【健康と福祉】住民に鼻呼吸を推奨して欲しいです(6月11日受付)
更新日:2020年7月1日
ご意見
コロナウイルスの感染拡大は落ち着いてきましたが、まだ予断を許さない状況です。 第2波も懸念されていて、その予防策も急務となっております。そのための方策として、住民に鼻呼吸をおこなうようポスターやHP、CMなどで呼び掛けてほしいです。
口呼吸をしていると空気が直接のどの中に入り込むため、鼻呼吸に比べて数倍感染リスクがあります。逆に感染者が口呼吸をする場合でも、ウイルスがまかれる量は数倍になり周囲の感染リスクが高まります。日本人は大人が7割、子供が8割口呼吸をしていると言われています。もし、日本人が全員口呼吸から鼻呼吸に変えれば、感染ペースは格段に低くなると思います。実際、千葉県四街道市、山口県山陽小野田市などでは、コロナ対策として鼻呼吸を推奨しております。
回答
新型コロナウイルス感染症は、接触感染と飛沫感染と言われています。鼻呼吸をすることにより、どのくらい予防効果があるのかは、まだ実証されていませんが、鼻呼吸は鼻毛が小さなごみや化学物質、細菌やウイルスを取り除くフィルターの働きによって、直接のどや気管支、肺まで届かないように防御しています。
このことは、かぜやインフルエンザ予防にも役立つといわれておりますので、今後、感染症予防の啓発時に鼻呼吸の効果についても情報提供させていただきたいと思います。