本籍地が市外の戸籍証明書等を取得できるようになりました(戸籍証明書等の広域交付)
更新日:2025年3月10日
令和6年3月1日から、戸籍法の一部を改正する法律(令和元年法律第17号)の施行により、本籍地以外の市区町村でも、最寄りの市区町村窓口において、戸籍謄本を取得できるようになります。
【ご注意ください】請求できる人、取得できる証明書、請求方法に制限がありますので、下記の内容を確認してください。
重要なお知らせ
- 法務省のシステム上の不具合により、届書の内容を反映した戸籍証明書等の発行に数週間かかる場合があります。
- 法務省からの事務連絡により、当面の間、本籍地のある市区町村に戸籍証明書発行の可否等の確認が必要となりました。特に、被相続人の出生から死亡まで一連の戸籍の請求など、複数の証明書を請求する場合は証明書の発行・交付に時間を要します。そのため、長時間お待たせする場合や、当日お渡しができない場合があります。
- 閉庁時間(月曜日から金曜日午後5時15分)の直前に請求いただいた場合、市区町村への発行の可否等の確認ができなくなり、当日お渡しができません。お時間に余裕をもってご来庁いただきますようお願いいたします。
大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力をお願いします。
なお、名張市に本籍地がある場合は通常どおり請求していただけます。
【法務省HP】https://www.moj.go.jp/MINJI/kosekirenkei.html
広域交付を請求できる人
- 本人
- 直系の親族(父母、祖父母、子、孫など)
- 配偶者

※ 請求できる人が直接窓口へお越しください。(郵送請求、委任状による代理請求、第三者請求及び職務上請求は広域交付の対象外です。)
※ 住民基本台帳事務における支援措置を受けている方は請求できません。
取得できる証明書
種別 | 手数料 |
戸籍全部事項証明書(戸籍謄本) |
450 円 |
除籍全部事項証明書・除籍謄本・改製原戸籍謄本 |
750 円 |
戸籍電子証明書提供用識別符号 (同内容の戸籍証明書と同時に申請する場合は無料) |
400 円 |
除籍電子証明書提供用識別符号 (同内容の除籍証明書と同時に申請する場合は無料) |
700 円 |
※ 戸籍抄本、身元証明書、戸籍の附票、コンピューター化されていない一部の戸籍など、上記以外の証明書は取得できません。
※ 住民基本台帳事務における支援措置を受けている方が同一戸籍内にいる場合は発行できません。
※ 交付申請書に本籍地を地番まで正確に記入していただく必要があります。
本人確認について
窓口にお越しになった方の本人確認を行います。
以下の顔写真付きの公的な身分証明書を必ずご持参ください。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- パスポート 等
※ 健康保険証や年金手帳など顔写真のない身分証明書では広域交付の請求ができませんのでご注意ください。
よくある質問
Q1 兄が結婚後名張市外に本籍地を置いていますが、私が兄の委任状を持参すれば名張市役所で兄の結婚後の戸籍謄本を取得できますか。
A1 戸籍の広域交付については、委任状があっても代理人が請求することは出来ません。
お兄様ご自身がお近くの市区町村窓口に行かれるか、本籍地の市区町村に対して郵送請求等をしてください。請求方法など、詳しくは本籍地の市区町村にお問い合わせください。
Q2 独身証明書が必要です。本籍地は名張市にありませんが、名張市役所で取得できますか。
A2 独身証明書、戸籍抄本、戸籍の附票、身元証明書、不在籍証明、廃棄済み証明など戸籍謄本以外の証明書は広域交付の対象外です。これまでどおり本籍地の市区町村に請求してください。
Q3 DV被害等により支援措置を受けています。本籍地は名張市にありませんが、名張市の窓口で戸籍謄本を取得できますか。
A3 支援措置を受けている方が含まれている戸籍謄本は広域交付の対象外です。これまでどおり本籍地の市区町村に請求してください。
Q4 私の戸籍は、名前の漢字がコンピューターで表せないため「改製不適合戸籍」という電算化されていない戸籍です。本籍地は名張市にありませんが、名張市の窓口で戸籍謄本を取得できますか。
A4 電子化されていな戸籍は広域交付の対象外です。これまでどおり本籍地の市区町村に請求してください。なお、この機会に電子化を希望される場合は、本籍地の市区町村にお問い合わせください。
関連リンク
- 法務省「戸籍法の一部を改正する法律について(令和6年3月1日施行)」(外部サイトにリンクします)
- 戸籍電子証明書提供用識別符号について