市民PRチーム「まちの広報室」
更新日:2024年9月18日
市民PRチーム「まちの広報室」って?
名張市の魅力を発掘し、Instagram「ナバリノ」などで発信する市民PRチーム「まちの広報室」。
「名張のえぇとこ、見たい・聴きたい・伝えたい」を合言葉に、取材先の選定から記事作成までをチームのメンバーが担当し、それぞれの視点で暮らしに根差した多様な魅力を届けます。なお、活動は無報酬とします。
この取組を通して、メンバー同士や取材対象者など多くの人との関係が育まれ、まちへの愛情や参加意欲・推奨意欲が醸成される活動を目指していきます。
実際の活動状況はこちら
「まちの広報室」の2期生を募集(募集終了)
9~12月の基礎講座を受講し、来年1年間活動いただくメンバーを募集します。
※募集は終了しました。ご応募ありがとうございました。
対象となるのは、次の要件全てに当てはまる人です
▶まちや人に関心のある18歳~49歳の人
▶名張市内在住・在勤・在学の人
▶FacebookかInstagramのアカウントを持つか、活動用にアカウントの作成ができる人
※まちと関わるきっかけが比較的少ない世代(18~49歳)を対象とさせていただきました。若い世代の皆さんにも、改めてまちへの愛着を高めていただき、楽しく関わってもらえるようにしていきたいと考えています。
※「まちの広報室」の活動を市内外にPRするため、新聞やテレビなどの取材を受けていただくことがあります。市の広報紙などでも、紹介させていただきます(いずれも顔出しあり)。また、ホームページなどで写真を公開させていただくこともあります。事前にご承知おきください。
※取材や校正等をメンバーで共有するために、Facebookグループに参加いただきます。
定員 5人
※応募多数の場合は抽選。若手の市職員なども一緒に活動します。
講座内容

取材や撮影、SNSについて学ぶ基礎講座を開催します。
月1回、各2時間の4回連続講座です。
参加できない日程があればご相談ください。
第1回 イントロダクション・名張の魅力を共有しよう!
日時 9月14日(土曜日)9時30分~11時30分
場所 市民情報交流センター(希央台)
内容 名張の魅力をみつけるワークショップなど
第2回 撮影・ Instagramのイロハ
日時 10月12日(土曜日)13時00分~15時00分
場所 総合福祉センターふれあい(丸之内)
内容 構図や撮影時の工夫(実技あり)、Instagramのアルゴリズム、編集アプリ(キャンバ)について
第3回 取材・ライティングのイロハ
日時 11月17日(日曜日)9時30分~11時30分
場所 市民情報交流センター
内容 情報の集め方、取材の手順(実技あり)、記事のまとめ方
第4回 投稿ルールをみんなで確認しよう
日時 12月14日(土曜日)13時00分~15時00分
場所 市民情報交流センター
内容 投稿までの手順やルールを改めて紹介します。
※内容は変更になる場合があります。
講師 美山莉香さん
Rita Deaign(リタデザイン)代表で、市内で各種印刷物・販促物のデザイン制作や、WEBサイト制作などに携わっています。女性の在宅ワーク支援の一環でライター(記者)を育成し、市内のイベントやグルメ、お出かけスポットなどを、ウェブサイト「名張の素敵発見マガジン nanowa」を通じて発信する活動も行っています。
「名張と言えばこれ!と、誰もが口をそろえる特徴はないかもしれません。でも、豊かな自然においしい食べ物、万葉の歴史…、実はたくさんの魅力があって、新しい発見を楽しめるまちですよね」と美山さん。
「まちの広報室」の活動内容

能や乱歩、忍者、町家、オオサンショウウオ、オーガニック食材、ローカルカフェ、名張版ネウボラ、まちの保健室、地域共生社会…。知る人ぞ知る魅力にあふれるまち「なばり」。
地名の語源が「隠」ということだけあって、本当はすごい人・コト・モノにあふれているのに、説明が難しかったり、発信されていなかったりして、住んでいる人にさえ知られていないなんてことも…。
そこで、「名張のえぇとこ、見たい・聴きたい・伝えたい」を合言葉に、「まちのいろんな魅力に出会いたい」「まちで活躍するあの人に話を聴いてみたい」といった思いをもつ市民の皆さんに、名張の人・モノ・コトの魅力を発信いただくこととしました(活動は無報酬です)。
市の若手職員や、まちの保健室の職員なども、一緒に活動します。
情報発信媒体
発信いただく主な媒体は、まちの広報室「ナバリノ」のInstagramです。
webサイトや広報紙で紹介することもあります。
投稿内容
・「名張らしさ」を取り上げることを基本ルールとします。
・ 観光地や祭りなどの非日常の情報ばかりではなく、衣・食・住、そして、日常気になっている人・モノ・コトなど、名張の日常の魅力を含めて投稿いただきます。
・ 400文字程度での投稿とします。
・ お店などを取り上げていただいても結構ですが、宣伝にならないように注意します。お店の商品紹介(例えば、こんな小麦粉を使って…)ではなく、そこで働く人の思い(なぜ名張で店を開いたのか、なぜ名張産なのか)など、あくまで「名張らしさ」にこだわった記事としたいと考えています。
投稿頻度
・ 月に1人1回程度、平日に投稿します。
・ 投稿から半年間は、同様の取材対象を取り上げないこととします。
取材から投稿までの流れ
1.メンバーが直接取材を依頼します。日程等を決めて取材し、記事(400字程度)を作成します。
2.出来上がった記事を市に提出します。
3.市の担当者が記事を確認し、メンバーとやり取りをしながら、必要に応じて文面等を修正します。
4.投稿者が取材対象者に、直接記事を確認してもらいます。
5.校正箇所を修正後、市へ記事を提出します。
6.スケジュールに基づき市が記事を公開します。
奈良県生駒市の市民PRチーム「いこまち宣伝部」をご紹介します
2022年のグッドデザイン賞に輝くなど、全国から注目されています。
これまで100人を超える市民が参加し、SNSなどには1,000件を超える投稿があります。
心のこもった「生駒らしさ」のある記事が人気で、企画から取材、原稿作成、校正に至るまで市民自らがこなしています。

市民とのフラットな関係づくりを心掛け信頼を築いている生駒市 広報広聴課の村田充弘さんと石井芽さんに、お話を伺いました。
「『生駒の魅力が分からない』とスタートした人が、1年間の活動が終わると『このまちで暮らしていてよかった』と気持ちが変わっていく姿をたくさん見てきました」
「取材という名目で気になっていた店主の人生を深く聞けたり、取材先で気の合う仲間ができ、そこで働くようになったり。宣伝部という肩書を通じて、まちで友人や居場所がたくさんでき、単なる住む場所と捉えていたまちで『暮らす喜びや幸せ』を感じるように。宣伝部卒業後も、ボランティアを始めたり、地域の教室に通ったりと、まちに関わり続ける人も多いんです」
特徴的なのは、宣伝部員を49歳以下に限っている点。その理由をこう説明します。
「働き盛り世代の皆さんにこの活動を楽しんでもらって、地域参画の裾野を広げたいという思いがありました。部員同士の年齢も近く、一緒に取材に行くことやプライベートの交流も増え『大人の部活』のように楽しまれています」
「いこまち宣伝部」の投稿をご覧いただければ、「まちの広報室」の活動もイメージいただけると思います。
広報いこま「いこまち」でも、「いこまち宣伝部」の特集が掲載されていますので、ぜひご一読ください。
【関連リンク(生駒市ホームページ)】
市民PRチーム「いこまち宣伝部」
広報いこま「いこまち」2022年12月号