き続き任用していくという方向で、一応そういうことで内示をいただいています。

(委員)補正予算前予算枠と、この補正要求額の控除がありまして補正後枠という表の見方は理解可能なのですけれども、実際の補正前の予算枠に対して補正後枠は何%になったのかというか、補正要求額は何%控除になったのかというような何か指標があると、より分かりやすい総括表にもなるようにも思えましたんですが。
 要は金額でみますとどうしても大きな金額のところに目が行きますけれども、それぞれの事業の性質によりましては、今、ご説明いただいたようなこともあろうかと存じますので、そういったことも含めて何か総括の中でご説明いただくか、又は指標をつけていただくことで、より理解できるのかなとちょっと思った次第です。

(委員長)はい、ありがとうございます。

(事務局)今度、見せ方ということで、説明の仕方ということもありますので、次回以降については一度検討させていただきます。ありがとうございます。

(委員長)あと、よろしゅうございますでしょうか。では、こちらの3月補正予算の方、承認といたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。では続きまして次の議案に移りたいと思います。



議事(1議案)

1.議案
第4号 平成27年度名張市教育委員会(事務局)の点検・評価について
(事務局説明)

(委員長)はい、ありがとうございます。今日はこれを見ていただいて、ご意見・ご質問等あれば出させていただくということでよろしいですね。

(事務局)基本的には特に学校教育の部分でございますが、5ページの教育委員会の評価のところまでは、施策評価管理シートということで、すでに公表されている部分でございまして、そののち、施策評価管理シートに対する今後の取組という形の中で載っているんですけれど、その部分を改めて意見修正させていただき、また来年度に向けてどのような形でやっていくかということを、それぞれの担当が改めて見直したということになります。

(委員長)ありがとうございます。この一番最後の「文化交流」というのは、教育委員会の事務から除かれるということですか。「文化資源」までおっしゃっていただきましたけれど。7つでいいんですね。最後まででよろしいんですね。

(事務局)7つです。7つの施策ということです。これは早速直させていただきます。

(委員長)基本的に、学校教育の一番最後の看護専門学校というのも一応ここに入るんですか。

(事務局)これはですね、市の施策の中で、基本的に学校という形で特にどこにも該当するところがなかったという状況です。学校という中で。

(委員長)学校という括りで入っているということなんですね。

(委員)同じように、この表の中には幼稚園や保育園ということも出てくる、そういう全般の、教育委員会から離れたところも含まれるということですか。

(事務局)そうですね、基本的には施策のここら辺のところの見直しというのが、今後、次期の総合計画の中でも、なかなかこの部分が幼稚園は本来、名張市の場合は、子ども部。ただ、国の管轄ではまだ幼稚園っていうのが、当然文部科学省の所管ですのでね。全くここを切り離すことはできないということで書いています。

(委員長)成果のパーセンテージは、減るとゼロになるんでしたか。前年比、その前より減っていくと、ゼロになってしまうんですよね。

(事務局)そういうことです。ですので、基本的に進捗率はもう今でしたらほぼ100に近い形でないと予定通りなかなか進んでいないという状況になります。

(委員長)何かお気づきの点、ございますか。

(委員)3ページの表の見方にもなるんですけれども、例えば奨学金について、この事業は継続していく、それで改善とありますけれど、改善というのはどういうふうに理解したらよろしいですか。

(事務局)奨学金について、継続で改善していくということは、事務の体制の改善ということです。それはなぜかと言いますと、基本的に、以前、名張市の奨学金については、いわゆるもう貸付ではなくて、給付すると。それに貸付制度を追加で制度化した、3年か4年前ですけれども、もう間もなく今度は貸付金を返済していただくということで、その事務が今は全て手集計をしているという状況で、こういうふうな点をやはりきちんとシステム化していかないといけないということで、監査委員さんの方からもご指摘いただいています。そういうようなことを含めて、事務の簡素化、システム化というようなことも含めて、改善というような表現を使わせていただいているところです。

(委員長)よろしいですか。あといかがでしょうか。 

(委員)すいません、よろしいですか。なかなかこの指標及び達成状況の計算方法が、よく分からないのですけれども、9ページのところの図書館の関係ですけれども、年度内に図書の貸出を利用した市民の割合がゼロになっていますよね。達成していないということですか。

(委員長)割合が減っているので。

(委員)いいということ。

(委員長)はい。この施策指標はなかなかこれは非常に難しい。一番冒頭に計算式はいれてくれてありますが。

(事務局)基本的には施策指標、今たまたま出ていました9ページをご覧いただきましたら、年度内に図書の貸出を利用した市民の割合、この目標値を設定したのが平成20年で、その時の成果としては15.6%ありましたと。それは平成27年度には17.0%まで伸ばしていきますという目標値設定でございます。そういうことになりますと、6年で1.4ポイント伸ばしますということで、それを6年で割ると約0.2ポイントぐらいづつ伸ばしていくという考え方になるんです。それを進捗率としているので、基本的には、ここの場合でしたら、現状値よりも逆に割合が減っておりますので、全く進捗していないというような状況でゼロというような形です。

(委員)それで考えていって、これは計画通りの事業推進のところの評価ですけれども、「身近な情報拠点としての役割を果たすことはできました」という評価が出ているんですけれども、これはどういうことなんでしょうか。もうひとつこれ、増えて良くなっているのだったらそうですが、目標を達成しているのであればいいけれど、達成していないのにどういうことかな。それに対して施策の点検で見てみたら、図書館のことは書かれていないんですよね、どうしていこうかということは。あとの予算のところでも、図書館にはそんなに予算がついていないように思うので。その辺との関連性はどうなっているのかなあと、ちょっと気になります。

(委員長)はい、お願いします。

(事務局)これは教育委員会のみならず、全体的な評価の一番のネックになっている部分でございまして、個々の進捗をみていくと、確かに伸びていないというようなところは多々あります。ただ、それで一つの指標が伸びないので、この全体の施策が全く伸びていないのかというものでもない。あと、この部分については、相対的なことで、それぞれの担当が、施策の指標としては確かに進捗率は上がっていないけれども、基本的には、セルフマネージメントというか、自分達で評価をして、順調に進んで行っているよというような形の中で対応しているんで。これは教育委員会のみならず、名張市全体の考えとしてあるんです。だからあるひとつの指標だけが伸びないことで、施策全体が全く進捗できていないのかというものではないので。それと、もうひとつ気をつけていかないといけないのは、施策指標が必ずこの施策に合致したものであるのかどうなのかというのが、非常に難しいところもあるんです。これは設定している私どもがそういうふうに言っていてはいけないのですけれど、なかなかやはり毎年数字を追跡できるもので、なおかつ簡易なものでないといけないと思います。だからそれが必ず施策の目的として本当に合致しているものかというところも、何度もこれ担当とも話をしているんですけれども、なかなかまあ今こういうような施策、この施策指標以外のものが出てこないという現状ではあるんですけれど。そうした矛盾点もあるということです。ですので改めて、この施策指標だけ見てもらうと全く伸びていないよということになるんですけれども、全体的な、これまでの取組とかそういうものを相対的に評価をして、ということで教育委員会の評価ということでほぼ計画通り、この施策としては事業を推進していますよというようなことになるんですけれども。非常にすみません、その辺のところが難しい所なんですけれども。

(委員長)教育委員会の評価の中でも、図書館についてはこの1行だけなんですよね。

(委員)これから情報化社会で、ますますやっていかないといけないだろうと思うんですけれど、そういうことについて方向性のような、施策の点検のところには何にもないから。

(委員長)この施策の点検は、教育委員会と違って評価委員さんの評価でしたか。

(事務局)基本的に今、名張市では外部評価委員がおりません。ですので、教育委員会も基本的にはセルフマネージメントということで、部内でやっています。

(委員長)この施策の点検の部分も部内でしている。

(事務局)本来、教育委員会の点検・評価でも、基本的に外部評価委員がいてというようなことなんですけれども、市の方も2年前から外部評価委員を入れずに、全部セルフマネージメントと、内部で評価を始めました。教育委員会も、基本的には市がそういうような状況であるにもかかわらず、外部評価委員を招いてと言うわけにはいきませんので、全て内部で評価させていただいています。

(委員長)どうぞ。

(委員)この内容がゆくゆく公表されて、このような質問があった時には各担当が個別に答えるということで。

(事務局)そうですね。はい。(委員)例えば、図書館のこと、ゼロパーセントという数字が出てとなると、問い合わせがあった場合になんですけれども、ゼロであるけれどという説明のコメントを入れるということはしないということでしょうか。ゼロについての説明。

(事務局)それぞれの施策にコメントを入れだすと、相当な量になりますし、それともう一つは、やはり矛盾がでてくると思います。なかなかその辺のところは非常に難しいなと思います。それと、この施策の評価につきましては、教育委員会単独でなかなかできない。市の方としての行政評価をいう考え方を持っていますので、それをここに踏襲しているような恰好となりますので、これは基本的に市の方がそのような方向性を示されれば、教育委員会としても当然修正をしていく必要があるかと思います。今の場合、市としてそこまでの方向性を持たれていなようだと思いますので、なかなかちょっと教育委員会単独でということは非常に難しいのかなと思ったりもしています。

(委員長)あといかがでしょうか。

(委員)施策指標をもうちょっと目標に合致したものにしてもらわないと。

(委員長)最初の目標の、現状値っていうのがポイントですよね。そこを中心にやってますので。

(委員)例えばその12ページにある、市民一人当たりの体育館の利用回数、これも施策指標としてほんとにいいのかどうか、参加する、利用してくれる人数が増えたらいいけれども、人数はどんどんこう少子化等で減ってきている中で、右肩上がりは期待できないですからね。

(事務局)それについては、果たしてそれがこの質問にふさわしいかどうかという点でですね、例えば、家の周辺をウォーキングしている、あるいは公民館で体操をしている、そういう方々が増えてきてもこの指標には何らこう影響を及ぼしてこないというふうな点もございますし、それともう1点、施設が長期に修繕で使用できない機会が出てきたとなったら、これはもう極端にガタっと減ってくるというふうな可能性もございますんで、一概に、スポーツ施策が何も進展していないかという点で取られるのは危険と言ったらなんですけれども、一定のひとつの指標としては活用できるかも分らないんですけれども、そういった部分では。

(委員)全てではないという考え方ですね。

(事務局)全体像としては、これが全てではないということでは判断できるかなあと思うんですけれども。

(事務局)先ほどの、年度内に図書の貸出を利用した市民の割合の指数を見ましてですけれども、これは要するに、最低1回以上利用した市民の数という割合になりますので、例えば10回図書館を使ってもそれは1としてカウントされますので、そういった数でいくと、結局この絶対数が1万2千人ぐらいだと思います。それを当初このように数字を設定した、ところがちょっと不適切だったかなという反省もあります。市民一人当たりの年間図書貸出冊数、86%という進捗率ですけれども、この数字自体は県下でもトップクラスの数字を上げております。貸出冊数の絶対数でも、ピークに比べれば若干減っておりますが、最近は、ここ何年かは横ばい状態を保っておりますので、全体としてみれば、それなりに事業は進捗しているんだとは思いますが、この指標自体がちょっと難しいといいますか。ものすごく先進的な図書館でも、20には達しない数字なんです。ですから、ちょっと次、どこかの時点でこの指標を本当にこういう形で挙げていいのかどうかというのを考えることも必要ではないかと思っております。

(委員)私もそう思います。

(委員長)この指標の項目については、この表にある27年度までで、そのあとまた見直すというわけですか。

(事務局)これは基本的には、総合計画からきていますので、確か今回はかなり整理をさせていただいた。というのは、ちょうどこれ12年前に、細かい話では6年前の後期計画策定のときに、ちょっとブームでして、かなりいろいろ出させていただいた。指標を逆に載せすぎている部分もあって、先ほども言いました、この施策に本当にこの指標が合致するのかという部分がありましたので、もう一度そのような観点からも見直しをしていただいた。ですので、今回かなり指標も一定整理ができているかなと思いますので、28年度、来年度以降の部分については、もう少し指標も少なくなって、こんなに凸凹が出ないような感じになっているのかなあとは思います。

(委員長)もしこれもう少し見ていただいて、気づいた点があったらいつぐらいまでに。

(事務局)また今週末ぐらいまでにお願いします。かなりタイトな期間で大変申し訳ないですけれど、お気づきの点がございましたらお願いします。

(委員長)ではお気づきの点がございましたら、今週末ぐらいをめどに、教育総務室の方までよろしいですか。

(委員)やはり進捗率、確かに28年度以降また新たな施策指標を設定なさって、それに向けて、また新たに進まれることと理解しておるのですけれども、一旦、現在あります施策の指標について、進捗率が著しく、やはり見劣りがするものについての分析、それからその理由といいましょうか、そういったことについての検討はですね、あまり今回の評価報告書の中から読めるような感じは受けておりません。要は、進捗率の著しく悪いものについてのコメント、先ほど図書館の件もありましたけれども、若干そのコメントを避けているようなイメージがありますので、その進捗率についての説明をですね、やはりもう少し丁寧にして頂いた方が、より市民の理解も得られるのではないかなと、こう思った次第です。

(委員長)はい。ありがとうございます。例えばこれ、進捗率の指標でいうと、30%以下とかですかね、ある程度決めましょうと。

(委員)そうですねえ。著しくというと、20、30いかないようなものとか。もちろん、施策指標自体が目的になっているのでは困りますから、あくまでも指標は指標であるということでは、それは理解は可能だと思うんですけれども、何らかの評価が必要かと思います。

(委員長)そのあたりも検討して頂きたいと。

(事務局)ありがとうございます。ご意見いただきまして、検討させていただきたいと思います。

(委員長)それ以外にございましたら、また今週末までに教育総務室の方にお願いいたします。では、続きまして、3のその他の方に入らせていただきます。それでは、3番目の平成28年成人式についてを議題といたします。


 

議事(5その他)

3.その他
(3)平成28年成人式について
(事務局説明)

(委員長)今年もまた式典の時、後ろで座れない成人の方がいましたね、結構。

(事務局)そうですね、今回確認させていただきますと、昨年は2階のホワイエの方である程度おられたということを聞かせてもらったんですけれど、今年は本当に皆さん誘導もよく、全て施設内に入っていただいたもので、50名か60名の方が立ち見いただいたという形で確認させてもらっています。来年度、来賓の方も含めさせていただきまして、席の方の確保も検討という形で、今反省もさせてもらっております。

(委員長)来賓が帰られた後、ビデオレターの時には、後ろから降りてきて、前の方に座ってくれていましたけれどね。

(委員)625席と46席なので、671席。全部、計算上は座れるんでしょうか。700人なのでかつかつというか。

(事務局)そうです。今回は、天候もよかったみたいで暖かかったし、比較的参加された方も多かったという形で。

(委員)パーセントで言ったら、毎年増えていますね。73.8%、75.8%、76.4%。まあ総数は減って来てはいるけれども。来てくれている方も減っているのか、全体の数が減っているので。

(教育長)まあ、数からいったら、ぎりぎり座れるか座れないかですけれども、若干は空席もあるでしょうから。

(委員長)それによって成人の方が、座れないとか、席が少ないとかそういうことは別におっしゃっては。

(事務局)お声の方は聞いておりません。

(委員長)はい、分かりました。あと皆さまからご意見ございますか。いかかでしょうか。よろしいですかね。

(委員)あと実行委員さんも頑張ってくれているみたいですけれど、実行委員さんの集まり具合というのはどんな、まあ、手を上げてという人はなかなか難しいと思うんですけれど。

(事務局)広報で公募をさせていただくんですけれど、応募がありませんので、直接声をかけさせていただいたり。

(委員長)もうでもそろそろ、ジュニアリーダー出身の子どもさんとかね。

(事務局)おそらくそんな形にはなってくるかなと思います。もしそういった方がいたら、率先してやっていただきたいなと。

(委員)なかなかね、気持ちはあっても手を上げるのも難しい現状もあるでしょうしね。またよろしくお願いします。

(委員長)ありがとうございました。何事もなく終わっていただいたというのが何よりでございますし、子どもたちも結構楽しかったという声も聞きましたので、よかったかと思います。また来年度に向けていろいろ計画もしていただいて、よろしくお願いをしたいと思います。
 では、引き続きそのまま、4番にいかせてもらいましょうか。よろしいですかね。第56回伊賀地区駅伝競走大会の結果報告をお願いいたします。


(4)第56回伊賀地区駅伝競走大会結果報告
(事務局説明)

(委員長)これ、名張として参加するにあたって、費用負担はどうなんですか。

(事務局)一緒です。伊賀市も名張市も、半々。負担金は同じです。

(委員長)私たち市民のイメージでは、伊賀市が主催の駅伝というイメージですよね。

(事務局)そういうイメージが強いと思います。

(委員長)強いですよね。伊賀市さんはこの駅伝と他には何かやっておられましたか。

(事務局)いくつかシティマラソンであったり、つつじマラソンであったり、5月にやっている青山の。

(委員長)青山の。あれも伊賀市がやっておられるんですね。

(事務局)そうなんです。そういった大会も開催していただいているんですけれども、ただ駅伝というのは、これだけだと思うんですが。ただ、今言わせていただいたように、財政上負担も同一ですし、人的負担も同一ですし、指標数がこういうような状況ですので、ちょっと見直さなければならないかなと。ひとつは、今後、青蓮寺湖駅伝、この事業をもう少しシフトを変えていって、今、青蓮寺駅湖伝でひとつネックと言いますか、中学生の参加が最後ということなんで、中学生の参加、唯一当地での大会で参加できるのは、この伊賀地区駅伝でございますけれども、青蓮寺湖駅伝にそういったものを取り入れられないかというふうなところで、今回、青蓮寺湖駅伝につきましては、初めて中学生の選手をオープン参加ということで、募集と言いますか、学校に依頼させていただいて、試行的に実施していこうということで、来年に向けての展開を今ちょっと考えている所ではございます。

(委員長)伊賀地区駅伝は、中学生の参加は参加料は無料ですか。

(事務局)必要です。3,000円か2,000円か。

(委員)3,000円ではないでしょうか。

(委員長)そんなに要るの、当然学校負担ですか。

(事務局)学校というか、チームとして。

(委員長)チームで負担。

(事務局)はい。各チームが、中学生はいろんなクラブで出てくれていますので、たぶんチーム負担かなとは思うんですけれども。中学生は3,000円ですね。

(委員長)3,000円、5人いるので個人割すると600円ぐらいというようなことになってくるわけですね。この青蓮寺湖駅伝で、今回オープン参加ということになると、これは参加費をいただくのですか。

(事務局)今回は招待です。試行的なものになりますので。

(委員長)来年度は、オープンになるか、参加費を取るかそこはまだ分からない。

(事務局)その辺はまた検討はしますけれども、中学生の場合は高額になりますと参加自身が低調になりますので、やはり参加しやすい金額の設定ということが必要かなとは思うんですけれども。

(委員長)逆に青蓮寺湖駅伝に伊賀のチームが参加しているのは、どの程度の割合になるんですか。

(事務局)今回も募集中ですが、近県、奈良とか大阪からも来ていただいて、優勝した旭ダイヤさんも青蓮寺湖駅伝にも参加していただいていますので。広域的に、もちろん募集はさせていただいてるところではあります。ですから、伊賀市さんにはこれを残してもらって、参加については名張からも参加させていただければ、一番、選手なりチームにとっては、いろんな場面があって、選択肢として増えていいんじゃないかなと思います。

(委員長)市を挙げて、半分負担して参加するところは、ちょっと見直していくことも必要かということですよね。

(教育長)はっきりいって、伊賀地区駅伝は、伊賀市も名張市も人的にも、費用も出しているところですが、青蓮寺湖駅伝は名張市だけでやっているということなので、そうした負担も考えていく中では見直しをしないといけないと。何回か前からそういう声は出ているわけですけれども、見直した方がいいのではないかなと。

(委員長)あとご意見いかがですか。よろしいでしょうか。多くの皆さんに参加していただいていますので、この大会としては、残していっていただきたいなと思いますが、そのあたり再度検討をお願いしたいと思います。ありがとうございます。最後、ラグビー教室の開催について引き続きお願いしていいですか。


(5)ラグビー教室の開催について
(事務局説明)

(事務局)2月16日まで参加の募集をしております。まだ若干余裕がございますので、興味のある方はご参加なり、ご観戦をいただければと思いますので、よろしくお願いします。

(委員長)今何名ぐらいですか。

(事務局)今ですね、半分ぐらい、30名少々の応募がございます。

(委員)主催は名張市教育委員会で、協力がアクティブ名張スポーツクラブ設立準備委員会ということですが、これはどういう委員会ですか。

(事務局)この事業自身は、三重県のトップアスリート派遣事業という事業を受けて、市としての負担は何もないわけなんですけれども、そちらから派遣をいただきます。三重県としても、それを受けて市が全部するということではなく、総合型地域スポーツクラブにですね、ある程度運営の協力をしていただいたり、クラブの事業の一環ということで、総合型クラブの参加を三重県としても呼び掛けております。それで、このアクティブ名張スポーツクラブというのが、今年度に準備委員会を設立して、来年度クラブとしての設立を目指している準備委員会でございます。そういったところをですね、この事業に巻き込んだ中で、協力あるいは運営の人手であるとかいうようなところでですね、実際に携わっていただこうと、そういうふうな意味合いで、今載せさせていただいているところでございます。そういった中で、こういった総合型クラブを市の事業に巻き込んだ中で、ボランティア育成だとか、あるいは事業のノウハウをマスターしていただいて、自分らの企画運営に役立てていただこうというふうな意味合いで、今回はこの準備委員会に参画いただいた中で進めていこうと、こういった内容でございます。

(委員)ありがとうございます。

(委員長)あとよろしいでしょうか。ラグビー教室については。また、時間のある方は見に行っていただきたいと思います。
では、その他の項の上へ戻らせていただきまして、義務就学者の就学校の変更についてを議題といたします。


(1)義務就学者の就学校の変更について 【非公開】





(2)児童生徒の問題行動について(12月分) 【非公開】





(委員長)それではその他ということで、各所属からございますか。

(事務局)本日、教育委員さんの方にだけなんですけれども、子ども教育ビジョンを配付させていただきました。先週、定例の会議に付議をさせていただき、それから以降ご意見がございましたらということだったんですが、ご意見はありませんでした。ただ、先週の定例教育委員会の時に、ご意見を2箇所いただいております。まず23ページ、目指す姿のところで、一番最後のところにもあるんですけれども、「自ら学び自ら考え行動し、」という表現のところ、これが17ページでは、「自ら」が抜けている、というところで、そちらの方に合わさせていただきまして、今回は、「自ら学び考え」というようなことで修正をさせていただきました。
 もうひとつ、26ページでございます。英語科専門教員の地域人材を活用というところで、「地域ボランティアとして活躍される」という、この表現についてどうだろうなというようなご意見をいただきましたので、今回につきましては、「(仮称)生涯学習センターや教育センター等を活用し、外国で居住経験がある方などを対象に、学校で英語教育を支援する地域人材を養成します。」というような形で直させていただきました。この形でご了解いただきましたら、このあと2月17日に開催されます全員協議会でご提案をさせていただきたいと、このように考えております。

(委員長)はい、ということでございますが、よろしいでしょうか。ではこちらの方、これで進めていただきますようにお願いいたします。あといかがですか。各所属からということで、大丈夫でしょうか。はいどうぞ。

(事務局)今年度も、卒業式のシーズンを迎えまして、例年、教育委員さんにも卒業式、それから年度明けの入学式の方へのご出席をお願いさせていただいております。また、詳細についてご説明させていただきたいと思います。お世話をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

(委員長)よろしくお願いいたします。では、事項書の議案は以上でよろしかったですか。では、以上をもちまして、第12回の臨時教育委員会を終わらせていただきます。ありがとうございました。




このページに関する問い合わせ先

教育委員会事務局 教育総務室
電話番号:0595-63-7849(総務担当)・0595-63-7873(施設・学事担当)
ファクス番号:0595-63-9848
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