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名張市

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【まちづくり】桔梗が丘駅前を再生(10月12日受付)

更新日:2020年11月20日

ご意見

 いつもありがとうございます。この度お手紙を書かせて頂いたのは、私の大好きな街、桔梗が丘がだんだん寂れていっているようで悲しいのと、この先のことを思うと不安だからです。私なりに、どうしたらこの街を再生できるのか考えてみました。現在、桔梗が丘の駅前はすっかり寂れてしまっています。ただ、それは新しく作り変えることが出来るチャンスでもあると思います。この機会を逃してはいけないと思います。私は、この街が若い世代にも年齢を重ねた年代の方にも、幅広い世代の人にとって住みやすく、魅力的な街になって欲しいと思います。そう考えると、近鉄プラザの2階と3階に、名張市の図書館を移転させてきたらどうかと思います。そして、1階にはスーパーと100円均一の店を誘致して欲しいと思います。駅前に図書館があるなんて、とても素敵だと思います。桔梗が丘は、小学校も中学校も幼稚園もあります。それなのに、社会全体として若者の活字離れが問題になっています。もし駅前に図書館があったらどうでしょうか、気軽に立ち寄って本に触れることができます。もし、同じ建物の中に図書館とスーパーがあったら、親御さんが買い物をしている間、子供は図書館で本に触れて待っていることが出来ます。多くの人が、毎日の買い物のついでに本に触れることが気軽にできるようになります。スーパーにとっても、安定的に買い物客を集めることが出来ると思います。なぜ、100円ショップもあったらいいかというと、小さいお子さんは工作を、学生さん主婦、老後を過ごす方々にとっては、趣味の世界で100円ショップで材料を気軽に得ることが出来るからです。毎日の買い物を通勤、通学の途中で出来て、本で心や教養を豊かにして、趣味の時間を充実して過ごすことが出来る。そんな場所が、駅前にあったら便利でほんとに魅力ある街になると思います。きっと、転入者が増えると思います。駅前は再び賑わうと思います。今のままの桔梗が丘だと、ますます寂れて、若い世代の方たちは将来この街を出て行ってしまうだろうと思います。私の子供もそう感じているようです。桔梗が丘の住民にとって、駅前にスーパーがなくなることは本当に不便で困ります。ご高齢の方が、無理に車の運転を続けないと買い物が来ないなんて、時代の流れに反していると思います。高齢者ドライバーを減らせるように、車がなくても生活が出来る便利な街づくりをしていかなくてはいけないと思います。子育て世代の方たちにとっても、毎日の買い物と本を借りる時間をついでに出来たら、本当に便利で生活が豊かになると思います。共稼ぎの家の子供はどうしても家にこもってしまって、インスタントの物を食べることが多いと聞きます。そんな子供達も駅前に図書館があったら、ゲームばかりの過ごし方にならなくていいと思います。ぎゅうとらの時の様に、簡単な食堂があったら簡単な食事を摂ることが出来て働いているお母さんにとっても助かると思います。桔梗が丘駅前の魅力は、交番があることでもあると思います。少し前に、小学生の子がネットで知り合った人と待ち合わせをしたけれど、駅前に交番があったので犯人はあきらめて帰ったと聞きました。親にとっても交番がある、また人目によくつく駅前は治安もよく安心できると思います。最近、桔梗が丘や名張の小学生や中学生が、ドン・キホーテに入り浸っていると聞きます。無駄にお金を持って店内を徘徊する・・・こんなことは、最近は普通のように話されていますが、私は疑問を感じます。名張や桔梗が丘の子供達の生活の質を良くしていかなければ、この街の未来は明るくないと思います。桔梗が丘駅前を便利でアカデミックな街にしていくことで、この街に住む人達の心も生活も豊かにしていけると思います。近鉄プラザに図書館、スーパー、100円ショップが出来てさらに空いた店舗に、学習塾や子育て支援施設、老人の健康を支える体操教室なんかがあったらさらにステキだと思います。塾が駅前にあったら、電車やバス乗り場にも近くて安心ですし、子育て支援施設があったら、通勤帰りに子どもをピックアップ出来て、更に簡単な買い物は近鉄プラザ1階でできたら、本当に便利だと思います。まだまだ案はあります。是非この街の再生に役に立てていただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 昨日お送りした市長への手紙に少し追加したいことがあります。昨日は、桔梗が丘駅前の再生ということでお手紙書きましたが、駅前だけでなく桔梗が丘 が、やいや名張市の再生につながれば最高だと思います。ちょうど新桔梗が丘中学校も出来、小中一貫教育が始まろうとしています。今この機会に駅前に図書館が出来たら、名張市のイメージは教育に力を入れている、アカデミックな街に変化しているというイメージが出来ると思います。子育て世帯にとって 住む場所を選ぶ際の決めてとなるのは、その街が子育てしやすい街か、教育面が充実しているか、生活が便利かというポイントだと思います。 もし名張市、桔梗が丘がそんな理想に近づけば、きっと若い世帯がこの街を選んでくれると思います。想像してみてください。幼稚園へお迎えの途中、子供に読んであげる本を借りて、ついでにお買い物も済ませることが出来る。学生さんが家に帰る途中、本を借りることが出来る。運転免許を返納したお年寄りがバスや電車で桔梗が丘まで来て、降りたらすぐそこに図書館がある。幅広い年齢層の多くの方が図書館を利用しやすくなって、買い物もそこで出来て、とても便利でアカデミックな街だな、教育も充実しているし、住みよい街だなって感じると思います。お年寄りにとっても、車に頼らずバスや電車で買い物も出来るし、知的活動(読書)も出来て、名張のお年寄りはイキイキしているといわれるようになるかもしれません。図書館が今の桜ケ丘に位置していたら、こんなにたくさんの方に利用してもらえるものでしょうか。車を利用できる特定の人しか利用出来ていないと思います。私自身、もっと図書館を利用したいと思いつつも なかなか桜ケ丘まで足を運ぶ時間的ゆとりがないです。でも駅前にあって、買い物のついでだったら、利用頻度は確実に上がると思います。名張市はとてもいい街なのに、なかなかその良さをアピールしても伝わりにくい感じがします。でも今がチャンスです。名張市のイメージを新しく生まれ変わらせるチャンスだと思います。江戸川乱歩が生まれた街だからこそ、文学にたくさんふれる機会がある。充実した教育が受けられるアカデミックタウンに生まれ変わって欲しいと思います。これは街おこしになると思います。ここ数年、この街はたくさんの介護施設が新しく建てられています。時代の流れで必要なものであることはわかっていますが、果たして若い世代にとって魅力ある街に映るでしょうか。将来的に考えても、名張の老人は介護不要なくらい元気でいきいきしている。そんなお年寄りを増やしていくことを考えた方が未来は明るいと思います。名張は自然豊かで、人の心も生活も豊かで生き生き元気な街、名張市にそんなイメージの街に生まれ変わって欲しいと強く思います。

どうぞよろしくお願いします。

回答

 桔梗が丘駅前の再生につきまして、これまで桔梗が丘駅は、郊外住宅地に暮らす人々が通勤・通学で利用する交通結節機能を主に担ってきました。しかし、全国的に大きな問題となっている人口減少・高齢化は、桔梗が丘地域においても進展しおり、高齢者を中心として活用されているコミュニティバスのネットワークのハブ駅としての役割が増していくと考えています。また、都市計画法に基づく用途地域では、現在、桔梗が丘駅周辺は近隣商業地域の指定を行い、店舗等が立地可能な賑わいを創出するエリアとして位置づけております。このことから、桔梗が丘駅は「人が集まる結節点」としての役割と、桔梗が丘駅とその周辺地区の機能の向上を促進し、住民が駅へ集まり交流する場としての魅力を高めること、また、集うためのコミュニティバスによる地域内公共交通ネットワークの充実が今後より必要となるものと考えております。また、桔梗が丘自治連合協議会のまちづくりの将来像においても、「人と心が織りなす幸せ社会“ほっとまち”桔梗が丘」が示されており、地域と行政の協働による地域の特性を生かした個性あるまちづくりに今後も引き続き、取り組んでいく必要があると考えております。

 そのような中、今回、近鉄プラザ桔梗が丘内にスーパー、100円ショップなどの出店についてのご提案をいただきました。当該施設内の出店につきましては、各事業者の当該地域におけるマーケティング調査を通じた出店計画に基づき進められるものですが、現時点で桔梗が丘駅付近において具体的な開発計画や出店計画等の情報はない状況であり、店子として出店いただける事業者探しに引き続き努めてまいりたいと考えております。

 さらにこの度、図書館移転についてのご提案もいただきました。ご意見いただきましたように、近鉄プラザ桔梗が丘は駅近接で、起伏もないため丘陵に位置する桜ケ丘に比べ、高齢者等にとって駅からの移動が容易で、またエレベーター等も完備されているなど、設備等においても利用者サービスの向上につながるものと考えられます。しかしながら、その反面、現行の図書館においては令和2年度当初予算ベースで約6千7百万円の運営管理費用(職員人件費除く)が必要となっており、移転した場合、賃借料に加え設備機能が向上する分、現予算を上回る管理コストが発生するものと考えられます。更に移動にあたっては、書架や図書の移動費用等の初期費用も相当必要となることが予想され、昨今の財政状況を勘案いたしますと、近々に実現することは困難であると考えております。
 
 桔梗が丘駅前の活性化に向けては、様々な機会を通してご意見いただきました子育てのしやすさ、教育面の充実、生活の便利さなど、名張の魅力や個性を積極的かつ戦略的に情報発信し、多様な世代の転入促進及び地方創生を図りながら、都市マスタープランに基づき、環境、福祉、教育、文化などの分野や地域づくりの取組と連携し、多様な生活様式に配慮した持続可能な魅力ある都市づくりを進めてまいりたいと考えております。そして、地域共生社会のさらなる深化発展を目指し、「元気創造」「若者定住」「生涯現役」の3大政策を市政推進の原動力として、住宅政策、子育て支援、教育、産業振興、健康づくりや医療・介護など本市の特性を生かした地域活力の創生を目指し、転出抑制、転入促進の効果が期待できる施策に重点的に取り組んでまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

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なばりの未来創造部 秘書室
電話番号:0595-63-7252
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