乱歩都市交流会議
更新日:2015年3月8日
設立の目的
『怪人二十面相』『パノラマ島奇談』『黒蜥蜴』などの作品を遺し、日本における探偵・推理小説の礎を築いた江戸川乱歩の偉業を後世に伝えるために、三重県内において関連のある4市(津市、亀山市、鳥羽市、名張市)が連携して、江戸川乱歩を通した地域の情報発信に取り組んでいます。
江戸川乱歩と三重県の繋がり
探偵・推理小説の大家・江戸川乱歩は、明治27年(西暦1894年)10月に名張市で生まれ、翌年6月に亀山に転居した後、大正6年(西暦1917年)11月から大正8年(西暦1919年)1月までの間、鳥羽造船所に勤務し、その間に知り合った坂手島出身の村山隆子と大正8年(西暦1919年)に結婚しました。また、江戸川乱歩(本名:平井太郎)の生家である「平井家」の菩提が津市内の寺院に現存しているなど、三重県と深い繋がりがあります。
設立趣意書
平成20年10月31日(金曜日)、三重県庁において、三重県知事の立会いのもと、4市長が「乱歩都市交流会議 設立趣意書」への署名を行いました。
設立趣意書の写しは関連ファイルより、ダウンロードできます。
江戸川乱歩のご令孫からのメッセージ
都合により、ご出席が叶わなかった平井憲太郎氏(江戸川乱歩のご令孫)からは、設立にあたりメッセージをお寄せいただきました。
江戸川乱歩のご令孫からのメッセージは関連ファイルより、ダウンロードできます。
これまでの主な取組み
平成20年11月3日から26日に、東京の国立劇場において催された江戸川乱歩の代表作「人間豹」を歌舞伎にした『江戸宵闇妖鈎爪』(出演:松本幸四郎・市川染五郎)のPRを通して、情報発信を行いました。
また、公演期間中、国立劇場で、三重県と連携して、江戸川乱歩に関係する商品をはじめとした各市の物産販売を行うなど、観光振興に努めました。
これからの取組み
現在、各市で開催されている江戸川乱歩に関係のある事業について、相互に情報提供を行うとともに、交流を通して県内での文化力向上に繋げます。さらに、観光・文化面への波及効果を目指します。
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