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名張市

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平成22年度名張市教育委員会第12回臨時会会議録(平成23年1月14日開催)

更新日:2015年3月18日

開催場所など

1.開催場所 名張市役所2階 庁議室
2.開催日時 平成23年 1月 14日(金曜日) 午後 3時30分 ~ 午後 5時15分
3.出席委員 松鹿委員長、北橋委員、福田委員、松尾委員、上島教育長
4.欠席委員 なし
5.事務局 中野教育次長、峯山理事、奥田生涯学習担当監、吉本人権啓発担当監、森田学務管理室長、西山学校教育室長、門田生涯学習室長、木村図書館長、森本人権啓発室長、西本副室長(書記)
6.議事 下記のとおり

(委員長) ただ今より、平成22年度第12回臨時教育委員会を開催いたします。

議事(1協議)

1)奨学金制度の見直しについて
(事務局説明)
(委員長) 既に熊野で支給されている奨学生は、来年どうなるのですか。

(事務局) 熊野が平成20年に制定した制度でしていますけれども、近大高専に特化したというか、条例で奨学金の貸与を受けている者は現在、2年生と3年生で2名ずつおります。熊野市に確認しますと、これらについては素直に法律というか熊野市の規則を読みますと、住んでいなければならないことになっているのですけれども。本人の意思ではなくて学校自体が動いてしまいますので、それに付いていくものについては特例で、在学中その学生が熊野市に引き続いての貸与を求めれば、支給するという形です。

(委員長) 熊野から支給されるということですね。しかしその人がもし断って、名張へ申請するということもありますか。

(事務局) その場合は同じようなところの中で審査があります。

(委員) 背景というところで大事なことだと思いますけれども。これだけの制度を運用していった場合に、基金の面ではどんなものですか。返還については、その返還をした場合に、世の中というのはその返還部分でどのくらい返ってくるのか予想がつかないもので。そうなったときに基金との関わりがどうなってくるのかと思うのですが。

(事務局) 基金はいま現在の残高としては、5000万円余りですけれども。この状態で、10人・10人という形で給付すればまだ払えるし、お貸しできるような状況です。そういったこともありますので、今申し上げたようにその基金が枯渇しないようにふるさと納税なり、という形での基金の造成部分といいますか、それができるような形での方策も検討したいというのが、企画当初からのお話でございます。
返還、貸付の部分ですが、今までは給付だけだったのですが、今度新しく「貸与型」の方法を新設することになります。貸与型は、今考えているのは在学期間が終わったら1年間据え置きをして、それから10年間で返していただくと。高校等でもらっていた場合は、また大学なり上に進学することを考えますので、進学された場合はその在学中は猶予すると、卒業されてからの償還となりますけれども。いま貸付型の奨学金で、返済率なのですが、日本学生機構、昔の育英会の貸付での返済で、2割弱滞納があるということです。8割強の返済になっているという部分があるようです。県内でも四日市等で貸付がありますけれども、やはり12、3%は滞納があると。ただ、貸与型のほうは一般会計で予算を組みます。
それと前にも申し上げたかもしれませんが、貸与型として1年据え置いて10年償還という形で回していくと、最大17年間…100%もし返してもらえれば、17年目にはその償還金で運用できるような格好です。ただ2割弱戻らないとすれば、その部分は貸しが出ます。一応サイクル的には17年経てば回れるようになっております。

(委員) もし募集した場合に、高校生・高専生(1~3年)が10名、大学生・短大生・高専生(4~5年)が10名となっていますけれども、高校生のほうが8名しかなければ大学生のほうを2名増やすということはせず、8名は8名で運用するのですか。

(事務局) そうです。現在の給付の場合でもそういう形でございまして、この1ページの所で18~22年の平均で高校生は申請が7、8人、受給3、4人になっておりますけれども。これは平成20年だったか、1人しか応募がなくて、その人には受給してもらったのですが。そのようなことがあったので、4人以下の数字になっているのです。大学は4人になっていますけれども、そういうことです。ですから高校・高専の枠と、大学・短大の枠はそれぞれで10人・10人という形で考えています。

(委員) 逆に多い場合は、どのような選考の仕方になるのですか。

(事務局) それは、経済的な理由とか。

(委員) その辺りをやはり加味していって、選考するということですか。

(事務局) それと同じような経済的理由であれば、優秀というか成績も加味するという形で、選考委員会のほうで選考しています。

(委員) 貸与のほうもそのように選考するということですね。

(教育長) 前にも言わせてもらいましたけれども、近大高専のためにというのではなくて、やはり広く中学生、高校生など困っている方にも利用してもらうというのが、教育委員会としての考えです。

(委員長) ということで、これにつきましては異論のないということから判断して、承認とさせていただきます。


 2)名張市市立学校施設目的外使用条例の一部を改正する条例の制定について
(事務局説明)
(委員) 暴対法というのができて、もう何十年となっているのですよね。それ以後も暴力団、暴力団と言わなければならないということは、市でこのようなことをしなければいけないのですか。もっと大きい所でくくれるのではないですかということがひとつです。それと現行に、全てではないですが“市長は”という文章がありますよね。そういうこともあるので、教育委員会も当然ですが名張の全ての室で考えていかなくても、そこまで細かくしなくても、何とかブレーキをかけられるようなものを県とか市とか、もっと大きくは国で何とかできるのではないですか。ここまでして動いて、このひとつの文章を出しても相当頭脳の明晰な者が暴力団組織にはいて、幾らでも網の目をくぐる。この間から、マンションを経営している人が、マンションの取り立てに行っても、この頃は居留守も使うし、完全に。それで裁判で訴えて、裁判所へそれを出しても絶対に動かないという形にまでなってきているようですから。ここまで動くようなことをしなくても、何とか抑えられる所はないのですか。

(事務局) そのことに対する回答にはならないかもしれないのですが、今なぜ、このタイミングでこういうことを全国の都道府県がするかというと、今、刑務所に入っているある暴力団の人が出てくるらしいのです。それでその後の抗争が懸念されるので、冒頭申し上げました、当然暴対法に基づいて公安の担当は、防止の務めを果たしていただくわけなのですが、“社会対暴力団”という構図で立ち向かうという意思表示をするために、都道府県は条例を制定して市町村にもそれを下ろしてきているというところなのです。
もう1つ、実務面で、窓口で暴力団とやり取りしなければいけないことになってきます。見るからに暴力団かどうかは分かりませんし、最初に申込みに来たときにどう対応するかということ、あるいは後で分かったときにどう対応するかということで、身の危険をもって窓口対応をしていかなければならないと。そうした訓練というか教育も全くなされないままに、条例だけ整備しましたと、そんなことでよいのでしょうかというような議論も実はございます。庁議なり主管室長会議でも出たわけです。ただ単に条例だけ、杓子定規に変えたからそれでいいのかということなのですけれども、まずはこれを変えてもらいたいという危機管理の、市としての施策の決定がなされていると。ただそれは、市が名張市暴力団排除条例を制定するというところまででして、それに関連して他の所はというと、先ほど申し上げたように非常に曖昧な説明で申し訳ないのですが、事務はとにかく進めつつ、最終的にどうするかという決定はまだ先になると。ということの中で今、お諮りしているという非常に混乱したような説明で大変恐縮なのですけれども。

(委員) この間、国勢調査を暴力団がやっていたのです。それが、非常に摩訶不思議なところが推薦して。それで結果わかって、そうすると自分はやめないと。現実にそんな問題も起こっている。名張市としては、こういう危惧されるようなことがやはりもう見え隠れしているのですか。

(事務局) そういう情報は確認できておりません。

(教育長) いま委員のおっしゃったことは、この間の庁議でもそのような話が出ました。なぜ県がするのに、市もしなければいけないのかと。トータル的にカバーできているのではないかとなったわけですが。県には昨年10月22日に報告してあるわけですが、その中にもいま室長が言った形の中で、国なり県がやっているがそれだけでは不十分だと。やはり特に管轄をしている所、そして啓発もそうですが、あるかないかによってかなり歯止めといいますか、市民に意識をそういう形で持ってもらうと。安全・安心のまちづくりというものの中では、名張市もそういうことについてやっているのだなということをやはり明確にすることが必要だと。こういう説明があったわけです。しかし、個々のことで、どうしようかというのは大変な議論になりまして、もう一度持ち帰って、次回の庁議のほうに諮るということですが。先ほど室長が言ったように、県が全部やっているとは限らないわけですので、名張市もそこまでしなければならないのかという議論もあります。しかし、どうなるかわかりませんけれども名張市としてはおそらく、県も言っている以上は、県下29の市・町について暴力団廃止の条例を制定するであろうということは間違いないと思います。個々のことをどうするかについては議論のあるところですので、いま室長からもあったように、形だけで本当によいのかと、あるいは窓口でそんなはっきり××組とか言うはずがないのだから、巧妙になると分からない。ついては、当然分かってきて“受付したお前の責任だ”というのでは駄目ですから、やはりやる以上は窓口も、担当の施設においても管理している者が理解できるような、研修なり説明をきちんと受けた上ですべきであって、早急に形だけしてしまったのでは駄目なのではないかという話もあったわけですので、それらのことを踏まえながらやっていくのですが。あと、どうせ市はもう3月議会をしなければいけないと。その時期を逸して、もうまとめてやればよいのではないかというのが危機管理室からの提案だったのですけれども。それはやはり、良いことばかりはないということもあったわけです。
 もし、最終庁議の中で決まったら、もう教育委員会にお諮りする機会がないので、今日臨時の教育委員会をさせてもらいました。20日の庁議に間に合うようにということですので、この通り3月議会にそのまま条例が、改正のとおり出てくるとは限らないのですが、出てきたときにはこういう形でお願いできればと。このようにご理解いただきたいと思います。
 この間も、危機管理部長とも話をしたのですけれども。先ほどあったように、市としては廃止条例は当然してもらったらいいけれども、個々のことについては、教育委員会としてはそんなに急ぐことではないのではないかと。それよりも大事なことは、やはり実際に受け付けてくれる人等に説明をしっかりした上でしてもらうほうが、よいのではないかということですが。うちだけどうこうではなく、他の多くの施設でもしてもよいのではないかと思っております。そんな状況です。

(委員長) これについては各所管の別の室のほうでも、いろんな質問を受けますよね。この条文については同じような言葉遣いで表現して、いま検討中ですか。

(事務局) そうです。直すとなったときにすぐ対応できるように、同じような作業を今しているところです。ですので案文を見てもらうと、この改正条例の施行期日は一応4月1日としておりますけれども、これは全く改正しないとなるかもしれませんし、改正するとしても6月議会に上げて7月1日からと、情勢によって変わる可能性がありますので。ただし、事務的な準備は進めているというところです。

(委員) 委員さんが先ほどおっしゃっていたのは、マンションでもそういう暴力団が入って困っていると。その大家・管理者だけではなくて、地域住民が困っているわけですよね。地域が結集して暴力団排除のために、そのアパートを出て行けと、マンションを出て行けという運動をやっているがなかなか難しいということは最近ニュースでも出てきていますので。そういった中でやはり文面をきちんとしておいたほうが、盾に取ってこれがあるから排除できるということで、最低基準は必要だと思います。他に何か…図書館とかそういうのはよろしいですか。

(事務局) 図書館とか、夏見廃寺の所もそうですし名張藤堂家邸もそうなのですが、そこをたとえば暴力団というかグループが使って何かするというより、“貸し館”というような行為がない施設については、言ってみれば排除する要因がございません。暴力団の人が夏見廃寺を見に来て勉強してもらうのは良いことですし、藤堂家邸を見て感心してもらうのは大いに良いことですので。そこで暴力団が何かの行為をするというような施設については、予め排除できるようにしておくということでございまして。図書館が貸し館をするようになれば、同じような規定は設けていかなければならないということになります。

(委員) ○○組が、市民を集めた餅つきをしているのを、今年はしないのです。廃止されているから。こんな市民とのつながりを一生懸命にやっているのですね。ただこれを決めて、ちゃんと見破ることができるのでしょうか。これを見て、逆に向こうは借りてこないということでしょうか。

(事務局) 暴力団の、何をもって利益かという判断が難しいところです。暴力団というのははっきり出せますので、“暴力団だから駄目だ”と言えるのですけれども。利益になるかどうかという、暴力団が社会貢献をする場合もありますので。

(委員) たとえ暴力団でも、それはすごい頭脳犯がいますよ。利益とはどのようなものか説明しろと言われますよ。その辺もいろいろ考えておかなければ。

(委員長) そのようなときはどうしますか。やはり市は弁護士のほうでいろいろと対応策を練ってもらうとか、意見を聞くとか。

(事務局) そこなのです。たとえば窓口へ来て、「暴力団○○組だけれども、麻薬の撲滅運動をする」と、あり得ないですがそう来たときに、暴力団であることには間違いないですけれども、暴力団の利益ではなく社会の利益になるようなことをすると。そんなときは判断に迷うのですが、どうするのかというマニュアルや手続きが何もない中で、それはやはりきちんとしておかなければならないと思います。

(委員) 変な話、温泉に行くと“暴力団および刺青の人”と書いてありますよね。僕は前に、月ヶ瀬で入ってみたら居て、長く入っていられませんでした。そうやって入っているのです。外国では刺青というのは、スポーツ選手とかどんどんしているけれども、日本では違和感ありますよね。そんなのでなければ見破られません。

(事務局) その辺まで詰めた仕組みが、まだできていないのです。

(委員長) お抱えの弁護士がいらっしゃるのでしょう。

(事務局) はい。そういう疑義のある場合は、その都度相談して対応していくということになりますので。やはり水際でどう対応するかというところも、同じ歩調で考えていかないと、条例をつくったから良いというのではないということは一応確認されているのです。ではどうするか、というのはまだこれからという状況です。そんな中での改正ということです。

(委員) これで少しでも、暴力団が減るのであればいいけれども。僕ははっきり知らないけれども、教え子でもそれの弟が、兄貴が暴力団へ入ってしまったというのを聞いている。

(委員) 最近の暴力団というのはなかなか、先ほどもおっしゃったように相当巧妙ですよ。本当にボランティア活動をするという口実にしておいて、住民の意識をこちらに向けておいて、徐々に個人に攻撃をかけていくと。そういうやり方もありますからね。やはり市民に対して、名張市がこのような取組みをしているのだというのをしっかりPRしておくことも大事かなと思います。

(委員長) 市民の意識を高めるということも大事でしょうね。

(委員長) そういうことで、これについては原案ということですので、原案のとおり一応承認しておきたいと思いますけれどもよろしいでしょうか。

3)名張市武道交流館いきいきの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(事務局説明)

 4)名張市体育施設使用条例の一部を改正する条例の制定について
   (事務局説明)

 5)名張市公民館条例の一部を改正する条例の制定について
   (事務局説明)

 6)名張市観阿弥ふるさと公園の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(事務局説明)

 7)名張市教育集会所設置条例の一部を改正する条例の制定について
 (事務局説明)

 8)名張社会教育指導員等の報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 (事務局説明)
(委員) 教育委員会としてこのような給与など決定したりしているのは、他にはどのようなものが。何も無ければこれは、市で考えてくれたら一番いいと思ったもので。

(事務局) 先ほど申し上げましたような県補助があって、金額を定めてきたという過去の経緯があります。市は、これ以外は全て1本の条例で報酬額を定めていて、それを市の責任において改定してきたという経緯があります。市はこう変えますよということを、私もその担当をしていたことがありますので、市の管轄する条例案の改正が決まりましたら、それを教育委員会にお伝えして、市はこういう方針でこのような改定をしますと。それでこの社会教育指導員の報酬改正も検討してくださいということを通知してきました。ただしそれは、申し上げましたように15年8月までは県から来ている金額で、ではこのように直しますということで手続きをされていましたので。それ以降が、どうしたら良いかということだったかと思うのですが、止まっていたということになります。このままの金額で良いではないかということでございましたら、もう何も改正せずにそのままということになりますが、教育委員会が動かなければ、この条例は変わらないということになりますので。

(委員長) 伊賀市は、金額的にはどうですか。

(事務局) 社会教育指導員のほうは108,400円、月額です。それと社会同和教育指導員と分かれていまして、また社会同和教育指導員につきましてもそれぞれの合併前の町村ごとに経過措置でこれまできていまして、まだ現在はそのまま経過措置が生きています。ですので最高207,220円以内というようになっています。

(委員長) 地域によって違いがあったから、その最高額に合わせるのですか。

(事務局) 最高額は今は記載してあるだけで。人がかわった場合とか、変更する場合があればその範囲内ということですので、下に合わせいると聞いています。なので条例そのものは、今は最高のところの金額の表示以内ということになっているということです。

(委員) 15年以降、初めての見直しになるということなのですけれども。金額は今、聞かせてもらったことが参考になってくると思うのですが、見直しをするタイミングとか、そういうことに対する決まりというのは特にないということですか。

(事務局) 決まりというものはありません。

(委員) このタイミングで見直そうとか、このときには直しませんとか、そういう基準を考えるという方向はないのですか。

(事務局) 特別にお願いする、地方公務員でいうところの3条で、特別な資格とかご経験、技能などに基づいて、職員と同じ時間、働いていただく常勤ではなく、非常勤でいろんなご教示をいただいて、お手伝い・お助けいただくというのがこの特別職の方々です。ですので、いわゆる給料という位置付けではなくて報酬、そのお手伝いいただいたことに対する御礼という意味の報酬という決め方になっています。そうしますと、その金額というのは何を根拠に決めるのだというのが非常に難しいところです。それで先ほど申し上げましたような、今もご質問ありましたけれども、他の市は同じような職がありますから、どれくらいお支払いしているのかと。もちろん、お仕事をしていただく日数であったり時間数というのもまちまちですが、大体同じような規模の市で同じような仕事、例えば農業委員会もそうですし、公平委員とか教育委員とか、法令で必ず定めなければならないとありますから、同じような規模の市はどのような状況かというのはまず一番の物差しになります。
 あと給料とは違いますが、そこの職員の給与水準がどうかとか。給与水準も地域と団体によってまちまちですので、市議会議員さんの報酬もそうなのです。高い所もあれば低い所もありますし、高すぎるから下げようと今もめているような所もございますので、何が正しいのかというのはないのですが。そんな中で考え得る物差しを使って、先ほど申し上げたような報酬審議会・委員会のような諮問機関をつくってご意見をいただくというようなやり方をしております。基本的に毎年1回見直しをしていくというのが、今までとられてきた手続きなのです。

(委員長) 仕事もだんだん忙しくなってきたのではないかと思うのです。それなのに下げなければならないというのは辛い思いもするのですけれども。

(委員) 今も市は、報酬審議会というのがありますよね。僕もその委員をさせてもらったことがあるのですけれども。やはりよく似た市町村を視察するなり参考にして、決めたように思うのですが。それと人勧(※人事院勧告)の部分もあったり。何か僕らの肩へ乗ってきているので、そういう本式の所でやってもらったらどうかと思います。

(委員長) 2.35%というか、市の職員の給与改定に準じてという。これがひとつの取っ掛かりで、教育委員会独自で決めたわけではないから、自動的にこうならざるを得ないということで了解していただくしかないわけだけれども。市の職員も本当に、だんだん忙しくて人数を減らされていますし、そういう中でまたお金を減らされるというのは気の毒だと思いますが。

(事務局) ここしばらく、人事院勧告もずっと、期末手当もマイナスいくら、本給もマイナスいくらとマイナスが続いていますので。このまま置いておいて、上がったときというのはそのまま、また追いつくときが来るとは思うのですけれども。でもいずれかのときにまた見直しを、委員さんがおっしゃっていただいたように、必ずいつしなければいけないとは決まっていないのですが。ではこのままずっと置いておいて、また同じような節目がいずれの日にか来ますので。

(委員長) また、ということで下げるときは下げる、上げるときは上げてもらうと。とりあえず致し方ないことかなと思うのですけれども、よろしいでしょうか。ではこれについても、教育委員会として承認しておきたいと思います。

(事務局) 協議事項は、本日ご案内の8)で終了でございます。それで書いておりませんが「その他」の項目ということでご報告事項がございますので、少しお時間を頂戴してよろしいでしょうか。

(事務局) 先日の成人式には、お忙しい中ご出席賜りまして本当にありがとうございました。今回の成人式につきましては、いろいろ反省する事件が多々あったということで、本当に皆様にはご迷惑・ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。現在、式典につきましては、来年度に向けて今年度の問題点の整理や、反省点等を踏まえ検討していくつもりでございますので、ご意見等をいただければと思っております。よろしくお願いいたします。

(委員長) 結局、来賓の方も聞いていましたからね。あのような人たちの考えというのは、いろいろ思いがあるようにも思うのですけれども。そのあたりが少し気になったところですね。一般市民ですか、教育委員会の指導・取組み方というのも気になったもので。それについては、外部から何か出てきていますか。

(事務局) 直接はまだ聞いていないのですけれども。今まだ取りまとめているところで。

(教育長) 私としては、きちんと今年も成人式の総括というか反省をする中で、今後への課題、どうすべきかと。市長も実は、この間の新春の記者会見の記者のかたから質問があった中で、今後どうするのかという形の中では、早急に見直しも含めて検討をします。このような答えもしていましたし、私のほうからも翌日、休みの後の室長以下関係の者を集めて、早い段階できちんとした総括をし、そして報告ということも指示したところでございます。個々のことはまた伝えてもらったらいいですが、何かご意見があればおっしゃってもらえればありがたいと思います。

(委員) この間のを見せてもらって、自分なりに感じることを言わせてもらいます。私の卒業の時には、赤目中と名張中が非常に荒れていました。そのメンバーが成人式をしたときには、一番前の椅子へ座ったのです。けれども今年のような雰囲気はありませんでした。そこまでならなかった。僕はそこにいましたけれども。
それで僕は思うのですが、まず雰囲気が、あんな形で絶対スタートしてはいけません。司会者がいますよね、司会者だけに全て仕切らせてはいけません、いちから。それまでにやはり市の職員がテコを入れておかないと。この中でどれだけの職員さんが出てくれたのか分かりませんが。それで、始まるのかどうかとざわざわしている中で、もう仕方ない、スタートしましょうとなりましたね。そのスタートしたときに、司会者が頑張ったのだけれども、会場を圧するような音響はなかったのです。あのマイクは非常に良いマイクだなと僕は思ったのです、あの立っているマイクは大分良いマイクを使っていると。でもあのざわざわというのに勝つだけのボリュームがなければいけないし、名張市などはあの音響設備は、案外トーンを柔らかくする場合が多い。あれは固く絞らなければいけない、通ってくるように。ふわっと響くような音響のセットの仕方では駄目なのです。とにかく固い音で、突き刺すように。その点を考えて、司会者が始めたときに僕は“これは駄目だな”と思いました。委員長はなかなか大きかったです。あのくらいで一気に全部が行けばよかったのですが、市長が30秒でやったものでまた良かった。あとが乗ってくれたのですが、会場にその気持ちが伝わらないボリュームでした。だからだんだん会がこうなってくる。それでそうなってきたときに、緊急時にはどのような対応をしなければいけないかということを、やはり市職員が考えておかなければならないところです。
あのメンバーは、なぜか1人が僕の名前を知っていまして、それで聞くことができたのですけれども。あの会場には名張市の成人だけですが、上野からは来ているし、ニュースがもう入っています、午前中やった上野の姿が。そして今年の姿は来年の今の19歳に、もうつながっています。それを覚えておいてください。そのような感じで、伝染病というのがあの子等にもあるのです。ここまでできるかな、ここまでできるかなと。それができたらだんだん大きくしていきたいというあの子等の気持ちがあるのです。今年の場合で、もうひとつこれは駄目だなと思ったのが、側に女の子がいたということです。黒い着物の女の子。これはまた、そういう女の子が側にいるということは男の心をくすぐるので、やってやろうかということになってくるのです、不思議と。もうひとつ今後の課題なのですけれども、そういうことがあって来年度にはやはり、最低でもまず音響が大きいことですし。スタートするまでに市の職員がしゃんとしてやらなければいけないと思います。今年は5分前に、あの子等が言うまで市の職員の動きがぜんぜんなかった。というより、そういうマニュアルでいったと思うのです。これは必ず、来年の19歳には参考になりますので、それに気をつけてほしいということです。
それと参加した成人の親御さん3名が、ちょうど同じ所にいたので話を聞きましたけれども、成人式が中途半端だったと。というのは、行って来賓のお話を聴くだけでしょう。今後模索するとしたら、もっと小さな単位でできないかと、名張市の。国の偉いさんが、全部の前で挨拶しなくても、小さな単位で、各地域でそういう小さな単位が出始めていると思うのです。中学校単位とか、僕はもっと小さいほうがいいと。老人が大きいことをやっていた敬老会が、もう本当に区単位になったでしょう。そのようなことまで、将来的には考えられないかなと。そろそろ考えても良いのではないでしょうか。小さいのを定例会のときに見せてもらったら、前に並んでいましたけれどね。そうしないと、あの雰囲気の中でスケールを大きくして、本当にいいのかなと思います。僕も今年の場合は、そんなところあの子等と一緒にさせてもらって、出て行かなくてもいいだろうと思ったのですけれども。教育長もいてくれるし、名張市もうずうずしていたから飛び出していったのですが。

(委員長) あのまま放っておいたらマイクの前へ出て、スイッチを切ってくれたからよかったけれども、これは暴れますよ。そうなったらもう、いくらなだめても手に負えない。だからその寸前に、速攻で対応しないと絶対駄目です。暴れてから抑えにかかっては駄目です。

(委員) 名張の警察にも掴みかかってきたでしょう。それから市長が“なめてるのか”と言いました、その姿に。煙草を吸っていたのでやはり。そうしたら“お前誰だ”と市長に対して。今年、なぜあんなふうになってしまったのかと。僕は大したことはできないだろうなと思っていたのですけれども。勝たなければいけませんよ、まずスピーカーで。

(委員) ○○先生のとき、荒れていた子等のときに私も式に行かせてもらって。前へ皆ずらっと並んで、“先生、元気か”とか言って、随分先生等と親しそうに、何年も会っていないので懐かしいというような光景を見て。“この子等、ものすごく先生を慕っているのだな”とそのとき思ったのですけれどね。今年、先生等もお忙しいとは思うのですけれども、去年は卒業生の子等を対応していただいた先生に、何人かお見えいただいていて。たまたまそういう年だったのかもしれませんが、会場の中でその子等とやり取りして“お前等、座らなければ駄目だ”というようなことを声かけてくれて、やっていたという光景を見たのですが。今年は元先生が来て、座って後ろで見てくれていましたけれども、先生ひとりくらいしかお見かけしなかったので。やはり以前お世話になった先生方、忙しいとは思いますが、ちょっと成人式を祝ってあげる気持ちで来てもらったら、何とか子ども等もそちらのほうへ気が行くのかなという気もしました。

(委員) 先生も、何もしてくれないでずっと後ろにいて、“あれは誰だ”という。

(委員長) いつも教員が何人もいてくれたでしょう。なだめに行ってくれました、僕等が出なくても。そうするとやはり落ち着くのですよ。僕等はてんで他人ですよ、顔も知らない者が行ったところで“お前何だ”と、こうなります。だから知っている人、できれば教員も動員かけて、あるいは何人か応援をいただいて、各学校にもやはり対応していただかないと。

(委員) それに、全部飲んで来ているのですよ。

(委員長) 私も、教え子が親になっていて、伊賀へ送っていった親がいるのですよ、子どもが成人式で。1時間前から入らないと、サンピアでやっているから、もう交通渋滞で動かないと。そのときいろんな車が入るのですね、それで同じ車が名張へ来ていると。その親も伊賀市で成人式が終わって、名張へ繰り出して新年会をやるのですよ、彼らは。伊賀が終わってから、ちょうど昼間に。ここの駐車場にも停まっていたという親がいましたよ。それらを、受付が通しているかどうかというところなのですよ。おそらく伊賀市から何人かが来ている可能性も、無きにしもあらずですよね。ただ車の中で待っている成人が、伊賀市の者でいればいいけれども。中へ入ってきている可能性があります、押しかけて。だから飲んでいるのは、既にそれ等が向こうでやっているということかもしれません。先生もお見えになったから。本当であれば、あれはどこの中学校だと言ってくれますよね、情報を。何もおっしゃってくれないから、違うのかなと。

(委員) あれは、メンバーが1つの中学校ではない。

(事務局) 先生にも聞かせてもらったら、1人しか知っている者はいなくて、他は皆知らない子だったと。

(委員) 正直言って、先生は校長先生でしょう。校長先生というのは全部は無理。私は覚えましたが、他の学校まで分からない。

(委員長) それと気になったのですが。煙草を吸う、酒を飲む、その年齢で成人式に飲んだということは、補導の対象になるのですか。

(委員) 二十歳になっていたら対象にならない。

(委員長) 若いお巡りさんも来たけれど、外回りをしているだけでしょう。酒を飲んで来る者がいるから、ヘルメットを被らないでオートバイに乗ってきたりするのを取り締まっているだけですよね。伊賀市はそれで、ノーヘルで来たから皆引っ張られてしまったと。伊賀はきちんとしているのです、お巡りさんが。パトカーを動員して。

(委員) 伊賀市は、やはり引っ張られたということを言っていました。

(委員長) だから酒を飲んでいる、煙草を吸う。その場で若いお巡りさんがどういう対応をするか、気になったのですが。

(事務局) お巡りさんに言ったら、“何か行動を起こさないと、僕は何もできません”と。

(委員) 公務執行妨害しか。

(事務局) だから言ってもらえないですかと言ったら、何もしていないから行けませんと言われて。何をしたら言ってくれるのですかと聞いたら、煙草に火をつけたり、何かをしたら行きますというようなことで。

(委員) あの会場の中は、市の職員が何人くらい入ってくれているのですか。前のほうでもいてくれたように思うのですが。

(委員長) 僕も見かねて、入り込んだほうがいいと思って。横同士を切り離さなければいけませんよね、仲間を。僕は真ん中に入って、横と横の者を切り離したのです。そうすると1対1の話ができるのです。集団で3人寄っているところへ1人が入っていっても、絶対に1人が良いことを言おうと思っても周りが何だと食ってかかってくる。だから切り離す役を僕がしたのですけれども。一番うるさかった者に話をして、“君等は楽しんでやっているかもしれないけれども、後ろを見てみろ。これだけ多数の者がやはり一生に一度の成人式を迎えて、物静かに聴いているし、こういう儀式を見ている。お前等それでいいと思うのか”と言ったら、“いや、それはいけません”と。分かるのですよ、そういう1対1で話をすればできる。でもそこで見せしめのような形でしてしまうと絶対駄目なので。やはり別の所へ1人ずつ呼んで、話をするくらいのことはしなければいけないですよ。それで大事なところはお巡りさんに対応してもらうとか。

(委員) あの子らは1人がやったら、じっとしていてもだんだん火がついてくるのです。そして僕が今もうひとつ思うのは、あれが現実だということを、僕らは知らなければいけないと。現在の若者にはああいう部分もあると。去年は、SPが多く入っていたのです。

(委員長) これから室内にも、2人くらいは最低でも、ある程度の年配の人も入ってもらわないといけないですよ。若い人だけではお友達です。一緒に写真を撮ったり。

(事務局) 名張警察へお願いに行かせてもらったときに、私達は会場へ入れませんのでと言われたのです。それで去年、SPの話が、入るなという指示があったので。

(委員長) ややこしくなったのですね。今年はそんなのは関係ない。それと事前に、ずっと同じ立場でやってくれている方が教育委員会にいらっしゃいますよね。こういう点に気をつけてきたというアドバイスを今まで受けてこられたのではないですか。

(事務局) それが皆、初めての者ばかりですみませんでした。

(委員長) 部署は替わっていくけれども。その辺りは配慮されて、皆苦労されていたと思うのです。

(委員) けれどああいう場面も見て、僕等は逆に良い勉強になったのではないですか。現実は、そういう姿なのです。それをやはり踏まえて、対策・マニュアルをつくっておかなければいけない。

(教育長) ありがとうございます。ここ2、3年、平凡な形だったので、逆に言えば盲点があったのかもしれません。あるいはそのような中で、きちんとした緊急のマニュアルがあれば。私も後で聞かせてもらったのですけれども、初めて来る動員の人も多くいてくれるのだから、事前にやはり、式が始まる前に皆が集まってこういう形でしようというのを、きちんとしなければならないこともあるのではないかと言わせてもらったのですが。初めに言わせてもらったように、担当のほうで早急に今年の状況というのをまとめて、来年度どうしなければならないかということについての検討もさせてもらって、またまとまり次第報告させてもらいたいと思います。また今後、皆様方のお気づきの点、今おっしゃってもらったこと以外にも、ぜひおっしゃってもらいたいと思うところですが。私たちの言いたいのは、会場そのものがどうなのかということ、あるいは式典そのものの流し方といいますか、先ほどもおっしゃってくれましたけれども、何年か前は天正みだれ太鼓の太鼓で、関心を持たせてしたということもありました。それは、今はもう式典だけあるので、式典の意識付けというか、そういう形に進めばいいですけれども、それで行ってしまうと式典そのものがどうなるのかという、そういう面もよく考えてやらなければいけないと。それと、先ほどもおっしゃっていただいたように音響の部分も、場合によってはマイクに近づけられる中で、スタンドの位置が少し遠かったかなと。着物を着ていたら、なかなか前へ出て行けないということもありますので、そういうことも考えなければいけないのではないかと思います。
あと、動員の数も市の職員も減らさせてもらって、この時期これから駅伝等があって、たくさん土曜日・日曜日に出てこなければならないので、限られてくるので大変ですが。補導センターなり、あるいは、実は先ほど少しふれていましたけれども、昨年までは、先生がいてくれて、よく知っている者がいたので、ある部分ではその力が大きかったかなと思わせてもらうところもあるわけですが。なかなか現場の先生に、協力してくれと言ってもできないと思います。卒業した後のことまで面倒見られないということですが、この辺については校長会長もですので、そういう話も形にしていきながら。場合によっては早い段階でもっときちんと受付をさせて、時間が来たら閉めてしまうというような形でしていかないと、受付だけしておいて、そうしたら外へ出て資格のある者もない者も分からない―では問題が出るかなということもありますので。そういう警備の体制なり受付の仕方なり、その辺についても考えなくてはいけないと思います。また事前におっしゃってもらっておくほうがいいかなと。決して失礼ではなくて、かえってざわざわしているほうが失礼だと思いますので。諸々あると思いますので、今おっしゃってくれたことを今後参考にさせてもらいながら、早急にまとめて。大分、まちづくりの会長さんはじめ各地域の方々から、大変苦情を承りました。そういう面もあるので。大半の成人を迎えた方は、やはりせっかく集まっているという部分を主催する側としては踏まえて、よい思い出に残る成人式にしなければならないと。そのようなことを改めてよろしくお願いしたいと思います。

(委員長) それとやはり、入るのが遅かったとか言うけれども、聞いたら受付で長引いていたということですがどうですか。まずは入る方法ですね。

(事務局) 受付も、1時半からだったのを少し早めて1時20分からにしたのですけれども。それでも皆、中へ入っていってくれなくて。

(委員) 大体そうですよ。外でもう煙草を吸うのです。早めにハンドマイクでどんどん言わなければ。

(事務局) それで終わって退場させて、私等片付けているのに、外を見たらいっぱいいました。外の寒い所ですよ。

(委員) それは楽しい場所ですから、いさせてあげないと。

(委員長) ただ伊賀市からどれだけ来ているか、人数は少なかったと思いますが。やはり可能性として誰でも入れますよ、一応書くけれども。その対応を考えていかなければならない。時間をどうするか、そして市の職員のスタッフをなるべく、来賓も来ているのですから、もしものときがあるからすぐに行けるように。市長の前で座っていらっしゃるし、そういうときの危機管理、危機意識を持たなければいけないと思うのです、何をするか分からないから。男の人たちがぱっと入ってこられるように、皆で。そういう体制をしていかなければいけないと思います。

(委員) ごく一部が大変なことをして、ご苦労をかけたと思うのですけれども。たくさんの、おとなしく座って参加していた。気持ちがどちらに向かっていたかは別として。当の主役の成人の方々の、その状況に対する意見というかそういうのをキャッチする機会というのはないのでしょうか。難しいとは思うのですけれども。その二十歳の、成人の子たちのための式典なのに、その子たちはどういう問題意識を持ってくれたかなというのを。

(委員) あの日のために、1年前から、たとえばいま美容院を訪ねてみると、はっきりと来年の成人式の予約を受け付けていますよ。私は年度を間違っているのかと思ったのです、今年のことではないのかと。もう次年度の予約をしているのですよ、今。そのくらい張り切っているのです。

(委員長) 今年は、ごみはどうですか。残飯物。

(事務局) ビールの缶と、ビール瓶を割った破片。それは警備の人から言われて、片付けさせてもらいましたという報告をいただいて。

(委員) あの前であれだけやっていたら。

(教育長) 外にはもうビールの缶やら、思ったよりは少ないかなと。

(委員) ご苦労様でした。

(事務局) すみません。実行委員の子は本当に一生懸命、去年からいろいろ奮闘してくれたのに。

(委員) フロアが平面ですよね。台をつくってくれてあったのだけれども、車椅子の子が上がれなかった。これもひとつの反省点です。

(事務局) 初めは上げる予定をしていて、上げたりしていたのです。そうしたら本人さんが怖いということで、結局車椅子の子だけ下へおりて、ほか3人を上と言ったのですが、それは駄目ではないか、やはり並ばないと、ということになりました。

(教育長) そのような配慮はよいのですが、後ろにいたら全然見えない。

(事務局) そうなのです。

(教育長) もっと極端に言えば、昔はステージの上でやっていたのです。けれども寒いですから、来賓など風が通って。着物を着ているということで、しなかったこともあったのですが。上がってもらうのも、あれだけ段差があると上がりにくいというのもあるし、なかなかそうやって一体感を持たせるのは難しい。そういう意味で言うと、今年も710何名ですから青少年センターですること、敢えて観覧式にすることも、今後人数が減ってきたらそうするほうが、成人の方もやはり、ただ狭いですから、なかなか難しい。

(教育長) ただ数年前は、後ろに空間をあけてあったのだけれど、今は後ろまで椅子をいっぱいにしてくれてあるから、それは良いと思います。後ろに椅子が無かったときは、後ろに大勢いたのです。けれど、なるべくいっぱいまでとってあれば、逆に前が少し空いている感じになっていると、それで良いと思います。後ろまで椅子を並べておかないと、後ろへ全部座らないのです、立ったままで。

(事務局) 前に3列並べてあったのは、前へ走っていかないようにするためでした。

(委員) 最初、前へ座るのは遠慮していたのですよ。

(事務局) あれは、大概座らないだろうということで。

(教育長) でも、係員を少なくとも3人くらいは置いておかなければ。

(委員長) 伊賀市は壇上に来賓を座らせていたから。余計に壇上でマイクを掴んで騒いでいた。それで市の職員とかお巡りさんに引っ張られていったと。その騒いでいるのを見ているわけです、だから名張でもやってやろうと。名張は下だったでしょう。マイクを握ったけれども、声が通らなかったからやめたと。あれはよかったと思います、スイッチを切ってくれたから。

(委員) 連れて行かれたのも彼らは知っている。

(委員長) 知っています。この勢いで名張へ。

(委員) 伝染力というのは早いのです。

(委員長) 向こうでできなかった者がこちらへ来ているのです、やりたくてもやれなかった。名張にも友達がいますから。

(事務局) 記念品のエコバッグは好評だったのです、赤と黒と2種類で。

(委員) 良いではないですか、それで。

(委員長) 殆ど持って帰ってくれたのですね、皆さん。

(事務局) 出席していただいた子たちは皆。

(委員) それにしてもご苦労様でした。

 各所属からの諸事項
   定例教育委員会の日程について

(委員長)それでは、これをもちまして、平成22年度第12回臨時教育委員会を終わります。

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