平成29年10月26日
更新日:2017年10月26日
先般の非常に強い台風21号は紀伊半島に襲来し、本市でも人的な被害こそなかったものの市内各所で道路の冠水や民家の床下浸水、土砂崩れ、さらには東山墓園の一部が地滑りにより崩落するという大きな被害を受けました。
本市での24時間雨量は観測史上最大の315ミリを観測し、河川水位の上昇などにより、名張川・宇陀川流域7地域にお住いの皆様に避難勧告を発令させていただきました。市では災害対策本部を設置し、市民の皆様の安全を第一義と考え対応にあたりましたが、そのような中で消防団や地域づくり組織、各関係機関をはじめ多くの皆様方にご協力いただきましたこと深く感謝申し上げます。
この度の東山墓園の一部崩落に関しましては、ご先祖様の永遠の休息地である墓所がこのようなことになり、被害に遭われました皆様のご心情を思うと痛恨の極みであります。今後、全力を挙げて災害復旧に努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
週末には、台風22号の接近が予想されており、これまでの雨の影響で地盤が緩んでいることが考えられますことから、市民の皆様には最新の気象情報に十分ご注意いただき、早めの対策に備えていただきますようお願いいたします。
名張市長 亀井 利克