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名張市

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平成26年度名張市教育委員会第9回定例会会議録(平成26年11月5日開催)

更新日:2015年5月13日

開催場所など

1.開催場所 名張市役所2階 議会棟 第1委員会室
2.開催日時 平成26年11月5日(水曜日) 午前9時30分から午前11時35分
3.出席委員 福田委員長、松尾委員、瀧永委員、山本委員、上島教育長
4.欠席委員 なし
5.事務局 高嶋教育次長、山下教育改革担当理事、長田生涯学習振興担当理事兼図書館長、中谷教育施設機能向上担当監兼学務管理室長、高津文化振興・公民館活用推進担当監、内匠教育総務室長、雪岡学校教育室長、寺嶋教育センター長、吉岡文化生涯学習室長、合田市民スポーツ室長、福本教育総務室主査(書記)
6.議事 下記のとおり


(委員長)それではただ今より平成26年度第9回定例教育委員会を始めさせていただきます。



議事(1報告) 

1 報告

第17号 臨時代理した事件(平成26年度12月補正予算の要求)の承認について
(事務局説明)

(委員長)ありがとうございました。ただ今の説明で、ご質問ご意見ございませんか。

(委員)全体的に減額となっていますが、運営に滞りや、先送りになったことはありませんか。

 (事務局)公民館増改築事業並びに市民センターの増改築事業以外は精査しております。しかし、公民館と市民センターの件は、地域との関係もございますので再度財政当局と検討していきます。

 (委員)復活要求についてですが、今年度ということですか。

 (事務局)12月補正での復活要求です。現時点での復活要求ということです。

 (委員)小学校の消防設備修繕について、具体的に説明してください。

 (事務局)8月初旬に落雷があり、名張小学校の消防設備の火災警報装置、消火栓装置の基盤が焼けて破損し、修理できない状態で基盤の取り換えが必要となりました。2,592千円の費用がかかるため、12月補正にあげておりますが、緊急に対応が必要なため学務管理室の既決予算から執行しています。火災警報装置は、夏季休暇中に破損したため、2学期の開始までに復旧しています。消火栓装置は、製作に時間がかかり10月下旬に復旧しています。来週検査を予定しています。保険適用で、全国市有物災害共済会事故共済金を使って対応します。

 (委員)社会教育費の図書館運営費の名張市史料データ集作成等委託料が減額されていますが、名張市史をつくる資料収集のことですか。

 (事務局)古文書研究会が藤堂家の古文書の解読をし原稿化していて、第1集~7集まで作成しており、第8集の増刊について来年度要求するのですが、今度は本にいたします。市史とは関係ありません。

(委員)減額されて作業が滞ることはないですか。

(事務局)これは競争入札ですので。

(委員)わかりました。その本は購入できますか。

(事務局)まずはPDFデータ化するところからで、実際本にするのは今後の課題です。

(事務局)先程の説明の続きですが、保健体育費の体育施設管理費の件です。八幡2号公園のサッカーゴールが使用できない状態で補正要求しましたが、査定額は0円で備品購入費としても認めないというのが財政当局の考えです。しかし、運営に支障があり、予備費で対応するとの回答をいただいています。

 (委員長)ありがとうございました。スクールバスについては、4,161千円を減額精査していただいていますが、長瀬、滝之原地域から比奈知小学校、錦生地域から錦生赤目小学校までの運行をしていただいていますか。

(事務局)錦生地域から錦生赤目小学校へは2台運行しています。

(委員長)合計4コース。

(事務局)5コースです。国津地域からつつじが丘小学校までの運行もあります。

(委員長)全5コースのスクールバス運行委託料を精査して4,161千円減額できたのですか。

 (事務局)競争入札により、その分安く入札がありました。

 (委員長)来年度も。

 (事務局)来年度はどうなるかわかりません。運輸局で新しくバス旅客運賃が改正となりましたので、2倍から3倍の予算額になる可能性もあります。

 (委員長)財政当局にも理解していただかないといけませんね。

 (事務局)財政当局にその話はしております。

 (委員長)補正予算についての話ではないのですが、教育センターを使用した団体から料金はいただいていますか。

 (事務局)基本的には貸館業務はしていません。市内小中学校と市主催の行事や、青蓮寺百合が丘地域づくり協議会主催の行事にのみ貸し出しています。

 (委員長)全館使用すると、光熱費がかかると思いますが、基本的にその貸出スタイルで、貸館業務は行わないということですね。利用が増えてきたら、使用料の徴収も検討していただいたらと思いますが。

 (事務局)貸館業務に関しては事務局として検討しています。ただ子どもセンター・発達支援センター・教育センターには、支援の必要な子どもが通っていますので、どなたにでも使っていただく施設には適さないと考えていますが、所在地が百合が丘なので地域の方にはお使いいただけたらと考えています。

 (委員)百合が丘地域への貸館は多いのですか。

 (事務局)先日も百合が丘地域づくり協議会主催で百合が丘地域フェスタを教育センターで開催し、また地域の主催行事でたくさんの方が大研修室を使用する等、昨年以上に使用頻度は増えています。

 (委員長)わかりました。


議事(5その他) 

2 その他

(1)「平成26年度歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール」審査及び最優秀表彰に至るまでの経緯及び表彰日程等について
(事務局説明)

(事務局)伊賀地区よい歯のコンクールの結果ですが、図画ポスターの部においては名張市からの最優秀者は2名です。小学校高学年の部と特別支援学級・学校の部で、三重県各地11地区代表作品11点の中から三重県最優秀に決定しました。審査経緯についてですが、第1次審査は学校審査が4月~5月に各小学校で行われました。第2次審査は5月29日に伊賀地区審査が行われ、伊賀市・名張市から選ばれた各部門の代表作品1点ずつによる審査があり、6月8日に伊賀地区よい歯のコンクールで伊賀地区最優秀表彰を受けました。名張市からは3作品が第3次審査に進みました。第3次審査会は7月3日に三重県の審査会が行われ、三重県各地区11地区代表作品11点による審査で名張市の2作品が三重県最優秀に決定しました。もう1点の作品は、惜しくも2位という結果でした。また、県最優秀の2作品は、一般社団法人日本学校歯科医師会へ推薦され、全国審査では佳作でした。
なお、お二人は11月3日開催の第19回三重県歯科保健大会において表彰されました。作品は、元気なお年寄りがユーモラスに描かれほのぼのと温かみを感じる作品である、色づかいがとても良いと審査員から講評をいただいています。
11月17日には市長への表敬訪問を予定しております。受賞者本人及び保護者、各学校の関係職員、市長、教育長、教育委員会事務局職員が同席します。報道機関への資料提供や、市のホームページにも情報掲載いたします。すでに三重県のホームページには最優秀2作品以外も掲載されていますので、またご覧ください。以上です。

(委員長)ありがとうございました。11月3日の表彰式では、少し恥ずかしそうに、三重県の教育長から表彰されている様子を見せていただきました。

(2)義務就学者の就学校の変更について
(事務局説明)



 

(3)児童生徒の問題行動について
(事務局説明)


 

 

 

 

(4)名張市体育施設等及び名張市武道交流館いきいきの指定管理者候補者選定結果について
(事務局説明)

(事務局)夏見の中央公園を中心とする体育施設と、武道交流館いきいきは、平成24年から3年間、指定管理者制度により施設の管理運営を行っています。その期限は今年度末です。平成27年4月1日から、新たに5年の指定管理者制度を導入するにあたり、今現在の手続等や選定結果についてご報告いたします。
まず、名張市体育施設等についてです。平成26年10月22日に名張市指定管理者候補者選定委員会が開催されましたので、その結果をご報告します。
指定管理者を公募したところ2業者からの応募がありました。現在管理をしております、株式会社東大阪スタジアムとなばりSSKグループが応募し、審査では5人の委員のうち5人全員が株式会社東大阪スタジアムを評価し、候補者として選定しました。
また武道交流館いきいきについては、現在管理をしている名張市体育協会からの応募が1件でした。審査では5人の委員のうち4人が高位の評価でした。高位とは評価点600点のことです。全委員の過半数を超えているため、名張市体育協会を指定管理者の候補者に選定しました。
いずれの施設も12月議会に議案を提案して、議決により指定管理者が決定となります。結果として、今現在の指定管理者が候補者に選定されましたのでご報告します。以上です。

(委員長)ありがとうございました。2件の指定管理者の候補者が選定されたと報告いただきましたが、何かご質問等ございませんか。

 (委員)なばりSSKグループとは、どのような会社ですか。

 (事務局)色々な事業体がグループを組んで応募されています。名張市のスポーツ品店が主体となって、スポーツメーカーのSSKや維持管理の専門業者など、それぞれの分野のエキスパート5社ほどが1つのグル―プをつくり応募されています。募集要項にありますが、名張市に事業所がある業者ということで規定をしておりますので、そうしたグループで応募されたという経緯があります。

 (教育長)両施設とも選考委員は同じ方ですか。主観ではありますが点数に開きがあるような気がします。候補者の選定において、採点基準等について、事前に委員が共通認識を持つ機会がありますか。特に武道交流館いきいきの選定では、1人は合格点をつけていません。その中身、理由は何であるかなど、指定管理者に結果の詳細は伝えていますか。

 (事務局)点数については項目別に積み上げて採点しております。会議の冒頭に担当室から採点基準や採点方法の説明があります。その基準で採点していただいています。
点数にばらつきはありますが、一定の考え方の基準は会議当初に説明がなされています。また、委員の皆さんからは個々にコメントをいただいており、議決後に指定管理者に公表して、改善点や方向性を協議していこうと考えています。

(教育長)評価基準点は、どのような基準で決めていますか。これを中心に評価してくださいということでしょうか。

 (事務局)名張市体育施設等と名張市武道交流館いきいきでは、少し基準点が違います。
1000点満点ですが、それぞれの施設で指定管理をする上でどこに重点をおくかによって配点を変えています。企画財政部と打合せもして決定しています。

(教育長)施設の広さや建設時期も違うので変わってくる部分もあると思いますが、いきいきには評価基準点が表記されていますが、委員さんがそれぞれの判断で採点されているのか、それとも評価基準点に基づいて評価されているのでしょうか。

 (事務局)例えば、「平等利用の確保及びサービスの向上」の項目は110点、「施設の適切な維持管理及び経費の縮減」は420点となっており、配分は4倍近く違っています。項目の数も違います。1項目の満点が5点で、それの積み上げで評価をいただいています。

 (教育長)いきいきに関して評価基準点が各委員同じなのは、事前にこれを基準にして審査をしていくということであったのか、たまたま同じになったのか、いずれでしょうか。

 (事務局)審査の際は話し合いはせず、個々の委員の判断で審査をしていただいています。項目ごとに1点から5点までの間で採点いただいています。

 (委員長)評価基準点というのは、5つの項目で大体真ん中、平均的と評価したとすると合計が600点になるということですね。それである委員さんは、それぞれの項目で評価してその合計点が708点となったということですね。基準は平均的なラインで、それより上であるか下であるかの判断ということですね。

 (事務局)そうです。

 (委員)その他の項目は、具体的にどのような内容ですか。

 (事務局)環境への配慮はされているか、地元雇用や原材料の地元調達の方策はあるか、その他アピールする点はあるかという内容です。

 (委員長)武道交流館いきいきの評価で、利用者へのサービスの向上が基準より低いと評価した委員がいることが気になります。特にご意見がありましたか。

 (事務局)個別のコメントの内容は、把握できておりません。

 (委員長)施設を利用いただくうえで、利用者へのサービスという点は一番大事なところですので、かならず事業者に伝えていただきたいと思います。
株式会社東大阪スタジアムと名張市体育協会への評価は、1000点満点で6割ほどの評価と見受けられます。これまで管理していただいて、すごく良ければ、評価が7割、8割あってもいいのかなと思いますが、ほとんどが600点台前半という評価です。少し厳しい評価だと思いますがどうでしょう。

(事務局)そういう点も考えられますし、これまでの経験からもう少し頑張ってほしいという希望的な気持ちも含まれているのではないかと思われます。コメントの中にも期待という表現も含まれていますので、今後1000点に近づけていただけるように取組いただきたいと考えています。

 (委員長)ぜひともその点はお伝えください。

 (教育長)今回の評価については、委員によって少し開きがあり、指定管理者には今後5年間の施設の管理運営を担っていただくことになるので、管理の担当である市民スポーツ室から、今回の評価の内容等を指定管理者にしっかり伝えて、さらにサービス向上していただけるように働きかけ、指導するよう配慮してください。

 (事務局)これから協議をしていく中で、ご意見等を指定管理者にも提示し、改善策や方向性を再確認しながら維持管理を進めていただくよう指導していきます。

(委員長)よろしくお願いいたします。

 

(5)その他

・各所属からの諸事項

1)「教育フォーラムinなばり2014」の開催について

(事務局)「教育フォーラムinなばり2014」の内容について報告とご出席のお願いをさせていただきます。
平成26年12月20日(土曜日)、午前8時45分~午後3時30分の間で、会場は教育センターになります。基本的には昨年同様、講演会と名張市子ども教育ビジョンの進捗状況の発表、各フロアで体験コーナーや展示コーナーを設けています。体験コーナーでは「公益財団法人こどもわかもの育成財団三重県立こどもの城」によるプラネタリウムや「裏千家淡交会三重南支部」による呈茶・茶道体験・和菓子作り体験を実施します。各種団体8団体、学校、食教育・保健教育部会等たくさんの皆さんにご参画いただき実施いたします。
昨年と同様に庁内に実行委員会を設け、教育委員会の各室、また健康福祉部にも協力いただき内容等調整していきたいと思います。
1階の多目的スペースをメイン会場とし、中学校文化発表や各表彰、教育ビジョン進捗状況の報告、教育実践発表等を行います。2階の大研修室では、午前中にお茶の水大学准教授の浜野隆先生による講演会があります。午後からは名張モラロジー事務所による「伝えよう 人とのつながりメッセージ」表彰式があります。2階大研修室はこの2件の実施となります。このように内容も決定してきましたので、現在ポスター・チラシの印刷を発注しており、11月中に学校や関係機関に配布します。また、12月、年末のお忙しい時期とは思いますが、委員の皆様にもご参加いただきますようよろしくお願いいたします。

(委員長)多目的スペースは午前から終了まで使用するのですか。

(事務局)基本的にその場所をメインに、会場に入っていただいてすぐの場所で何か催しをしている形をつくりたいと考えています。その方が人が集まるのではないかと考えています。

 (委員長)それは昨年の反省からですか。

 (事務局)多くの方に1階の多目的スペースで行う催しを見ていただけるのではないかと思っています。昨年は1階の体験コーナーと2階の催しに分散してしまいましたので、その点を試行的に改善し、実施することとしました。

 (委員)昨年はパンの販売がありましたが、今年は昼食はどうですか。

 (事務局)今年もパンの販売をしていただきます。また、おにぎりの販売なども検討中です。来場者の方に会場内で召し上がっていただけるように考えたいと思います。

 (委員長)また順次内容が決定していくと思いますので、お知らせください。

 (事務局)わかりました。


2)
平成26年度ジュニアリーダー養成講座実施について

(事務局)平成26年度ジュニアリーダー養成講座の実施について報告します。
ジュニアリーダー養成講座は3時間1コマ、3コマの講座です。1日目は11月8日の午前9時~正午まで名張市武道交流館いきいきにて開催します。ジュニアリーダーとは何かということを知っていただくことと、火おこし体験、レクリエーション指導を考えています。14名の参加申し込みがあり、対象は名張市内小学校6年生、中学生、高校生、それ以上の方です。参加内訳は小学校6年生が6名、高校1年生3名、高校2年生1名、高校3年生1名、短大1年生(近大高専)3名、合計14名です。
中学生の参加がなかったことが気になる所で、また今後PRの際、気を付けて力を入れていきたいと思います。2日目は12月20日の教育フォーラムの中で行います。午前中は安全指導ということで救命救急法講習をします。AEDを使っての心肺蘇生や止血方法、骨折に対する手当などを学んでいただきます。午後からは実践ということで、教育フォーラムでの体験コーナーのサポートをしてもらいます。昨年の様子を資料として添付しています。教育フォーラムでのジュニアリーダーの活動の様子も、皆さんにご覧いただけたらと思います。


3)
なばりカレッジ実施状況について

(事務局)続いて、「なばりカレッジ」の状況について説明します。学びあう生涯学習社会づくり支援事業として補助金をいただいて行っている事業になります。6回の連続講座で色々な分野の学習をすることを目的にしています。本年度のなばりカレッジの登録者数は68名です。すでに3回が終了しており、1回目は皇學館大學教授 の櫻井治男さんを講師に、「秘ストリア名張~歴史の道と川の流れに~」と題して 講座を開催しました。2回目は赤目公民館とタイアップして、史跡の探訪、まち歩きをさせていただきました。3回目は名張公民館とタイアップして、「名張城下まちの今昔」と題して、藤堂家邸を中心に松鹿昭二さんによる講座を開催しました。
今後の予定としては、4回目は11月8日近畿大学工業高等専門学校の市民公開講座、地域課題講座「超高齢社会を豊かに生きよう」と題して、三重大学学長の内田淳正さんによる講座を位置付けています。5回目は12月8日に美旗市民センターとタイアップし、生涯学習の会、過去に生涯学習講座を受講された方が卒業後自分たちで学んでいる会の皆さんと一緒に、美旗中村のどんど焼きについての講座を開催します。6回目は2月14日、皇學館大學ふるさと講座「名張の言語調査」皇學館大學教授の斎藤平さんによる講座です。
これまでの講座の状況について資料を添付しております。


4)不審者情報案件について

(事務局)不審者情報について報告します。今年の9月頃から不審者情報がたくさん寄せられるようになり、ただちに補導センターと連絡をとり、学校と連携して子どもの見守りをしています。補導センターでは、低学年の下校支援・安全支援をしながら、その後の時間で不審者対策をしていましたが、体制を変えました。不審者情報のあった学校にまず向かい、打ち合わせをして子どもの見守りを中心にしています。2班体制で巡回していましたが、社会教育指導員も入って3班体制で巡回しています。10月後半になって少し落ち着いてきたと思いますが、今朝も登校時に名張駅近くでスマートフォンにより写真を撮られたという情報がありました。
最近の傾向として、スマートフォンやデジタルカメラでの盗撮、つきまとい、大声で怒鳴るという事例があります。不審者情報が多いので、ふれあい隊の班長さん方に緊急連絡して、学校と連携をとり、10月からは可能な方に下校時にも支援をしていただいています。また防災ホットメールでも不審者情報を流しています。市広報にもその旨を掲載して、周知していく予定です。

 (委員)大声で怒鳴るという不審者の方ですが、同一の方でしたらその方を保健センター等につなぐ、支援するという方向からも見ていく必要があると思います。

 (事務局)先週火曜日、金曜日に百合が丘小学校エリアで登校時に、子どもを怒鳴りながら追いかける不審者があり、子どもが驚いて家に帰るという案件がありました。
早朝にトレーニングやサッカーをする子どもたちが被害にあっています。警察に相談したところ、昨日夕方に発見し、指導、警告をしたそうです。

 (委員)指導が入ると逆恨みされるということもあって、支援も視野にいれて対応いただくことを考えていただいてもよいと思います。

 (委員)今の件では警察と連携して不審者が特定できましたが、他の事案ではどうですか。

 (事務局)不審者情報は全て警察に連絡しています。パトロール強化などの体制をとっていただいています。スマートフォンでの盗撮に関しては、指導・逮捕までには至っていません。

 (委員)こういう場合に逮捕されたということが分かり、公表されれば、抑止力にもなると思うのですが。

 (事務局)今まで盗撮は下校時に多かったのですが、登校時にも発生しています。ふれあい隊の方の活動中でも写真を撮る行為に遭遇したという報告があり、最初は「普通に写真を撮っているだけ」ということでしたが、「迷惑行為です」と指導したら逃げていったというような事例があります。最近携帯電話を持つ人が多いので、手軽に写真を撮れるということもあり、子どもにとっては非常に怖い状況です。

 (委員)盗撮犯の年齢層はどうですか。

 (事務局)60歳以上や30歳代など、色々な年代です。

 (委員長)ふれあい隊で2回ほど下校指導に参加しましたが、学校側から何時から何時まで、どのあたりを回ってくださいと指示いただいた方がいいと思います。低学年の下校から高学年の下校までの時間が30分以上あり、子どもが通らない時間が無駄だと感じました。よろしくお願いします。


5)平成26年度中学校卒業証書授与式について

(事務局)平成27年度の三重県立高等学校入学者選抜実施日程ですが、3月11日が後期選抜検査の日程です。例年その前に中学校の卒業式を行っています。学校からは本年度は3月7日(土曜日)に卒業式を実施したいときいています。3月6日は高校入試の志願変更締切日にあたりますので事務作業が多忙なためです。また、3月9日(月曜日)に卒業式を行うと、3月7日(土曜日)8日(日曜日)は卒業式の設営のため部活動が行えないということになります。そうした理由もあり、3月7日(土曜日)を卒業式の日と設定したく提案させていただきます。
全中学校において行事の精選を行って、またモジュール学習の導入もしており、授業時数の確保はできています。3月7日(土曜日)は午前中を卒業式、午後から片づけと学級指導とし、3月9日(月曜日)は振替休業日としたいと考えております。
そうした形で進めたいと考えておりますが、いかがでしょうか。 

(委員長)卒業生以外の生徒は卒業式に出席しますか。名張中学校は一部の在校生だけが出席するという形だと思いますが。

(事務局)それらの生徒は午後から登校して、3月9日(月曜日)を振替休業としたいと考えています。

 (委員長)3月9日(月曜日)は、全学年が振替となりますね。

 (事務局)はい。

 (教育長)学校には授業時数の確保はしっかりとしてくださいと伝えています。来年度から土曜授業が始まりますが、今までは中学校の卒業式は3月議会の会期中で議員さんが出席できないと聞いていましたが、土曜日でしたら出席いただけます。土曜授業は振替は必要ないですが、1日授業しないと1日振替できないわけですので、学校での状況も変わってくると思いますが、学校間できちんと統一しておくよ   うにと。最近はないのですが、卒業式の後、トラブルのようなことも予想されますが、在校生も巻き込んでというようなことになると大変なことになるので、学校として責任を持って対応できるということであればよいのではないかと伝えています。
そのことも含めて、土曜日に卒業式を行うことがよいかどうか、今日の定例教育委員会でも協議していただくとさせていただいています。

(委員長)保護者の方が、たくさん、ご両親が出席される、来賓の方もたくさんお見えになるということも予想されるので、そのあたりも含めて対応いただくことが必要ですね。 

(事務局)保護者、来賓の皆さんなど、体育館への収容人数も考慮にいれて授業日数の確保をしながら、3月7日に卒業式を実施する方向で進めさせていただきます。 

(教育長)今年は試行という形で、次年度以降はその反省もふまえてまた検討していくといいと思います。


6)2014体育・健康フェスタの実施報告について

(事務局)10月26日には、2014体育・健康フェスタを行い、皆様にはご出席賜りありがとうございました。当日のメインイベントである吉田沙保里選手のトークショーもありまして、当日の参加来場者数は、式典・講演会を含めて1,100人でした。
吉田選手の裏話などもあり、皆さん楽しく有意義な時間を過ごしていただいたと思います。体育協会60周年とあわせての開催でしたが、よい形で実施できたと考えております。また午後からは体験コーナーなどがありましたが、合計して3,500人程度の参加となりました。ご協力ありがとうございました。
また、11月16日には「ひなち湖紅葉マラソン大会」が行われますが、参加申し込み人数は662人です。前年度から30人ほど減少しています。10キロメートルレースが若干減少していますが、ジョギング等は増加しています。
今年度は諸経費等の高騰により参加料を値上げしましたので、参加人数の心配をしていましたが、前年度なみの人数となりました。11月16日には、またご参加をよろしくお願いいたします。

 (委員長)参加申し込みは締め切っていますね。662人の参加予定ですね。

 (事務局)はい、そうです。

 (委員長)体育・健康フェスタは昨年度、武道交流館いきいきで開催し、今年度は総合体育館で開催しましたが、中央公園での開催で参加者が多かったですね。運営もしやすかったですか。

 (事務局)そうですね。会場を集中分散型で行えましたのと、フェスタは中央公園でというイメージがある中で昨年度より来場者が多かったです。


7)教育センター行事について

(事務局)2つの行事についてご案内します。
1つは名張市小中学校音楽会ですが、11月11日(火曜日)にADSホールにおいて行います。お時間がおありでしたらご参加ください。本年度は生徒数が少なく、市内中学校の3年生全生徒が入場できます。
もう1つは名張市立学校・園美術展覧会を、11月28日(金曜日)~12月1日(月曜日)まで、名張小学校体育館にて開催します。こちらもよろしくお願いいたします。 

(委員)中学校の音楽会は会場が満席だと聞いていますが、出席しても大丈夫ですか。

 (事務局)ご出席ください。保護者は各学校2名分の席を確保しています。各学校に出席者の選択は任せていますが、PTAの本部役員や学級委員が出席するところもあるようです。

 (委員)小学校の音楽会に参加しましたが、かなりレベルが上がったように思い、感心しています。

 

・定例教育委員会の日程について
  12月定例教育委員会 12月1日(月曜日) 午後1時30分から
  1月定例教育委員会  1月8日(木曜日) 午前9時30分から

 

(委員長)以上で第9回定例教育委員会を終わります。ありがとうございました。





このページに関する問い合わせ先

教育委員会事務局 教育総務室
電話番号:0595-63-7849(総務担当)・0595-63-7873(施設・学事担当)
ファクス番号:0595-63-9848
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