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名張市

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平成22年度名張市教育委員会第11回定例会会議録(平成23年1月7日開催)

更新日:2015年3月18日

開催場所など

1.開催場所 名張市役所2階 庁議室
2.開催日時 平成23年 1月 7日(金曜日) 午後  3時 ~ 午後  5時15分
3.出席委員 松鹿委員長、北橋委員、福田委員、松尾委員、上島教育長
4.欠席委員 なし
5.事務局 中野教育次長、峯山理事、奥田生涯学習担当監、吉本人権啓発担当監、森田学務管理室長、西山学校教育室長、門田生涯学習室長、木村図書館長、森本人権啓発室長、西本副室長(書記)
6.議事 下記のとおり

(委員長) ただ今より、平成22年度第11回定例教育委員会を開催いたします。

議事(1協議)

1)平成23年度名張市学校(園)教育目標について
(事務局説明)
(委員長)教育目標について、新しい版を作っていただきました。一応概要的なものが中心になっているのか分りませんけれども、しかし、名張市子ども教育ビジョンとの整合性を図るという事で、なるべく今回はきちっと整理されているのではないかなと思うのですが。この説明について皆様方からご意見ご質問等ありましたらお出しいただきたいと思います。
(委員)2点ほどお伺いしたい。園とか学校に「連続」と書いてあるけれど、意味は分らないわけではないけれど、「連続を重視する」とは具体的にどういうことなのか。
(事務局)「途切れのない」という事です。特にビジョンのなかで、縦の連続、横の連携という言葉があります。
(委員)その意味は分るが、何かもっと良い言葉がないのか。
(事務局)事務局としては逆にそれを大事にさせていただいたということがございます。
(委員)やはり繋がっていくという事の大切さを。
(事務局)伝えたいという事です。
(委員)「縦の」が入ると分りやすいということですか。
(事務局)そうですね。「縦の連続」「横の連携」。
(委員)そんな細かいことまで、表現しなくてもいいと思うけれど。
ビジョンの時も思っていたのですが、「心」という問題は上へ出してこないといけないと思うのです。そういうのがあって学力が定着していくのであって、全国的に課題も多いなかで「心」の問題を一番大きく置いていったほうが、例えば学校でも本当に居心地のいい学校経営を目指していく方向を再度考えないといけないと思うので、そういう事を基本的に色んな場面で考えてもらった方がいいのではないかという、そういう気持ちです。
(事務局)基本項目の中にそれも。特に「豊かな心の育成」という事で、2番目に挙げさせていただいて。確かに委員さんが言われるように「心」というのはウェイトを置かないといけないという事で、そういうところでは、基本項目の中には2番目に置かせていただいて、道徳教育とか人権同和教育の推進とか、読書活動も含めて、そういう細かなところも中に入れながら、させていただいたというところはございます。
(委員)大まかな整理ですけれど、そんなことを少し。
(委員)私も2点ほどお伺い致します。まずこのA4版の契約の期間ですが、このビジョンが平成22年度に策定されたという事で22年度からという期間になっているわけですね。
(事務局)そういう事です。
(委員)特色ある幼稚園・特色ある学校という表現ですが、特色あるという言葉は非常に難しい表し方だと思うのです。目指す姿のところですね。普通に平常で生活している幼稚園児、小学生、そこに特色あるというのは、どういう「特色」をしようとしているのか。例えば、英語教育をしているとか、そういうふうな特色を言っているのか、特に幼稚園でしたら、健康を目標に上半身裸でマラソンをしているとか、裸足で教育されているとか、そういうところも色々あると思うのですが。この「特色ある幼稚園・特色ある学校」というのは、普通の公立では非常に「特色」を出すのは難しいなと、いつも思っています。それについてどういう特色を目的としているのかというのが、この中にはあまり現れていないかなという印象があるのですが。そのあたりは、ここで表さず、「各園で考えてください」というような事ですか。
(事務局)そういう事です。地域との関わりも出てくるし、逆に言えばそこの中での教育、子どもの状態なり何を目指すのかという教科自体が学校長であったり、その子どもの様子なりになってきますので、最終的には学校がそれを受けてどう考えるか。
だから、基本項目というのは網羅的に置いてあるわけです。そのなかで、どれを切り口とするかは、最終的に学校になってくるのですが。特にそのなかでも、名張市としてはこれをしてくださいよという事も伝えていかないといけないというところで、本年の重点項目というところを、それも置かないといけないと。いうふうなところで、色々そのなかでも議論しながら、どう伝えていかないといけないか。やはりビジョンはブレさせてはいけないし、そのなかでどう伝えていこう、またそのなかで主体的なことも出さないといけないというなかで議論した中身でございまして。委員さんが言われますように、最終的には学校もそこで考えてもらって、「うちはこうするのだ」というところを出してほしいなという思いもします。
(委員)そこをひとつそれぞれの学校単位で出していっていただかないと、ただの「特色ある」という言葉が絵に書いた餅になります。
(事務局)そういう事になりますよね。
(委員)この「特色」というのは、地域が相当絡んでいるような感じがするのですが。
(事務局)そんな場合もあります。
(委員)ここを見たら、「地域の実態を活かした特色ある園づくり・学校づくり」となっている。
(事務局)はいそうですね。
(委員)地域の実態と特色あるというのが、全く繋がっているという事ですか。
(事務局)繋がっています。
(委員)地域との繋がり、だけでもないですね。
(事務局)だけでもないですが、それもひとつの要因にはなってくると思います。
(教育長) 先ほどの説明のなかで、本年度の重点事項というのがこれからあがってくるのですが、今後、これを毎年変えていくのか、この扱いはどうなるのか。
ころころ変えるのか、あるいは何年間か様子を見るのか、これはどういうふうなスタンスなのか、考え方はどうなのか。
(事務局)基本的には、単年度になるのか短い年度になるのか分りませんが、変えていくことを前提をしています。例えば、そのなかで、それぞれの年度、それぞれの子ども達の状況もありますので、検証というのが必要になってくると思います。それでできなければ、もう少ししなければいけない時もあるだろうし、逆にその時その時の課題というのもありますので、やはり年度で変えていく。そのためには、検証も図りながら次の年。来年どうするのかと、いうところを学校にどう発信していくのか、というところをここで見直しをかけていく部分になってくるのかなというふうに思います。基本的にはここを変えていけたらなというふうに思っています。
一番上の「めざす姿」は、教育ビジョンにそっていますので7年間ですから基本的には変えていかない。基本項目については、網羅的に入っていますので、そういったところでも、学校がどれを切り口にしてするかという事ですので。やはりうちとしては本年度の重点項目というものを、今後、検証を図りながら、変えていけたらなという位置づけで作ってはあります。
(教育長)そこらはなかなか難しいところがあるのかなと。基本項目を網羅的に挙げてあるわけですが、重点的なものをひとつ挙げると、これだけしていたらいいのかなと、いうふうなことに捉えられがちではないかと。その考え方を、最初のところの、これを挙げたなら、こういう形で持っていくという事を明確に示す事がいいのではないかな。
「確かな学力の定着」って、一体いつまでにしなければいけないのか。なかなか目標がなかったら、次への切り替えが難しいかなという気がします。
ただ、この3つの「学校・子ども・教職員」と分けてもらっているところですが、お互い関連するところは入れてあるのですね。
(事務局)入れてあります。
(教育長)学校のなかでも、学校保護者、地域との連携、またその下のところで家庭・地域の連携と出ている。このへんは学校のことを中心にしているのか、子どもの中身の学びを中心にしているのかどうか。教職員はこれでわかると思うのですが、そこを子どもの立場で表現してあげた方がいいのかなという気がしないでもない。あるいは、指導の中身にしたらいいのではないかなという感じもしないではない。表し方は難しい。
(事務局)文面的にはともかく身近な言葉のほうが分りやすいなと。端的な言葉でしていこうというところがまずひとつあります。どの立場に立って、という話になってくると見直しをさせていただいて最終的には決めていきたいのですが、お互いには関連しますので、その中では、例えば基本項目の中に、ベージュ色の枠があるのですが、そこの枠のなかで矢印的に台形になっているのですが、こういう形の中ではしてあるわけですが。
お互いの連携というところでは、大きく学校・子ども・教職員というジャンルに分けさせていただいて作ったというのが大きな流れです。
(教育長)今までとがらっと変わって、子ども教育ビジョンに整合を取ってもらって、簡潔にしてもらって、それはそれとして評価はさせてもらうところですが。
本当に現場がこれを受けて、名張市のこの目標を踏まえてやっていただくという体制になってもらわないと意味がないわけですし、教育委員会としては、束ねていくなかで、こういう目標を立てて取り組みをしていくんだとわかるものを。
重点事項の下に具体的な、例えば「23年度も全国学力学習状況は抽出校だけではなくて希望校も含めて全部します。更には、その前段でします」とか。そんな事を具体的にしていった方がより分りやすい。そこで、一人ひとりの子ども達の実態を掴んで指導していく。そんな具体的なものがないと。
教育課程の工夫改善、効果的な指導方法については、それはそれでいいのかな。何をするかが見えていない。せっかく、するのだったらもう少し市全体のなかでより具体的なものが見えた方が分りやすのではないかなという感じがします。
小中学校の去年の重点目標の左下のところ「基礎的生活習慣」は「基本的生活習慣」です。
(事務局)はい、「基本的」です。これは誤植です。直っていませんでした。
(委員長)子どもを中心になっている訳ですが、教職員も、もちろん学校側としても地域も、この基本項目と本年度の重点事項についての実行に向けて、取り組んでいくという事ですね。
子どもが独自に自分達でやるのではなくて、あくまでも教職員がやっていかなければいけないし、それを支援するのが教育委員会ということであるわけですが。もう少し具体的なものも入れてもらうほうがよくわかるかなと思いますが。
(事務局)施策の部分でもね。わかりました。
(教育長)名張市版の学校支援本部について、23年度はどうするのかと、いうのがあればよくわかるのかなと。
あるいは学校関係者評価を全ての学校で23年度までにやりますとか、そんな具体的なものがあると、分るのかな。多分それはそういう案を作ってくれてあると思うのだけれど、これだけ見たら具体性に欠けると思う。
(事務局)ありがとうございました。
(委員)これはどう見たらいいのか。上に学校があって、子ども、教職員とありますね。その下は、連続連携協同学校づくりも学校として繋がっているわけですね。子どもプランも学校を見て、基本項目も見て、本年度の重点事項で、これも子どもですね。
(事務局)そうです。子どもの中身で繋がっています。学校については黄色、その流れでいって、子どもについては青色の流れでいって、教職員についてはピンク色の流れでいっているような感じで作ってあります。
(委員)子ども中心にしたら、この「生きる力の育成」は、下のふたつのほうが子ども中心で、それともうひとつ、基本項目のところの子どもの項で、スペースの問題でそうなってしまったと思うのですが、学校での居場所作りとありますね。これから絶対に大事な項目になると思います。
(教育長)最後の重点のところのなかで、幼稚園・保育所・小学校・中学校の連続というのは、分らないではないのだけれど、幼稚園から小中が一貫した教育という形でしていく方が。
(事務局)「連続」という言葉ではなく‥。
(教育長)「一貫した」というのが大事ではないか。
(委員)「連続性」という、意味は分るのですが。
(事務局)はい。分りました。
(委員長)この連続というところ、やや弱い感じもしますので、連続してというのは当然のことですからね。連携を深めていくというか、一貫して繋げていくとか、そういうものを意味すればいいのですが。また言葉を考えていただいて。
(事務局) はい。分りました。また事務局のほうから委員さん方にもご意見をいただきに、連絡をさせていただきたいと思います。
(委員長)今日いただいてざっと見たが、すぐに頭で整理できていないので。
(事務局)次回、提案をさせていただいて、そこでまた決めていただいたらいいと思います。
(委員長)今日のところは、こういうことで、おっしゃっていただいていますので、またご意見を賜って、次の委員会にはある程度決定していくという事で。
(事務局)よろしくお願いします。
(委員長)これについては終らせていただきます。

議事(2その他)

1)平成23年度教育行政の方針と施策について
   (事務局説明)
(委員)体育ですが、去年は乏しい。名張市の現状を見た時にもっと書ける部分があるのではないかと思います。それから青少年において最近思っているのは、してもらっている事を中心に書いているのですが、もっと地域が、活気が湧いてくるような、こちらがテコ入れするような事を何かやってもらって、やはり、底から湧いてくるようなエネルギーを地域に求めていったり、指導していったりという事が、青少年育成上、今は大事ではないかと思います。
地域も頑張ってくれていると思うので、そういうところも表現したら、いいのではないか。各団体に、色々パトロールしてもらったり、アクセスしたり、そういうところを表現したらもっといいのではないか。
人権教育では今年青少年センターで表彰式がありましたね。その後、過去は表彰式が終ったら消えた部分が多かったけれど、今年は案外残ってくれましたね。再度会場へ戻ってきてくれた。はやりああいうなかからの盛り上げからもっと充実していくような事を考えてもらったらいいなとあの時に思いました。
それともうひとつは普段の各地域での取組とか、広報にも人権の課題を載せるとか、いい事も載せてあげるのが大事だなと思うのです。学校教育もそう思うのですが、また同じような文章で並んできているなということから、要は今年の各項目とも多少これが目玉ですよというのを作ってもらったらいいのではないか。
(委員)大きい枠のほうでお願いしたい事は、来年度から小学校の外国語教育がスタートするということですので、それのところを項目的に増やしていただきたいのと、それに繋がる豊かな人間性というところでさまざまな国や地域の文化を取り入れた国際性を身につけていくという事もひとつ項目に入れていただく必要があるのかなと思います。
それから、ビジョンのほうでも0歳から18歳までというふうな形で流れているところから、乳幼児期から義務教育修了という項目になっているところを、0歳から18歳というような形で考えていく必要が出てくるのかなというふうに思います。それから、不登校の項目があるのですが、児童虐待という事については、昨年度は全くうたわわれてなかったと思いますので、そのあたりについても安心した家庭環境、学校での生活というなかで児童虐待ということについても何か項目を入れていく必要があるかなと考えます。
あと、教育センター構想ですが、それをもっと具体的に記していくのと、あとそこに文化の保存や活用ということも、総合教育センターのところに含めていくような形もひとつ考えていく必要があるのかなと。教育の面だけではなくそういう文化や文化の保存も、教育センターのなかで考えていくよという事も示す必要があるかなと考えています。
ビジョンの方で出ている学力育成モデル地域というのは、これは重点項目としてはどうなのでしょうか。「全中学校単位で確かな学力育成モデル地域を段階的に指定しながら‥」ということが、14ページでうたわれているのですが。
(委員)校区単位でということですか。
(教育長)今までなかったけれど、それを広めていくという事ではないかな。
(委員)それを基に小中連携を推進するというふうな項目がありますので。
(教育長)相対的にこの子ども教育ビジョンが、原案となったわけですので、それをメインにかかげながら、23年度はどうしていくかということについての記述がここにまとめられている。それをきちんと示していく。一度に全部ではなくて段階をおいてやっていくものを意識しながら進めていかなければいけないのかなと。
特に、名張市として課題になっている学力なり不登校なりあるいは特別支援教育なり、これをどうしていくのか、あるいは、最近は色んななかで先生方は疲弊している部分が多くなってきているので、まさに学校を支援していただく学校支援本部事業なりを含めてきちっとそういう面を進めていかないとダメかなと思っているところですし、校区再編についても具体的に決めていかないとならない、大変大事な年になります。
総合教育センター構想も、市長の2年というマニフェストのなかの2年目にあたるわけですので、これも市長部局と十分連携を取ってやっていかなければいけない。一方ではこれを統廃合と絡めて、そういうものをきちんとする事によって、無くす事、辛い事ばかりではなくて、そういう明るい兆しも見えてくるということを示していくことが大事。それは一方ではやはり、ある程度の青写真を作っていかないと説明はできていかないと、いうふうな形も大枠としてございます。
あわせまして、このセンターの中身については、歴史なり、そういう事についても、一定タイアップできるものについては、やっていかないと。広い意味のそういう形ができていかない。そして、最終的には子ども達は単なる連続ではなくて、0歳から18歳まで、一貫した考え方、方針、教育のなかで、進められていくような、体制を作っていかないと、これからの時代にあった子ども達の育成は難しいと。今までも充実した施策をしてもらっていたけれど、さらに充実した施策や方針を出していかないと、まだまだ浸透していないので、その事を浸透させていくような手だても合わせて、考えて、皆で子ども達を育てていくということを示して行かなければと思います。それぞれの室で噛み砕いて出せればなと、思いますので是非お知恵をよろしくお願いいたします。
(委員長)センター構想についてはかなり市民の気持ちが、はやく建設してほしい、作ってほしいというように皆が思っている。浸透というよりも、「いつしてくれるのだろう、いつ具体的なものが出てくるだろう」と、期待していると思うのです。だから市民が声を出すよりもある程度教育委員会側が、こういうふうな構想を持っている、こういうものを作ろう、中身はこういうものであるとそういうものを出した方がいいように思うのですね。そしたら、それに市民が必ず同調してくれると思うので、ひとつ思い切って、先ほどおっしゃったような形でプランニングに入ってもらったらいいのではないかと思うのですが。建物とか、間取りとかは別にして、こういうふうな施設、こういうものを作ると。そういうなかで新しく建設できれば一番いいのですが、できなければ廃校になった学校を利用することもあるだろうし、あるいは高校もひとつ減るような事になってくるかも分りません。しかしそれをいつまでも待っていても進まないのだから、早くある程度構想で進めれば、そうすれば市民もある程度名張の教育レベルを上げてくれるという認識を持ってくれていますので、大いに賛成してくれるのではないかと、思うのですが。
それは教育委員会だけではなくて、市全体のなかで進めていかなければいかないかも知れませんけれど。主導は教育委員会でやっていただきたいと思いますけれど。
それから、あと市民も、だいぶ最近は建て替えで古いお家が段々なくなってきているわけですね。眠っている昔の文化財関係のものがどんどん散逸しているというのが名張の実態であるわけですから、そういうものをある程度集めるとか、あるいは場合によってはそこの家と協力して、保存していくとか。本当は市史編さん室がやっていかなければならないことだけれど、どうも市史編さん室では、なかなかうまく進まないという事でどうしても教育委員会にお願いしないといけないということで、古いお家等は「実はこういうものがあるのだけれど」と、言ってくるかもしれませんので、教育委員会が体制づくりで、取組んでいかなければいけないと思うのです。
今、室長さんがやってくれていますが、スポーツもあるし、幅広い分野にわたっていますから、そういうものばかりやっていけないということもありますので、大変ですが、そこもちょっと考えていただいて、もう少し、文化・歴史・発掘する、そしてそれをどう活かすかと、いうことをもう少し積極的にしていかないと眠ってしまっいます。今度、伊賀市が藤堂の上野築城400年で、どんどん調査し、文献も揃っているわけです。だからどんなことでもそこへ行けば資料が出てくると。名張は歴代の人物について、どんな人物であったかわからない。市民もそれでうんざりしてしまっている。名張市はいったいどのような、特に近世における文献調査をしているのかと、相当不満を持っている人もいますので、そういうところを今後調査し、研究していく必要が教育委員会にあるのではないかなと思います。
そんな事も含めてもう少し加えてもらったらなと。そういう資料を展示する場所、文化財を市民に公開するとか、そういう事ができる場所が名張にはないです。総合教育センターでそういうふうなコーナーがあれば、教育関係も歴史関係も一緒に展示できるということに繋がれば、一番いいのかなと思ったりしています。
それは将来、統廃合によって、余ってくる学校があれば、郷土資料館・歴史民族資料館というふうなものになればよろしいですが、すぐにはできませんので。市民にそういうものも見せることが、もちろん子ども達にも歴史・文化の教育のレベルアップに繋がると思うのです。ただ、口先で、本で見て調べて、勉強するだけではなくて、実物を見せるという事を名張市は考えていかなければならないと思います。
(委員)前の教育委員会の時に、統廃合に関わって国津のほうへ行っている親御さんが、「私の子はここしかない」というような表現があったと聞いたのですが、私は、それぞれの各学校は居場所があってあたたかいものなのですよ、それぞれ受け入れる事が可能だという部分を出してくるような努力をしないといけないし、教育委員会もどこかで表現ができないかなと思います。「ここしかない」と、そんな事言われたら、やはり今後統廃合していく中で、その部分がネックになってくるのではないか。
それと、もうひとつ、私は退職して10年ほど経っているのですが、あの頃は朝でも夜でも走り回って活気のある学校の部分があったと思うのですが、世の中、また学校が落ち着くにつけ、気力というか、先生方も子ども達も活力のあるという部分が出てくるような事をまた考えてもらわないといけないのではないかと。そのへんのところをこの表現に入るならばと思います。
(教育長)関連してですが、市の組織の見直しも23年度と24年度で、まだ何も決まっていないのですが、教育委員会のなかでは生涯学習は、どうしようかという事もあって、あまりはじめに出しすぎて、「じゃあ、どこがするのか」となっても困るので、そこは市庁部局とも十分連携を取らせてもらいながら、そこは明確に示せるところと、ファジーにしていかないといけないところとあるのかなと思いますが、考え方は委員さんがおっしゃられた通りだと思います。これから段階的にうまくできるようなものを、一気に何年も先の事をなかなかできませんけれど、とりあえず23年度はこういう方向で、やらなければならないし。
(教育長)まだ予算とか、まだ最終の内示もない訳ですので、併せてしていかないと予算に関わる事は、今までもそうですが、挙げてもらってありますので、それをどういうふうにしていくのかという事によって、変わってきますので、そこらは今言った形のなかで、今日示せなかったものがもう少しあるわけです。
ご理解いただかないといけない訳ですが。事務局も知恵を絞ってやっているのですが、なかなか凝り固まってきますので、教育委員の皆様方の柔軟な、広い識見のなかで、いろんなご意見をいただければ大変有難いと思っています。
(委員長)各室も予算が絡んでくるものでね。思い切ったことが書けないと思うのです。
社会教育委員のほうはどうですか。公民館等、色々やっていますが、後で出てきますが教育委員会の生涯学習のもっと他の面で意見等でていますか。
(事務局)社会教育委員会では、これという意見はないです。
(教育長)公民館活動は特にまちづくりとの関係がね。タイアップしながらやっていったらいいと思うのですが。私はやはり公民館の活動、あるいは社会教育・生涯学習という意味のなかで、どれだけ充実させていくというところが大きな穴で埋没してしまうことは良くないなと。
(委員)前の協議会の時にも出てまいりました学校支援のボランティアのコーディネイターの構想。それに関係することは学校教育のなかでもあるし、防犯の地域ボランティアというところでもでているし、で、また生涯学習のなかで家庭教育の支援というような、そういう事があって、それがセンター構想とコーディネイターの構想に共通するなと思ったので。センターを拠点にそういう事ができるような構想があるという、ひとつ項目ができればいいのかなと思いました。
(委員長)そういうことについても、少しふれられたら、施策のなかに入れてもらえるかもしれないし、しかし、あまり字数が多すぎても、嫌がられるのですよね。
(委員)特に学校教育は多いでしょう。2~3年前からもっと短くしていこうと言いつつ、私達が色々と注文つけていくから、随分とボリュームが増える。
(委員長)冊子になってしまうのですよね。
(委員)ある程度の事を言わないとPRにならないし。
(教育長)文章は短くしなければならないと言われているのだけど、カットすると書いてないと言われますからね。前の議会の時も「道徳教育」が足りないといわれました。やはり、重点を挙げていかないと致し方ない。
(委員長)そうですね。ここは項目的になって、重点的なものを入れざるを得ないし、ここぞというところは説明を加えてもらって、これだけやっていけると。あとは項目的にならざるを得ないだろう。
そんなことで、それぞれの室でも知恵を出してもらって、予算は必要なものは必要であるかもしれないけれど、思い切ってこういうふうなものをやってみようかと思えるので極力出してもらったらどうでしょうか。
そんな事で、また色々と検討していただいて、いいものを作っていただいて、次回の協議会の時にここでご協議いただいたらとしましょうか。では、この件につきましては、終らせていただきますがよろしいですか。

 2)就学校の変更について
(事務局説明)

3)平成23年度児童生徒数および学級数の見込み並びに10年推計について
    (事務局説明)
(委員)滝之原小学校のこの人数で複式学級はどういう形で組み合わされているのですか。
(事務局)1年生と2年生で、9人以上になってくると学級を分けないといけませんので、そうしますと、6人で1クラスになると思います。2年3年で組むか、3年4年で組むかが学校によって、ほとんどは、2年はあけておいて、3年と4年で複式とします。というのは生活科がありますので、そういうふうな事で、3・4年、5・6年で組んでいくのが多いです。標準学級では下から取れと言われるのですが、複式がふたつになりますけれど。
(委員)2年生は単独で、という事ですか。
(事務局)はい。というのは、どこかが単独になるのですよね。2・3年、4・5年で組んだら6年生が単独になりますね。2が単独になるか、6が単独になるかですので、それは最終的に学校に任されるのです。ただ、そうなってくると、学校というのは生活科がありますので、そこに影響しないように、2年を単独にしておいて、3・4年、5・6年で組んだりします。
(委員)では、2年生は23年度は3名ですのでが、単独でいくのですか。
(事務局)する場合もあります。それは学校の中身によって変わってきますけれど。
(教育長)おそらく、数でいくと思います。形から言えば生活科があるので、2年と3年は分けた方がいいのですが、これを見たら2年生と3年生で6人ですね。それで4年生5年生で8人。1年生と6年生が6人と7人で1クラスずつのほうが、人数的にはやりやすい形で、現場ではそれをすることが多い。しかし、県としては、どうしても組めなかったら2年3年で生活科があるので、そのための加配の時間交渉で組みます。
(委員)指定校の変更で4年生が一人抜けてしまいますので。
(事務局)そうです。
(教育長)この学年は、先ほどの指定校変更に入っているのですか。
(事務局)今はいますが、今度5年生になる時にいなくなる。今度5年生が一人になる。
(委員)10年の推計で名張小学校が平成33年に非常に増えている。それから、桔梗小学校が、ほとんどの学校が減のなかでも大きく減ってくるわけですね。
(教育長)これは、10年推計といいながら、実際問題、架空の子どもの数です。
(事務局)まだ生まれていない子どもです。
(教育長)計算式はあるのですが、なかなかその通りにはいかないという事ですので。たまたま名張小学校が27年と28年に増えていますので。
(委員)なぜこんなに増えるのですか。
(事務局)これは、今生まれた子どもがそれだけいるという事です。
(教育長)その事をふまえて、たまたま増えた。そのまま33年の数字に表れたけれども、現実はそうでないから。中学校の10年推計は生まれている子どもばかりで問題ないが、小学校は全くの推計なので、信憑性があるかというと疑問です。
(委員)こんなにうまく、よく推計を出せましたね。
(事務局)なにせ、生まれていない数字を並べていかないといけないので。その最後の時代に数が増えると最後がずっと並びますので、その分が6倍になってきますので、大きく振れるということもあります。
(委員)例えば28年には、名張市はこれぐらいいくということについて、現在、ここはわかるわけですね。
(事務局)今、0歳児が111人いるという事です。その後は分りませんので、これがずっと並びますので。
(委員)そうか、そういうことか。
(事務局)これは、希央台のアパート関係ですね。
(教育長)子どもが大きくなったら、もう少し広いところへ変わる家庭も結構ありますので。
(委員長)転居するし、転勤もあるだろうし。
(事務局)このブレは大きい。
(委員長)子ども手当が、いきてきたりするのでしょうね。
(事務局)27年から28年に増えている。今おっしゃっていただいたような、例えば希央台、鴻之台が増えているのかどうかという事を確認すれば29年度以降に毎年1年生が111人入ってくるかどうかという、そこの裏づけがないのです。ですので、非常に悩ましい統計ですが。内部でやり取りしている分にはいいのですが、外へ出していく時に29年以降の信頼性がどれだけあるかという事を確認する方法が今もって思いつくものを持っていないので、最低で27から28に1年生111人というのが、今の教育委員会で持っているシステムでは、その年度に生まれてた人数を出すところまではいくのですが、住所ごとに出すというのが、ポンとシステムでボタンを押してというのがないので。このあたりを分析してみると、29年から33年まで毎年111人というのは、普通に考えてありえないと思います。ですので、そのあたりがこの表の作り方を、各学校も悩んでいますので、お示しするものを教育委員会として考えていかなければいけないのですが、そこまでいっていないというのが現状なのです。
(委員長)働く場所の問題ですね。それにかかってくるのでしょうね。市役所の職員もどんどん減らされているのでしょ。これを倍にしてくれたら、もう少し増えてくるかも分りませんが。工場誘致もできないだろうし。
(事務局)前年度に比べて(1年生の数を見ると)40人近く増えている。それを調べた時に本当に鴻之台・希央台という事であれば、その人が、今0歳の子どもが6歳になった時に、本当にまだ希央台で住みつづけているのかというようなところも影響します。生まれて大きくなって小学校を機に頑張って、例えば、「頑張って梅が丘に家を買おうか」という事もあるかと思うのです。そこまで分析しているかというと、そうではありませんので。ただ単に22年度に生まれた子が40人ほど鴻之台・希央台にいたという事実だけですので。
(委員長) 借家住まいでアパートやマンションで生活している人が、もともと地元の人だったら、ここで継続して住むけれど、よそから来ている人の場合は、転勤という事もあって出て行く可能性もあるだろうし。外から帰ってくるということはこれからどんどん減ってくると思います。年寄りだけ残されて、長男・長女も出て行く。そいう事になりつつあるわけです。
やはり、働き場所、企業をもっと増やして大人達が生活しやすいように、名張市は目指してもらわないと。これは教育委員会以外のところで頑張ってもらわないといけないですね。
(事務局)先だって錦生地域へ規模・配置の適正化でお邪魔しました時に、区長さんが半分本気、半分冗談で、長男に「子どもを連れて帰って来い」と言う事を呼びかけていると。錦生が(23年度の学級編成ですが)本来でしたら、1年2年で来年度複式学級の予定だったのですが2人戻ってきまして、これで複式を免れたので、これからはそのように呼びかけていくとおっしゃっておりました。
(委員長) 税金を安くするとか、それだったら帰って来るかも分りませんが、そこが問題ですね。大学もなくなったし、やはりもう少し魅力的な名張市にしていかなければいけないですね。老後の事も考えて。老後も名張は生活しやすいと。
(委員)僕の知っている人は、歳が寄ったらまた元のところへ戻っていくと言っています。
(委員長)やはり、不便だと言って、戻っていくのでしょう。固定資産税も高いし、遺産相続も大変だと困っている。そういうところも、がんばって住みよい名張市にしてくれたら、戻ってきてくれるだろうけれど。教育委員会は教育委員会で今大変だけど。問題はそこですね。道路事情もあるだろうし。名阪は名神に直結するようなバイパスでも作れたらまた変わってくるだろうけれども、それがなかなか難しい。
それではよろしいですか。この件につきまして。ご報告いただいたとおりとします。
ありがとうございます。

 4)社会教育委員から教育委員会への意見について
   (事務局説明)
(委員)教育委員会の指導の項目では公民館のほうが多いですね。放課後子どものほうではそんなに指導しろとは書いていないけれど。これは、教育委員会としてはどうされるのですか。
(事務局) この意見をいただいた方法というのが、公民館はいろんな資料をもとに評価をしていただくのですが、この「子どもプラン」とか「子ども教室」については、関係でこういう事業をしている地域の方に来ていただいて現状をお聞かせいただいて、それを今後の参考にしていただくという、形が違ったような意見をいただいたので。
(委員) 少し表現が変わっている。
(事務局) そうなのです。ただ、意見をいただいて今後を参考にされたいという形のものになっています。
(委員) では、教育委員会としては、これも「指導してくれ」と。こういう事ですね。
(委員) こんなのが出てくるのが初めてですね。
(事務局) 去年もずっとしているのですが、今回はこの「放課後子どもプラン」、「放課後子ども教室」と指定管理者の管理評価部会という二つの評価をいただきましたので、今年は初めてこういう形で、並行でご意見をいただきました。
(教育長) 指定管理については評価をしなければならないというのがあるので、これは去年からしてもらっているところですが、「放課後子どもプラン」にしても、過渡期のなかで、どれがいいのかという形のなかでは、教育委員の皆さん方のご意見を活かしてもらって、今後の参考にさせてもらうという事のなかで、ご意見をいただけたらと思います。
(委員長) 改善できるものもあれば、なかなか難しいものもあるのではないか。
(教育長) 私が思うのに、公民館の職員の研修は、中身が公民館よりも地域づくり・まちづくりの内容のものが多いなかで、教育委員会がその研修を全部しなければならないのか。そうなってくると非常に難しい。業務を明確に分けるというのは非常に難しいというところが実際あると思います。将来はやはりしなければならないと思うのでうすが、その時に、公民館活動はきちっと充実してもらわなければだめだということは前提となっていかなければならない。
そこを、今後まちづくりとタイアップさせていくかが大きな課題であると思います。
(委員長) 公民館は公民館で審議委員とか館長会議とか毎月やっておられるのでしょう。
(事務局) 毎月もないです。市としては公民館長の研修と職員の研修というのは、2回程したのですが、館は館でまた館長会議というのをしてくれているらしいです。
(委員長) そういう連携とか協力体制とか、どうなっているのかなと思って。全然僕らには情報が入ってこないから、わからないけれど。向こうは向こうで苦労されていると思います。できたら、公民館というのは、ここにも出ているけれど、お年寄りの会合、それはいいのですが、できたら夏休みとか土日に子ども達向けの事業をやってもらったらまたいい勉強になると思います。
(事務局) 地域によっては、学校と地域と公民館で立体的に行事をしているところもあるのです。民間が学校の支援に行って、木の手入れをしたり、そういうふうにしている地域もあります。
(委員) 今まで各地域に農協があったので、そこへ年寄りが買うでもなしにしゃべりに集まっていた。しかし、もう農協がなくなってしまったら、今度は公民館活動に「ちょっと行こうか」となってくるので、年寄中心になっているのだろう。だけど、僕は見ているけれど、年寄というけれど、結構色んなプログラムを立ててやっていますよ。
(事務局) 子どもや若い人も、利用してくれているみたいです。それを定着させるのにどうしていったらいいのかという事を館でいろいろ模索しているというか。
(委員) もう年寄ばっかりです。今日は、蔵持地区は春日神社にお祓いに出たのだけれど、全員拝殿に登れない。それぐらい年寄が多い。皆お払いを受けないと、今年がうまくいかないと思って集まっていっているのか、後ろの人は立っていたぐらい、すごい人だったらしい。しかし、年寄も元気でやっているから、そんな場所も提供してもらわないと。
(事務局) やはり、地域の高齢の方の居場所づくりというのを、施設も考えてくれているのです。だから、そこに若い人が入ってくれたら良いと思います。
(委員) こんなに行事あるのかという程、している。
(委員長) また、そういう人達がある程度、講師に来てもらってやっているけれど、逆に今度はその人たちが講師代わりになっていただけるように進めていただいたらいいと思うのです。もう充分できるのに、いつまでも講師を招いているけれど、自分達で自主活動しようと思ったらできる。それを、今度は子どもに、やれるような活動になったらいい。難しい事ばかりやっていてはいけない。もっと身近な、子ども達にもできるようなのをしてもらったらいいと思いますけれど。それも色々な面で大変でしょうけれど。館長さんの思いひとつで随分違うところがありますね。
(事務局) 連携していかなければ、やはり館だけではやはりうまくやっていけないですね。
(委員長) スタッフの思いと熱意・努力ですね。
(教育長) 今までは、公民館の館長は教育委員会が委嘱していたわけですが、まちづくりが選んで、まちづくりの意向によって館長さんがかわってくる、場合によっては1年毎でコロコロかわるという兆しになってきたから、本来の公民館活動を分ってくれている方が館長になってくれたらいいのですが、そうでない方もあったりして、なかなか難しい。一方では、昔のように教育委員会が中心のほうが我々もやりやすいと、言う声も聞きますので。それはいいこともあれば、悪い事もあるわけです。やはり、これからの時代の中で、何が必要か、どうしなければならないのかということを考えてもらって、皆でやっているからそれでいいというのでなくて、いいところは取り入れてもらってダメなところは改善してもらう、それをやってほしいと。公民館活動で公民館へ集まってくれたら、そこへお年寄りだけでなくて子どもも一緒に行って遊んであげるという事をしてもらったら、敢えてそんな事をしなくてもいいのではないかなという思いもあるのですが。そこまで行こうとするとかなり時間がかかるので、そういう方向も気付いてもらって、「子どもは地域の皆で守っていくわ」とか、「育てていくわ」とか、そういう体制づくりをぜひともしてほしいと思うのです。
(委員長) 文化祭の展示のために一生懸命公民館活動をされている人もいるし。単にそれだけではなくて、作品も大事だけれど心の豊かさを植えつける、そういう行事もあったらもっといいのかなと。また色んな面で連携、協力してあげてください。
よろしいですか。ではこれについても終らせていただきます。

 5)三重県社会教育委員連絡協議会中ブロック研修会の名張市開催について
   (事務局説明)
(委員長) 中ブロックという事は、伊賀ですか、中勢ですか
(事務局) 松阪まで。
(委員長) 松阪までとなると、相当な数になるのではないか。
(事務局) 津と松阪と明和・大台町・多気町に伊賀です。
(委員長) 入れるのですか。ここに。
(事務局) 各ブロックの代表、十何人ですので。
(委員) 美旗でやってくれるのですか。
(事務局) 美旗市民センターのほうで。
(委員長) 機会があれば、できる限りご参加いただければ、という事ですね。
これについても終らせていただきます。


 6)平成23年成人式について(記念品について)
(事務局説明)
(委員長) 価格的にはよろしいのですね。
(事務局) 予算が200円しかなかったものですから。これは熨斗をつけて(値段が)400円するのですが、業者さんに無理をお願いして200円にしてもらいました。
(委員長) 全部でいくつ用意したのですか。
(事務局) 千個です。
(委員) もうこれから、エコバックだけにしたらいいのにと思いますが、どうでしょう。
(委員長) 社会人になっていくのだから、責任を持って、環境。
(事務局) 環境教育の一環の仕上げとして。その中に資料を入れようと思っていたが、なかで資料が泳いでいる形になるので、それはみっともないので、エコバックは資料のなかのひとつにさせてもらいました。
(委員長) 結構な事ですね。ありがとうございました。
(事務局) 是非、皆さん出席お願い致します。
(事務局)国会議員さんは川崎さんだけという事で聞いていますので。

 7)第51回伊賀地区駅伝競走大会の開催について
 (事務局説明)
(委員) 先日、ある人から「伊賀地区駅伝をなぜ上野でばかりしているの」と。
これは正直言って上野へ取られてしまった。名張でしたら都合が悪いのですか。
(事務局) もう、交通規制を実施してレースを行える場所はほとんどない。
(委員)ここは交通規制していないのですか。
(事務局) しています。今まで十数年間引き続きやってきたという事で、50回大会と本体会ではコースが変更になっています。一部なかで交通規制が難しいところが1ヶ所できてきましたので、そこを避けてまた別のコースという事で。年々交通規制が厳しくなってきていますのと、交差点が増えてくればくるほど、整備要員が必要になってくるという事で、伊賀駅伝は交通整備員だけで70人スタッフが必要で、プラス中継所要員をいれると120~130という、本当にスタッフが走る人の半分くらい必要になってきますので。スタッフが潤沢に出せるといいのですが、なかなか今、交通規制が非常に難しくなってきていますので。市内でそういう交通規制が取れるコースが難しいです。
(委員) 僕は、なぜ、それを言ったかというと、「最近何でもかんでも上野へ取られてしまうのではないか、文化の面でも」とその人に言われたのです。
(教育長) 『伊賀駅伝は伊賀市がしてもらったらいい。」、「青蓮寺湖駅伝は名張がしたらすっきりしていいのではないか。」という話しをしたのですが、そういう話も一時あったように思います。
50回という節目で、結構な係員が必要だから、伊賀市だけでは運営できないから名張を巻き込んでいるというような形では思われる。
(委員) 今までこういう形でやっていたから、その余韻を取っていると思った。
(教育長) それが、中体連が入っているから、名張は何もしていない、名張の熱心な人が「名張でしてくれたらいいのに」という事になったのです。そこらの事はなかなかはっきりしたらいいですね。
(事務局) 伊賀市の事務局は50回で打ち止めにしたかったみたいです。それをご提案させていただいたら「伊賀市がスポーツ振興を何と考えているのか」とお叱りを受けて、伊賀陸上の会長は「廃止するのだったら青蓮寺湖駅伝にうちも相乗りするよ」と、いう話があって。だから、「事務局の仕事は全て名張市でしてもらったら、参加だけはするよ」と。
(委員) 確かにこの行事はたいへん。本当に労力がいると思う。
(委員長) この伊賀地区の駅伝は費用的に半分補助しているのですか。
(事務局) いえ、6万5千円出しているだけです。
(委員長) では、向こうは相当出している
(事務局) いえ、向こうも同額です。広域事務組合から助成をいただいていますので。ただ、民間の後援が来年で打ち止めになるのです(30万円~40万円)。だから本当に来年は正念場を迎えるという事になります。
(事務局) 郵便局の近くは道が細くて冬場は凍結しますので、あまりいいコースではないのです。
(委員) どのぐらいのチームが出るのですか
(事務局) 全部で50ぐらい。今年は中学校が沢山出てくれましたので。
(委員長) そのうち名張から何チームですか
(事務局) 少ないです。職域は減りました。中学校は他の大会と合致していなければいいのですが、ブッキングしていましたら、中学生でも参加チームは随分減ります。
(委員長) ふたつあるから、向こうとしても参加するチームも費用もいるし、日程も取られて、どちらか1回にしたいでしょうね。
(委員) 豚汁はないの。
(事務局) 伊賀駅伝はないです。
(委員長) 職員も動員をかけて、何人か応援してくれているのですか。
(事務局) うちからは体育指導員さんが、行っていただいています。職員は十数名。
(委員長) 今のところ、こうしてやってくれているのだったら大いに協力できる範囲については、していただいたらと思います。
よろしいですか。

 8)第25回名張青蓮寺湖駅伝競争大会の開催について
 (委員長) 年々、チームの数はどうなのですか。
(事務局) 横ばいです。女子のチームで、どうしても5人揃わないという話が出てくるなかで、男女混成チームというのを作らせていただいて。ただし、男女何名ずつという規定を設けていませんので、表彰は除外という事で。走っていただいて参加賞をもらっていただくだけという事で、8位までの賞品はないという条件でさせていただいています。
(委員) 何か、参加したというのは、あるのでしょう。
(事務局) タオルを参加賞としてお渡ししています。
(委員) 走っているのだから、何か混成チームにちょっとしてあげてほしい。
(事務局) 賞的なものを設定したらどうかという事で、提案させていただいたのですが、そうするなら1区が女性で2区が男性とかそういうような定めをしないとという話になりました。
(委員)それが難しいのですか。
(事務局) という事で却下されたので。
(委員) そういう事でも納得して参加するという事ですね。
(事務局) そうです。走りたい人はどうぞ参加してください、という事です。
(事務局) 2年前から女子には大阪の女子高のチームが出場するようになりまして、ダントツの早さで。それで他の女子チームから「ハンディをつけたらどうか」という話しがありました。その部門を女子高校生の部と一般の部という話もあったのですが、参加チーム数が少ないのでチーム分けはしていないのです。
(委員) 逆にそれを参加させることによって、今後そういうところが増えてきたら、また分けたらいいですね。駅伝チームでもBチームらしいです。実践を積むという事で出しているという事です。市内の桔梗高校・名張西高校・名張高校、全部の高校にはお声掛けはさせていただいていますので、もしかしたら新チームに参加していただけるかもしれませんけれど。
(委員長) では、この件はよろしいですか。

9)その他

 各所属からの諸事項
   定例教育委員会の日程について
    

(委員長)それでは、これをもちまして、平成22年度第11回定例教育委員会を終わります。

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教育委員会事務局 教育総務室
電話番号:0595-63-7849(総務担当)・0595-63-7873(施設・学事担当)
ファクス番号:0595-63-9848
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