名張市山村振興計画を策定しました

名張市山村振興計画を策定しました

　山村は、国土の保全、水源のかん養、自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の継承等に重要な役割を担っており、これらの恩恵をすべての国民が享受しています。
　しかしながら、林野面積の占める割合が高いという地域性から、交通条件及び経済的、文化的諸条件に恵まれず、産業基盤及び生活環境の整備等が他の地域に比較して十分に行われていない状況で、高齢化や人口減少の進行が顕著となっています。
　山村を取り巻くこれらの状況を鑑み、山村の自立的発展を促進し、山村における経済力の培養と住民の福祉の向上並びに地域間の交流の促進等による山村への移住の促進を含めた山村における定住の促進及び山村における人口の著しい減少の防止を図り、併せて地域格差の是正と国民経済の発展に寄与することを目的に山村振興法（昭和40年法律第64号）が定められています。
　名張市では、同法第7条に基づく振興山村の国指定を、旧国津村（現国津地域）が受けており、これまでにも同法第8条に基づく山村振興計画を定め、各種の振興施策を実施してきました。
　この度、平成27年の改正山村振興法の趣旨を盛り込み、新たに山村振興計画を策定しましたので公表します。

関連ファイル

名張市山村振興計画書
産業振興施策促進事項