あなたの想いを未来へつなぐ ― 遺贈寄附 ―
更新日:2025年12月16日

名張市では、大切な財産を地域の未来のために活用する「遺贈寄附」を受け付けています。
皆様の想いを名張市に託していただくことで、教育や福祉、環境保全など、地域の課題解決に役立てることができます。
名張市は、美しい自然と歴史が調和するまちとして、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めています。
遺贈寄附は、そうしたまちづくりへの皆様の想いを確かな形にし、名張市の将来へとつなぐ大切な手段です。
遺贈寄附とは
遺贈寄附は、ご本人が生前に作成した遺言書や信託によって、相続開始後に名張市へ財産を寄附する方法です。
ご生前のうちに寄附先や使途をはっきりと指定できるため、「教育の充実に役立ててほしい」「子どもの学習支援に使ってほしい」などのご希望を確実に反映できます。
遺贈寄附の方法
遺贈寄附には、遺言書による寄附や信託を活用した寄附があります。
名張市は、株式会社南都銀行と寄附制度に関する協定を締結しており、遺贈による寄附のご相談やお申し出をいただいた際には、連携先として南都銀行をご紹介します。
遺言書による寄附
ご生前に遺言書を作成し、ご本人の意思を明確に残しておくことで、相続開始後に財産を名張市へ寄附することができる方法です。
公証役場で作成する「公正証書遺言」、または法律の要件に沿ってご自身で作成する「自筆証書遺言」に、寄附先や使途(教育・福祉・環境保全など)を記載します。
遺言信託
遺言信託とは、信託業務を行う金融機関などが、遺言書の作成支援や遺贈による寄附手続きなどを行う仕組みです。遺言書の作成にあたり、相談できる税理士などの専門家がいない方にも、安心してご利用いただける方法です。
南都銀行の遺言信託では、遺言内容に関する相談、公正証書遺言作成の手続き支援、遺言書の安全な保管、遺言どおりに財産を名義変更・分配する遺言執行までを行います。専門家と連携しながら進めることで、相続手続きを円滑かつ安心して行うことができます。
遺言代用信託を活用した寄附
委託者(寄附者)が信託銀行等に金銭を信託しておくと、相続開始後に信託銀行等があらかじめ指定された受取人に信託財産を支払う仕組みです。
南都銀行の遺言代用信託は、遺言書の作成によらず、寄附先として名張市を指定することができます。
- 信託金額:100万円以上300万円以下(1万円単位)
- 信託期間:5年以上30年以内(1年単位)
遺贈寄附に関するお問い合わせ
南都銀行の遺言信託や遺言代用信託に関するご相談は、お近くの南都銀行各店舗、または<ナント>ダイレクトセンター(電話番号:0120-710-393[銀行営業日9時00分~17時00分])へお問い合わせください。
名張市への遺贈寄附に関するご相談は、行政・デジタル改革推進室(電話番号:0595-63-7302[平日9時00分~16時30分])へお問い合わせください。

