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名張市

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2月20日 比奈知公民館高齢者学級

更新日:2015年3月27日

市長のまちかどトーク実施結果

  • 比奈知公民館高齢者学級の画像

    比奈知公民館高齢者学級

市長のまちかどトークでみなさんからいただいたご意見と市長のコメントをご紹介しています。 
内容は記録にもとづいて掲載しています。

掲載日:平成25年2月27日

開催日時:平成25年2月20日水曜日 午前10時~11時30分
開催場所:比奈知公民館
出席者:57名

ご意見と市長のコメント

<市長>
 名張市では、平成14年9月に財政非常事態宣言を発表し、補助金や職員の給与カット、職員数も削減してきた。平成24年度が最終のヤマ場。赤字を見込んだ予算でスタートしたが、3月決算は黒字にしたいとがんばっている。来年度からは単年度黒字にもっていきたい。課題となっていた土地開発公社を解散させた。また医療についても市立病院の運営をきっちりしていく。現在、開院以来最大の34名の医師数になっている。伊賀市の医師不足をカバーするべく三輪番制をとっている。25年度に3名の医師の増員と2次救急医療を守るため、地域の開業医とも連携を蜜にして地域医療を充実させていく。
 


― 意見交換会 ― 事前にいただいた質問より

<総合企画政策室>
【質問・要望】
平成18年4月「市長の推進する6つの政策と40の約束」各項目で達成した事項と未達成項目を知りたい。<下比奈知地区>

【回答】
 「6つの政策と40の約束」は、市長が2期目の選挙公約として掲げたもので、平成18年4月から平成22年3月までの間、目標達成に向け各種事業を実施してきました。
達成状況については、全40項目のうち、100%達成できたものは10項目、75%~100%達成できたものは 16項目、50%~75%達成できたものは14項目で、達成度が50%未満のものはゼロでした。
100%達成できた項目といたしましては、「地域福祉の推進」、「障害者の雇用促進」、「乳幼児医療費の助成拡大」、「新清掃工場の建設」、「新しいごみ収集システムの構築」、「滝之原工業団地への誘致」、「市民活動保険制度の創設」、「小中学校の耐震改修の推進」、「住民自治の振興:住民主体のまちづくり」、「総合窓口の開設」の10項目となります。

【質問・要望】
 政権が自民党に交代して、名張市に変化はあるのでしょうか。<下比奈知地区>

【回答】
 今般の衆議院議員総選挙により、3年3か月続いた民主党政権より、「震災復興」や「経済・教育・外交・暮らしの4つの再生」をマニフェストに掲げた自由民主党へ政権が変わりました。第2次安倍内閣では、特に「機動的な財政政策」や「大胆な金融政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」の3つを基本方針とする「アベノミクス」と称される経済政策が進められています。名張市としても国の政策に即応し、現在、臨時交付金等を活用し事業を実施しているところです。
また、「地域の再生」の政策として、道州制の導入や基礎的自治体の機能強化などの施策が進められていくように聞いています。その制度や権限、財源については、国から降りてくるものではなく自らが勝ち取っていくものであると考えており、私の理想としている市民主権の社会イコール地方が主権の社会の創造において、市民の安心安全、社会福祉、保育など地域に密着したサービスや施策をはじめ「福祉の理想郷」の実現を目指し、国の動向を注視しつつ、総合計画に掲げる各施策を着実に進め、市民の幸せを向上させていければと考えています。


<環境対策室>
【質問・要望】
 ごみ袋代を安くして欲しい。<富貴ヶ丘三期地区>

【回答・環境対策室】
 名張市は、「ごみゼロ社会を目指すアクションプログラム」を策定し、計画的にごみの減量、資源化を目指すことのほか、廃棄物処理費用に対しての負担の公平性を図る観点から、平成20年4月より「燃やすごみ」「燃やさないごみ」を対象に家庭系ごみの有料化を指定ごみ袋制により実施しました。
指定ごみ袋の価格は、市民の皆様のごみ減量への意識とごみの減量効果の継続が期待できるような単価の設定を行いました。
 販売実績は、有料化導入時より毎年、中袋(20ℓ、28円)の販売枚数が1番多く、次いで2番が小袋(10ℓ、13円)、3番が大袋(30ℓ、45円)、4番が特大袋(45ℓ、68円)、5番が特小袋(5ℓ、6円)となっています。 また、平成23年度の1世帯当たりの月平均購入負担額は、279円となっています。
 有料化を導入後、市民の皆様のご協力の結果、20%以上もの大きなごみの減量効果が顕著に現れ、4年以上が経過した現在においても、減量効果がほぼ継続しています。
 これは、市民の皆様のごみの減量、資源化の意識および行動が定着してきたものと推測させていただくことができることから、平成25年度からの3ヶ年を計画期間とする「第四次ごみゼロ社会を目指すアクションプログラム」においては、家庭系の指定ごみ袋の価格を約20%程度下げる方向で見直しを進め、市民の皆様のご協力に還元したいと考えています。
 具体的な見直し価格は、特大袋(45ℓ)68円が54円に、大袋(30ℓ)45円が36円に、中袋(20ℓ)28円が22円に、小袋(10ℓ)13円が10円に、特小袋(5ℓ)6円が5円とする予定です。
 また、1世帯当たりの月平均購入負担額の試算は、約220円程度と推測しています。
 今後とも、ごみの減量、資源化にご理解とご協力をお願い申し上げます。


<健康福祉政策室>
【質問・要望】
 福祉バスが下比奈知まで来ているが、延長して上比奈知まで来て欲しい。<上比奈知地区>

【回答】
 福祉バスは、上比奈知上出バス停、上比奈知バス停、西出バス停に停車しています。ナッキー号のことでしょうか。


【質問・要望】
 「パーキンソン病」について難病指定をして欲しい。その他、福祉・介護・医療面での助成制度などはないか。<上比奈知地区>


【回答】
 パーキンソン病は、厚生労働省の特定疾患(難病)に認定されています。日常生活に不便を生じ、福祉や介護が必要な状態になった場合は、身体障害者手帳の申請により福祉サービスを受けていただけます。また、介護認定を受けていただきますと40歳から介護保険のサービスを利用していただけますので、名張市役所 高齢・障害支援室にご相談ください。医療面につきましては、特定疾患(難病)ということでの助成等もありますので、
伊賀保健所 地域保健課24-8076にご相談ください。

 


<農林資源室>
【質問・要望】
 平成22年4月の市政方針(?)農業関連がありません。比奈知地区の農業について将来に向けた展望が見当たらない。<下比奈知地区>

【質問・要望】
 過疎化、農村振興対策(特に農林業の対応)について<滝之原地区>


【回答】
 名張市では、農家の高齢化と後継者不足の深刻化、耕作放棄地の増加等、農業を取り巻く環境や市民の意識の変化を踏まえて、「市民が健康でゆたかに暮らせる“なばり農業”」を基本理念とする3つの将来像を掲げています。
(1)多彩な荷い手に魅力ある“なばり農業”
(2)食と農のネットワークづくりをめざす“なばり農業”
(3)快適な生活環境を市民とともにつくりだす“なばり農業”
 このうち、「食と農のネットワークづくり」では、食の安全・安心に対する関心と地域農業に対する市民の期待が高まるなか、市民が求める新鮮で信頼できる農産物の安定的な供給に取り組むため、昨年8月、名張の湯と併設に「とれたて名張交流館」をオープンさせたところです。「とれたて名張交流館」は、厚生労働省の交付金により整備をし、地場産の農産物や加工品を販売しており、直売所の会員の多くは高齢者の方で、元気に活躍されているところです。また、障害者施設からはパンやクッキー等が販売されています。
「とれたて名張交流館」は、地産地消はもちろんのこと、地場産業の活性化に役立つとともに、地域福祉の向上にもつながる施設となっています。
 また、名張市は豊かな自然環境に恵まれ、昨年2月本穀物検定協会の食味ランキングにおいて、「伊賀米コシヒカリ」が東海では16年ぶり三重県では初めて「特A」の評価を受けています。続いて昨年3月には「伊賀牛」が三重ブランドに認定されています。
 名張市には色々な地域資源があり、その資源を活用した6次産業化を推進し、農家の所得向上と併せ市内農業の活性化をすすめてまいります。

 


<都市整備政策室>
【質問・要望】
 県道・高尾~名張線 拡幅予定について<滝之原地区>
 ・一般県道名張青山線のことと思われます。
 ・昨年度の「まちかどトーク」で同様の質問あり。

【回答】
 名張市滝之原地内の一般県道名張青山線については、周辺の開発等に伴い交通量も増加していますが、幅員が狭小であり、早期改良が望まれています。しかしながら、当地区は公図が混乱しており、用地取得が困難なため事業化ができない状況でありました。
 このことから、道路改良事業の早期事業化に向け、平成23年度から当該地区の地籍調査に着手し、平成24年度で地籍調査による用地立会いを概ね終了できることとなりました。
 今後の予定としましては、
平成25年度に成果の取りまとめと閲覧(20日間)
平成26年度に国土交通省の承認を受けて、三重県へ成果の認証送付
平成27年度に法務局送付、備え付け
 その後、三重県による道路整備を予定しているところです。 

【質問・要望】
 上野~名張の4車線化はいつぐらいになりますか。<富貴ヶ丘二期>

【回答】
 国道368号の整備につきましては、名阪国道上野インターチェンジから国道165号までの区間における早期の4車線化と上長瀬地内の拡幅改良工事を引き続き促進しているところです。
とりわけ名張工区4.8kmにつきましては、平成21年度より4車線化事業中ですが、平成24年度は、昨年10月より西田原水越交差点改良工事に着手するとともに、平成25年度から近鉄跨線橋の橋梁下部工の耐震化工事に着手される予定となっています。全区間の整備はそれ以降になる見込みです。

【質問・要望】
 富貴ヶ丘三期の中に三交バスを通してほしい。またバスの時間を考えて欲しい。<富貴ヶ丘三期地区>

【回答】
 1.富貴ヶ丘三期の中への乗り入れについて
ご要望をいただきました富貴ヶ丘三期の中への乗り入れについて、三重交通株式会社と協議した結果、冨貴ケ丘へ乗り入れている路線は、国から補助を受けている(地域間幹線路線、名張駅~津市美杉町)ことから、廃線にならない様、収支面から慎重に検討を進める必要があります。
 また、冨貴ケ丘団地単独路線としての乗り入れについては、採算面が非常に厳しいことが想定されることや団地内を走行する場合、道路構造上(幅員、交差点形状等)の問題が考えられます。
こうしたことから、現実的に乗り入れは困難を伴いますが、高齢化社会によりバスを必要とされることも理解できますので、今後、三重交通株式会社と協議の上、可能な点を考えていきたく思いますので御理解賜りますようお願い致します。

2.バスの時間を考えることについて
  三重交通株式会社と協議した結果、毎年、定期的(例年4月)にダイヤ改正を行っていて、ご要望があれば検討させていただくとのことです。 
ただし、車両は、起終点を折り返し運転しているので、ご要望にお応えできない場合もある点について、ご理解いただきたいとのことです。

 


<教育総務室>
【質問・要望】
 小学校統廃合問題について<滝之原地区>

【回答・教育総務室】
 名張市立小中学校の規模・配置の適正化実施計画(案)に基づき、子どもたちの教育環境を整えることを最優先に考え、前期計画において平成26年4月を目標に、複式学級を編成している錦生小学校・滝之原小学校・国津小学校の3校について、統廃合の準備を進めさせていただいております。当地域におかれましては、滝之原小学校を比奈知小学校に統合することにおいて、滝之原地域の皆様には、これからの子どもたちのことを最優先に考えていただき、名張市における最も歴史のある学校を廃校にする苦渋の決断をしていただいたところであります。
 名張市といたしましても、子どもたちが安心して学べる環境と安全に通学できる体制を整えてまいります。
統合までには、様々な課題がありますので、準備協議会を立ち上げ、協議を進めて頂いているところでございます。

 

― 意見交換会 ― 当日いただいた質問

<意見> 上比奈知地区に三交バスは通っているが、本数も少ない。
 ナッキー号は運行してくれないのか。
 ナッキー号は、路線バスが通っているところには、運行できないという話を聞いたが、本
当か?               

<市長>確認して、回答します。


<意見> 赤目四十八滝の入り口にあるオオサンショウウオセンター2階には、誰も来ていない。その場所のテレビで何か名張のPR情報を流せないか。赤目駅周辺や滝までの三交バスの中でも名張市をPRするような情報発信をしたほうがよい。赤目滝の駐車料金が高い。もう少し安く駐車してほしい。

<市長>待っているだけでなく、打って出る必要がある。もっと市外へのPRをしていかなければならない。赤目滝をPRするAKM48などのチームを作り、健康づくり事業と連動させた展開できないかなどアイデアもある。駐車場のことも含め、観光協会や赤目渓谷保勝会などにも話をしておく。


<意見> 2021年に三重県で国体が開催されることが内定している。それに向けて動き出した市もある。名張市には、どんな種目がきてほしいか? 「ペタンク」というスポーツはどうか。

<市長>国体の種目となると、全国の市町にその競技の協会があり、その協会から、種目へと要望してもらうことになるだろう。国体以外にも全国レクリエーション祭などもある。

 

<意見>・震災対策について、名張にはダムがある。最大震度6までなら、ダムは決壊しないとは聞いているが、震度6以上の地震のとき、その対応策は検討しておく必要があるのでは。
 ・地域の声でとか、自分の地域は地域で考えるとか、最近よく言われるが、地域活性化のために、行政がもっと考えて素案を地域に示して欲しい。
 ・参考の意見だが、高齢のため家族からも運転を控えるように言われた。外出するためには、バスを使かわなければならないが、バス停まで長い距離を歩くうえ、本数が少ない。不便な思いをしている高齢者がいることを分かってほしい。

<市長>・もちろん100%安全とは言えない。下流域の整備などこれからもしていく。
 ・平成15年より、協議会など立ち上げていただき、まちづくりを進めてきた。まちづくりは第3ステージに入り、住民自治の熟度が上がっている。各地域は将来像(地域ビジョン)を作成した。行政は、専属職員として地域担当監が付き、ビジョンに対しての予算を計上。地域を活性化させる事業を行っていただく予定。
 ・ 難しい課題だが、いくつかの地域で高齢者の生活支援としてバス運行をしている。だが、それにより、三交バスが撤退すれば団地の価値が下がるなども意見もある。また三交バスが撤退したため、コミュニティバスを地域で走らせているところもある。


午前11時30分終了

 

― 意見に対して担当室からの回答 ―

(注) 上比奈知地区に三交バスは通っているが、本数も少ない。
ナッキー号は運行してくれないのか。
ナッキー号は、路線バスが通っているところには、運行できないという話を聞いたが、本当か?

<回答>
 ナッキー号は、市街地内での移動利便性と公共交通の乗継利便性の向上を目指して、市が三重交通株式会社に委託し、市立病院などの公共施設や大型商業施設、鉄道2駅などを循環するコミュニティバスとして運行しています。 
 ナッキー号の運行ルートは、すでに一部三重交通の路線バスと重複している区間がありますことから、路線バスが運行している区間は、運行できないということではございませんが、ナッキー号運行の趣旨から上比奈知までの延伸は難しいと考えています。
 一方、三重交通バスの本数が少なく、ご不便をおかけしていることにつきましては、今後高齢者世帯が増加し、交通移動不便者が増えることも懸念されますことから、バス等公共交通の利便性向上に向けて、地域の皆様や交通事業者の皆様と検討を進めてまいりたいと考えています。


 (追加質問)
(注) 滝之原区内の信号は、最近大型車両の進入が多い。川上ダムの着工が進むと、もっと増えることが予想される。右折・左折の車が一度で回れるよう交差点付近を拡幅することはできないか。

<回答>
  ご質問をいただきました交差点付近の拡幅でございますが、これは一般県道名張青山線の交差点手前の比奈知側(滝之原仲出地区側)への左折レーンの整備要望かと思われますので、地域でご相談をいただき、区から要望書(県道整備のため、三重県知事宛)を市の都市整備政策室までご提出いただきますようお願いいたします。
  いただきました要望書は速やかに伊賀建設事務所に進達し、早期実現に向け取り組んでまいりたいと考えています。

 

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