広報なばり編集方針
更新日:2021年11月17日
「広報なばり」は、市の広報媒体の中でも、年代に関わらず、最も広く認知されています(令和3年3月市民意識調査より)。また、「名張市広報戦略」(令和3年9月策定)において、市から発信する情報の最も基本的な媒体と位置付けています。
「広報なばり」の編集にあたっては、一覧性や保全性といった特性を最大限生かしながら、次の4点を踏まえた広報紙づくりに努めます。
- 市政の様々な課題に対して、市民と行政が共に考え、連携・協働し、行動に移していくきっかけとなるように、市の施策・事業や地域の課題等を特集記事として整理して伝えます。
- 行政情報の一元化(市の情報をできるだけ広報紙に掲載していく)を行い、さまざまな情報をひとまとめに整理して情報発信します。
- 市民や関係者、専門職などへの取材等を通じて、より多様な視点で情報発信します。
- 市民にとって情報が理解しやすく、伝わる工夫を心がけます。※
一方で、掲載できる情報量は限られており、また、編集から印刷・発行までに一定の時間を要しタイムリーさを欠くことから、ホームページやSNS、チラシ、動画などさまざまな広報媒体で情報発信を補完していきます。
なお、編集方針は、「名張市広報戦略」と合わせて見直します。
理解しやすく伝わる工夫とは―
シンプル・端的で分かりやすい表現
【実践例】- 「誰に何を伝えたいのか」を明確にする。
- どれも大切な情報だからと全て掲載しようとするのではなく、読者にとって重要・有用な情報を抽出し、メリハリをつけて掲載する。
短い文章、やさしい言葉に置き換えて
【実践例】- 長くて複雑な文章を避ける。
- 日常使っているやさしい単語を使用し、お役所言葉や専門用語を避ける。
- 行政が「伝えたい」情報を、市民が「知りたい」情報に翻訳する。
理解しやすいデザイン・レイアウト
【実践例】- ピクトグラム(絵文字)やイラスト、写真、目を引くタイトルなどのアイキャッチ(目をとめるもの)を、効果的に使用する。
- 写真や文字を大きく扱うなど、紙面の広さを生かし訴求力を高める。