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名張市

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平成24年度名張市教育委員会第12回定例会会議録(平成24年1月8日開催)

更新日:2015年3月18日

開催場所など

1.開催場所 名張市役所2階 庁議室
2.開催日時 平成25年1月8日(火曜日) 午後 3時00分 開始
平成25年1月8日(火曜日) 午後 4時00分 終了
3.出席委員 福田委員長、松尾委員、瀧永委員、山本委員、上島教育長
4.欠席委員 なし
5.事務局 中野伸宏教育次長、山下敏弘理事、木村ユミ子理事兼図書館長、門田了三文化振興担当監、中谷恒雄学校施設整備推進担当監兼学務管理室長、今井寛教育総務室長、和南義一学校教育室長、杉本一徳文化生涯学習室長、合田卓也市民スポーツ室長、松本孝寿副室長(書記) 
6.議事 下記のとおり


(委員長) ただ今より平成24年度第12回定例教育委員会を始めさせていただきます。

議事(1報告)

    1  報 告
       第15号 臨時代理した事件(平成25年度当初予算)について
       (事務局説明)

    (委員長) 説明をお聞きしましたら、なかなか厳しいということはありありとわかりますが、ご質問はいかがでしょう。要求額からさらに精査されるのですね。

    (事務局) 施策別枠配分の方式は、各担当で枠に収めるのに非常にご苦労いただいたのですが、枠に収めた限りは、この通り査定しますということです。内容を吟味した中で、例えばこれはだぶっているとか、もう少し節約できるといったところは落とされる可能性はありますが。逆に枠外経費、賃金などはかなり厳しく査定されるように聞いております。

    (委員長) 今後、ヒアリング等があるということですか。

    (事務局) ヒアリングはもう終わっておりまして、今後は復活折衝になります。名張躍進プロジェクトについて、校区再編に600万円要求したと申し上げたのですが、満額付くかどうかはわかりません。

    (委員長) 学校関連で、給食で、伊賀米のランクを落とすということでしたけれど、Aランク付けられた伊賀米を名張の子どもは食べているということが、新聞にも載ったところですが、それは難しいのですか。

    (事務局) 担当としては、それは望んでいない訳ですが、最終的に枠内に収めなければいけないので、お願いして落としていただいたというのが現状です。落とすについては関係各所と折衝も必要ですし、大分ご苦労いただいているところです。

    (事務局) 伊賀米コシヒカリでということになると、他の学校管理の費用が不足してきます。名張産のコシヒカリは無理でも、名張産のお米を使用したいとは思っています。

    (委員) 生産者からお米の寄付募るとかはできないのですか。

    (事務局) 学校給食ですと、年間45トンぐらい必要になります。すごい量ですので、取り扱い業者を通さないと安定した供給は難しくなってきます。

    (委員長) この件につきましては、このまま進めていただくということで、よろしくお願いいたします。

    議事(2議案)

    2  議 案
       議案第16号 名張市同和奨学金支給条例を廃止する条例の制定について
       (事務局説明)

    (委員長) 現在、この同和奨学金を受けておられる人数はわかりますでしょうか。

    (事務局) 25年度6名、26年度は2名、それで終わりです。

    (委員) 同和対策という形の奨学金なくなって、奨学金も一律でその申請を受けるっていう形になると考えたらいいのでしょうか。

    (事務局) 名張市には、高校で10名、大学で10名という奨学金の制度ございまして、そこで一緒の基準で審査を受けていただいて、支給されるということになります。

    (委員) 今まで枠があったものがなくなることに対して、説明会もあったということですが、特に支障なく移行できると考えておられますか。

    (事務局) 同和対策奨学金を継続しているのは、県下では伊賀市と名張市だけで、全国的には、一般施策の統合ということになっていることを説明し、地域にご理解いただいて、進めさせていただいています。

    (委員) 一般施策に移行するにあたって、対象地区の子どもについては選定基準を少し緩めるとかそういうことはしないのですか。
     
    (事務局) そういうことはせず、奨学金の規定に基づいて選定させていただくことになります。

    (委員) 25年度6人、26年度2人というのは、新たに奨学金の支給をしないから減ってくるということで、対象児童はいるということですね。

    (事務局) そうです。経過措置として卒業するまでということで、25年度から入ってくる子どもは対象になりません。

    (委員長) その方は、名張市の奨学金制度に申し込んでくださいということですね。

    (委員) 一般施策の中に入ると、成績優秀とか、家庭の経済状況とかいろいろ基準があると思いますけれども、奨学金を受けるのが難しくなると思うのですが。

    (事務局) 最近は同和地区だけではなく一般の方でも生活が苦しい方もたくさんおられますので、奨学金の対象者は多くなっています。地域に関わらず、生活が苦しくて学校へ行けないっていう方を支援していくという趣旨ですので、同じ基準で選定していくということです。

    (委員長) はい、ありがとうございます。それでは15号につきましては、原案の通りで可決をしたいと思います。17号から20号までは、事務手続きですので、一括で審議しますか。

    (書記) 一括で、提案、ご説明をさせていただいて、一括で質疑をお受けするという形でさせていただいてよろしいでしょうか。

    (委員長) はい、そのようにお願いします。

       議案第17号 名張市同和奨学金支給規則を廃止する規則の制定について(具申)
       議案第18号 名張市規則に規定する様式に係る押印の取り扱いの特例に関する規則の一部を改正する規則の制定について(具申)
       議案第19号 名張市教育委員会事務局組織および処理規則の一部を改正する規則の制定について
       議案第20号 名張市奨学金選考委員会の一部を改正する規定の制定について
       (事務局説明)

    (委員長) ご質問よろしいでしょうか。特にご意見もないようですので、原案の通り可決をいたします。よろしくお願いいたします。

    議事(3協議)

    3  協 議
       平成24年度 教育委員会事務の点検評価について
      (書記説明)

    【施策1 スポーツ活動振興費】

    (委員) 各種団体やボランティアに携わってくれる人がいて事業ができていると思いますが、市もある程度、財政的な支援をしてもらわないと、ボランティアが段々減ってくるのではないかと思います。スポーツ少年団などでも、親が大変だといって辞めていく人が多くてジリ貧になっている状況があり、趣味で一所懸命やってくれている人は、本当にありがたいのですけれども、その人たちにおんぶにだっこでは、段々ジリ貧になってくのではないかという気がします。その辺りはやはりしっかり対策をしてもらわないといけないのではないでしょうか。

    (事務局) おっしゃっていただいたように、参画される団体や人が固定されてきていたり、あるいは少なくなってきたりという状況はみられます。スポーツ振興は、どうしてもそういうボランティア的な部分に頼りきりになってしまうところがあるのですが、財政的にかなり厳しい中で、どういった援助が可能かを考えていかなければいけないと思います。また、一所懸命やっていただいている方々のご意見も聞きながら、他の市民の方にも、どんどん参画していただける環境を作っていく必要があると考えております。これは永遠の課題かなとも思いますが、そういうことを意識しながら進めていきたいと思っております。

    (教育長) 学識経験者の意見の中に、会員間の懇親や交流等が紛れ込まれないように留意してもらいたと書かれているが、そんなことは一切ないはずで、こんな意識を持たれていることは非常に心外。あるいは、考査委員会に出した資料の中に、こういう印象を持つ表現があったなら、直していかないといけない。

    (事務局) 補助ではなく委託事業ですので、当然ながらそういった費用が入る余地はありませんが、資料作成の中で誤解を招くようなことのないようにさせていただきます。

    (委員長) よろしくお願いいたします。

    【施策2 生徒指導充実推進事業】

    (委員長) 前年度に比べ3人減少いたしましたという表現になっているのですが、何人いるうちの3人なのかがわかりませんので、何パーセント減少しましたといった表現のほうが、よいのではないでしょうか。

    (事務局) パーセントで表示します。

    (委員) 名張市版不登校防止対応マニュアルは、もうできているのですか。それとも今作成しているのですか。今後、作成するのですか。

    (事務局) 今後、作成します。

    (委員長) 今年度中に作成する等、時期の目標設定は入れなくていいのでしょうか。

    (委員) こういった表現があると、どういったものか興味ありますし、汎用版のようなものがあれば、啓発に使えるかなと思いますので、時期的なものも表記してもらった方がいいと思います。

    (事務局) 作成は、教育相談担当者会と生徒指導推進部会でやっていくことになると思いますが、25年度中を目処に取り組みを進めます。

    (委員長) よろしくお願いします。

    (委員) 教育相談担当者における会議、校内ケース会議、関係機関とのケース会議。いろいろなところで議論して連携というのが大切なのはよくわかるのですが、人的にそれほど先生の数が多くない中で、先生が疲弊してしまって、子どもをみられなくなるのではないかなと心配しています。学校現場は、これができるような状況にあるのでしょうか。

    (事務局) 現在もこの通りやっていただいているのですが、いくつも会議がありすぎると、委員さんのおっしゃるとおり、学校現場のほうも会議は出席者のことを待ってはじめるというような状況もあることは、こちらも把握しております。場合によっては、管理職の先生が出ていただいているケースもあります。

    (委員) このような会議がはじまるのは、4時すぎとか、5時ぐらいから。その時間から話しはじめると、終わるのが6時、7時。それから帰って、教材見てとなると本当に大変なので。

    (委員長) 皆さんで共通認識を持っていただくことは必要ですので、1人の先生に負担がかからないように対応していただくということで進めていただきたいと思います。

    (教育長) 学識経験者の意見の中に、「地域づくり組織との連動やバックアップというものを考えてもらいたい。」という意見が有るが、それに対する回答が見当たらない。ここは平成25年4月開設予定の教育センターを通して、やっていくということを伝えてもらえば。また、最後のところで「今後も引き続き、全小中学校で実施」と書かれているが、何を実施するのかわからないので、「Q-U調査を実施していく」と入れておくほうがよい。

    (委員長) 2点については、修正をお願いします。

    【施策3 教育振興一般経費(教育総務室)】

     ※質疑なし。

    【施策4 小学校教育振興費・中学校教育振興費】

    (委員) 教育研究所で、いろんな職員研修してもらっていると思うのですが、理科科学関係の研修会、例えば実験などの研修会もしてくれているのですね。

    (事務局) 職員対象の研修で、理科関係は少ないですがやっています。来年度以降、教育センターのサイエンスルームの整備ができた時点で、そこで理科分野の職員研修や土日の子どもの課外の部分もやれる可能性があると考えております。

    (委員) 理科備品のところで、「教職員の資質向上も図ります」と書いていただいていますが、これは本当に大事なことだと思います。最近の先生方は、教育学の勉強はしているけれども、教科教育の勉強は余りされてないように思います。特に理科は、自分で研究してということが減っているように思います。今、理数科教育の充実が言われていますので、教育センターを中心に研修の機会をしっかりと持ってほしいと思います。先生方が理数科に対して興味を持たなければ、子どもが興味を持ってこないと思います。

    (教育長) この項目を評価するのは、非常に難しい。教育委員会がしっかりやろうとしても、予算がつかなければどうしようもない。

    (委員長) 扶助費を別事業として整理すると書いていただいていますが、これは来年度から整理するということですか。

    (事務局) 扶助費については、財政経営室と協議しており、来年度から別事業になります。

    (委員長) よろしいでしょうか。それでは、今回の意見を反映することで承認とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

    議事(4その他)

    4  その他
      1)義務就学者の就学校の変更について
       (事務局説明)

      2)平成25年度児童生徒および学級数の見込みについて
       (事務局説明)

    (委員長) 国津小学校については、0になっていますけれど、地元の子どもは0ということで、特認校の数は入れていないということですね。

    (事務局) そうです。12月15日現在では0の予定でした。

      3)児童生徒の問題行動について
       (事務局説明)

      4)名張市青少年センターの管理の方針について
       (事務局説明)

    (教育長) サテライトスタジオはどうするのですか。

    (事務局) サテライトスタジオにつきましては、契約は3月31日で終了しますので、再利用される場合には、新たな契約を締結することになります。

    (委員長) 現在は使用料をいただいているのですか。

    (事務局) 今は指定管理業務の一貫として認めていますので、徴収はしていません。

    (委員) 運営管理が変わっても、市民の利用については、変わることは無いのですか。

    (事務局) 料金も変わりませんし、稼働時間等についても変更はありません。

    (委員長) ADSホールと書いた軽自動車の所有は。

    (事務局) 指定管理者が持ち込んだ車ですので、4月1日以降は市の公用車を配置します。パソコン、コピー機につきましても市でリース対応する予定です。

    (委員長) 応募者該当なしということの一番の要因と思われるのは、説明にあった人的な理由ですか。

    (事務局) そうです。仕様書で、正規職員1名、臨時職員2名で算出をしている市の積算額と、受託者の決算額とか大きな隔たりがあって、人件費の分が赤字となっているということでした。アドバンスコープからは人的配置積算の見直しを求められていたのですが、財政経営室、行政改革推進室と協議をした結果、仕様書の条件については前回通りでいくということに決まりましたので、それを踏襲させていただきました。アドバンスコープとしては、その辺りの経営改善はできないということで、応募を断念されたと聞いております。その辺も含めてどうするのかを、来年度前半に決定します。

    (委員長) 市直営の体制としては、正職1名、臨時職員2名ということですね。

    (事務局) 原則はそうですが、運用上は正職1名については、2名ないし3名がローテーションで対応するという形でと考えております。

      4)平成25年度成人式について
       (事務局説明)

    (委員長) フリータイムにしていただくミニライブは大丈夫でしょうか。ざわざわした中で、申し訳ない状況にならないか心配ですけれど。

    (事務局) 静かな中でやるということは、ざわざわしていれば「静かにしなさい」と言わなければならないということですので、言うことを聞かずに却って収集がつかなくなるおそれがあります。そこで、フリータイムの中で実施して、実行委員のアレンジにお任させていただきます。

    (委員長) この歌手ご本人も新成人ですか。

    (事務局) 新成人です。ギターの方も新成人ということです。

    (教育長) 演奏はステージを使うのですか。

    (事務局) 仮設ステージのほうを使います。準備する時間が必要ですので、ミニライブ前に式典は一旦終わって、来賓の方については式典が終わったところで退席していただく予定です。

    (委員) 出演に関してはボランティアですか。

    (事務局) そうです。

    (委員) 機材にかかる経費などは、どうですか。

    (事務局) 機材のほうも、若干のお礼はさせていただきますが、無償に近い形で提供いただいています。

    (委員長) こちらに住んでいる近大高専の生徒さんが参加してくれることもあるのですね。

    (事務局) あります。

      5)平成24年度 第2回の皇學館大学ふるさと講座開催について
       (事務局文化生涯学習室長説明)

      6)第53回伊賀地区駅伝競走大会について
       (事務局市民スポーツ室長説明)

    (委員長) 当日、名張からもたくさんスタッフの方がいかれるのですか。

    (事務局) スタッフの配置につきましては、伊賀市からまだ連絡は来ていませんが、また職員にもお願いをさせていただきますし、スポーツ推進委員にもお願いさせていただいているところです。教育長と瀧永委員にも出席をお願いします。

      7)第6回美まし国三重市町対抗駅伝
       (事務局市民スポーツ室長説明)

    (委員) 応援者の移動はどうなっていますか。

    (事務局) 今年も応援者と選手を乗せたバスを出させていただく予定でおります。そちらにつきましては、別途ご案内させていただきます。

    (委員長) 青蓮寺駅伝はこのあとですね。

    (事務局) 2月24日です。

      8)その他

      各所属からの諸事項

      ・委員の担当について

    (事務局) 各委員の担当について、山本委員につきましては、大窪委員さんの後任ということでお入りいただきましたので、大窪前委員さんがご担当されていました文化をお願いさせていただくということでよろしいでしょうか。

    (委員長) そのようにお願いをします。

      ・教育センターの進捗状況について
       (事務局説明)

      7)その他
      ・定例教育委員会の日程について


    (委員長) 以上を持ちまして、平成24年度第12回定例教育委員会を終わらせていただきます。

    このページに関する問い合わせ先

    教育委員会事務局 教育総務室
    電話番号:0595-63-7849(総務担当)・0595-63-7873(施設・学事担当)
    ファクス番号:0595-63-9848
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