市長から市民の皆さんへのメッセージ(令和3年11月)
更新日:2021年10月22日
日ごとに、寒さが身に染みる季節となりました。
低温で乾燥する冬場は、ウイルスの活動が活発になります。
感染症の専門家の間では、「第6波は必ず来る」という見方が大勢です。
皆さんには、これまで以上に、「人混みや混雑を避ける」「マスクの正しい着用」「こまめな換気」「丁寧な手洗い・手と指の消毒」など、引き続き、感染防止対策を徹底してください。
また、新型コロナワクチンを接種したからといって過信せず、自分が感染し人にうつす可能性もあることをご認識いただき、特に飲食の場では、「少人数・短時間で、マスク会食や黙食」を実践いただくようお願いします。
さて、新型コロナウイルス感染症は、10月以降、全国的に感染者数が減少しております。一方で、コロナ禍が長期化し、人と人が交流し触れ合う機会が少なくなる中、孤独・孤立に陥り、不安な思いに苦しんでいる人が増えていると言われております。
そこで、皆さんへのお願いです。皆さんのご近所や地域、職場や学校などで、困っている方はいないか、悩んでいるのに声を出せないでいる人はいないか、気にかけていただきたいのです。
そして、もし、少しでも気になる方がいらしたら、お近くの「まちの保健室」や民生委員・児童委員などにご連絡をいただきたいのです。
コロナ禍の今こそ、名張市がこれまで地域の皆さんや関係機関・団体と連携・協働しながら積み上げてきた「地域共生社会」の「絆」や「つながり」の真価を発揮する時です。
私は、皆さん一人ひとりが、周りの方の生活の様子や健康などに少し目を向けていただくことで、このまちは、もっと暮らしやすくなると信じております。
コロナ禍の今こそ、こころをひとつに。他者を思いやり、つながり合いながら、コロナ禍を乗り越えていきましょう。
感染防止対策を続けていくことは大変なことですが、ワクチン接種が進み、また、コロナ治療薬の研究・開発も進んできております。治療薬が実用化され、市民の皆さんのお手元に届くまで、もうひと踏ん張りの感染防止対策にご協力をお願いいたします。
季節の変わり目となり体調を崩しやすい時季となりますので、くれぐれもご自愛ください。
令和3年11月
名張市長 亀 井 利 克