【くらしと環境】災害時におけるアレルギー食の備蓄について(4月21日受付)
更新日:2016年8月30日
ご意見
名張市はアレルギー対応の非常食を備蓄していますか。アレルギー対応の非常食がどこで配布されているのかという情報を非常時でも把握できるようなシステムを考えてください。
また、非常事態に陥る前に、非常食の配布に関する窓口を作って公表してください。
回答
名張市が備蓄していますアレルギー対応の非常食についてお答えいたします。
5年前に発生しました東日本大震災、今年4月14日に発生しました熊本地震などのような大規模な災害が発生すれば、長期にわたる避難所での生活を強いられることが考えられます。そこで名張市では、避難された方々が安心して非常食を食べていただくことができるよう、アレルギー体質の方に配慮し、アレルギー物質25品目不使用で、水やお湯を注ぐだけで食べられるアルファ化米を約10,000食、保存食として備蓄しています。
次に、名張市では、災害発生時の避難勧告や避難所開設情報など、市民の皆様の生命や身体にかかわる緊急情報の伝達手段として、携帯電話の電子メールを活用した「防災ほっとメール」を運用しています。その他の伝達手段としては、FMなばり(83.5MHz)を放送している株式会社アドバンスコープとの間に災害時の緊急放送に関する協定を締結していますことから、災害発生時には、名張市で備蓄しているアルファ化米がどこで配布されるのかという情報をお知らせすることになります。
また、ご意見をいただきました非常食の配布に関する窓口ですが、大規模な災害などにより市民の皆様の生命や財産に重大な被害が生じたときなど緊急事態の対処に関する業務を市長直轄の組織である危機管理室(名張市災害対策本部)が担当しています。
最後になりますが、アレルギー対応のアルファ化米を備蓄しているという情報や、担当の窓口を早速、名張市ホームページに掲載しましたので、ご覧いただきたいと思います。