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名張市

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1月31日 赤目公民館高齢者学級

更新日:2015年3月27日

市長のまちかどトーク実施結果

  • 赤目公民館高齢者学級の画像

    赤目公民館高齢者学級

市長のまちかどトークでみなさんからいただいたご意見と市長のコメントをご紹介しています。 
内容は記録にもとづいて掲載しています。

掲載日:平成25年2月12日

開催日時:平成25年1月31日木曜日 午後1時30分~3時
開催場所:赤目公民館
出席者:76名

ご意見と市長のコメント

<市長>
 今年は、伊勢神宮の20年に1度の式年遷宮の年にあたる。20年に1度お社を造り替えるということは、技術の伝承のためと、そして常若の国、活力ある国であり続けるための儀式であるといわれている。また、干支で巳年であり、脱皮を繰り返し成長していく年。名張市も60周年を迎える。ひと皮むけたより一層発展できると実感できる年にしたい。
 安倍政権が発足して、経済政策を打ち出し、大きな公共事業予算をはじめとする15ヶ月予算の決定がなされた。これが動き出すと景気の回復も期待される。
 名張市では、平成14年9月に財政非常事態宣言を発表し、補助金や職員の給与カット、職員数も削減してきた。平成24年度が最終のヤマ場、赤字予算でスタートしたが、3月決算は黒字にしたいとがんばっている。来年度からは単年度黒字にもっていきたい。課題となっていた土地開発公社を解散させた。また医療についても市立病院の運営をきっちりしていく。現在、開院以来最大の34名の医師数になっている。伊賀市の医師不足をカバーするべく三輪番制をとっている。25年度に3名の医師の増員と2次救急医療を守るため、地域の開業医とも連携を蜜にして地域医療を充実させていく。
 高齢化社会に備え、市では、なばり健康バリバリ元気プロジェクトとして保健師を中心に高齢者学級などを通じて健康づくりを進めている。そして健康増進の施設として昨年待望の温浴施設がオープン。横にはとれたて名張交流館を併設させ、「まちの駅なばり」として名張の観光、物産をPRしていく。
その「とれなば」で2月3日に岩手県久慈市の物産展を開催する。がれきの受け入れはできなくなったが、今後も復興支援でできることはしていきたい。





― 意見交換会 ― 事前にいただいた質問より

<意見>
赤目小学校近くに約9000平米ほどの雑種地がある。長年使われておらず、鹿などの野生生物の棲家にもなっている。小学校の近くという点からも、地域住民の多目的広場として市で買取するなどして、整備してくれないか。買収が無理なら借り上げてくれないか。

<市長>
地域でこうしていくという計画があれば、市として協力もするが、市が率先して購入して整備するということはできない。
赤目公民館の駐車場が狭いという問題に関しては、整備させていただく。


<意見>
赤目小学校と錦生小学校の統合後の錦生小学校跡地についての計画は?今後、高齢化が進む中、高齢者向けの施設等に活用できないか。

<市長>
地域の方々とも相談しながら、地域が活性化する方向で検討していきたい。長瀬小学校はクロネコヤマトのコールセンターとして再活用しているが、今のところ、錦生小学校については決まっていない。


<意見>
赤目老人クラブの高齢者は500人以上。老人クラブの事務(金銭の取り扱い、書類作成、諸連絡など)が煩雑になっている。事務機能を強化したいのだが。

<市長>
地域づくりの中でいい知恵を出していただければと思う。

先日の大雪で、赤目滝の遊歩道が倒木などで崩れた。県にも連絡している。重要な観光施設であり名張の顔でもあるので、3月1日以降になるが、早く整備したい。



会場からの意見

<意見>
農業振興地域の除外申請の手続きが申請から決定までの期間が長すぎる。早く決定できるようにならないか。
<市長>県と連動している。土地改良区によっても違う。名張市だけで決定するわけではないのでご理解いただきたい。


<意見>
先ほどの小学校近くの土地の件、錦生地域との交流も増えるので、市として借り上げでもしてほしいのだが。

<市長>
そんな土地がある地域は他にもある。地域や団体の皆さんがアクションを起こしてくれればと思う。市が率先してはできない。宝くじ助成や電源立地、その他補助金などを探してくるなど協力はする。


<意見>
高齢者になり、運転免許を返上すれば、公共交通料金が無料になるなどの制度は名張ではないのか。

<市長>
名張市ではない。研究はしてみる。


<意見>
県道赤目滝は狭く、観光バスが通るのがやっとで、観光シーズンは渋滞になる。バイパス化の話の進捗状況は。バイパス化はしないのか、このままなのか。

<市長>
バイパス化で対応したいと思っている。地権者との交渉もしていて、残りの方と協議していく段階。県には再度事業方針について再確認は行う。


<意見>
厳しい財政状況ではあるが、観光の力で集客し、将来のために種をまいてほしい。

<市長>
観光に力を入れていきたい。
日台の観光サミットもあるし、赤目滝からも台湾と交流してもらう。発信していくことも大事で、「山ガール」「滝ガール」「AKM48」などというアイデアもある。イベントごとに出てPRしてもらえたら。


<意見>
地域に設置している消火栓の筒先が盗難にあったかで現在ない状態。火災があったら、対応できないため困っている。最初に設置した市で対応してくれないのか。

<市長>
早急に対応したい。確認してまた回答させていただく。


<意見>
市営住宅の入居者が区に入ってくれない。災害時の要援護者の取組みなどもできない。

<市長>
市営住宅の入居者に対しては、市からも指導できるので、担当室に指示をする。


<意見>
柏原城址は、歴史的にも価値のあるものだと思うが、文化財の指定 も受けていない。残していくためには、指定は必要だと思うが。

<市長>
歴史上に価値があり必要である。検討もできるので担当室に確認する。


<意見>
夏見廃寺、藤堂家邸など、歴史・観光資源がバラバラに点在している。管理していたら大変で、儲かる施設とも思えない。

<市長>
地域資源を生かしたまちづくりを進めていく。
近鉄でも価値ある文化財をつなげてウォーキングマップなどを作ってくれている。
つないでいくのは課題。去年3月に各地域で地域ビジョンが策定され、地域資源を生かしたまちづくりをしていくことが検討されてる。


午後3時終了




意見に対して担当室からの回答

<意見>
県道赤目滝は狭く、観光バスが通るのがやっとで、観光シーズンは渋滞
になる。バイパス化の話の進捗状況は。バイパス化はしないのか、このままなのか。

<回答>
 県道赤目滝線の改修は、三重県が平成11年から住民参加型道づくり事業として取り組んできております。当市としましても、一日も早い事業進捗を図られるよう三重県と連携を図ってまいりたいと考えております。
 このたびお尋ねいただきました柏原工区の進捗状況でございますが、平成22年度に用地測量を実施し、平成23年度から境界同意作業を順次実施していただいているところでありますが、現時点では、関係するすべての地権者から同意を得られていない状況です。
 こうしたことから、本年度内には境界同意が得られるよう、引き続き事業推進を図っていくことを伊賀建設事務所より確認を得ております。
 今後、計画目標であります平成27年度の完成を目指し、引き続き三重県と連携し、事業推進をはかってまいりたいと考えております。
 いずれにしましても、事業がスムーズに進捗しますよう地元関係者の皆様方のご協力をお願い申し上げます。



<意見>
 地域に設置している消火栓の筒先が盗難にあったかで現在ない状態。火災があったら、対応できないため困っている。最初に設置した市で対応してくれないのか。

<回答>
 ご相談のありました消火栓ボックスは、地域のご要望により市が平成7年度に地方改善事業で購入・設置し、地域にお渡しさせていただいたものであり、整備後の施設については、地域で維持管理等の対応をお願いしているところです。
 また、現在、消火栓ボックスの取り組みは、市内の他の地域では地域づくり組織が購入・設置されている実情ですので、ご理解をいただきたいと存じます。
 なお、今回、筒先がなくなりご心配いただいていることにつきましては、緊急対応として、新品ではございませんが代替の筒先を準備し、お渡しいたしますので、これからも地域の財産として盗難対策も含め、管理していただきたいと思います。



<意見>
 柏原城址は、歴史的にも価値のあるものだと思うが、文化財の指定も受けていない。残していくためには、指定は必要だと思うが。

<回答>
 名張市文化財の指定については、地権者の同意が必要となっておりまして、一昨年より地域の皆様方のご協力をいただいて、地権者の皆さまに指定同意をお願いしているところです。
 ご同意をいただきましたら名張市文化財調査会に諮問し、史跡指定の答申を得て指定というスケジュールになります。
 なお、以前の調査会において、柏原城(滝野城)が名張市の誇る歴史遺産として、名張市指定文化財にふさわしい旨のご指摘を既にいただいております。
赤目公民館では歴史講座を開設し、地域の皆さまに柏原城の歴史的意義や城跡を活用した歴史公園構想などの講演会を行い、赤目まちづくり委員会におかれても積極的に文化財指定に向けてご協力を賜っております。

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なばりの未来創造部 秘書室
電話番号:0595-63-7252
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