消防署(しょうぼうしょ)の仕事(しごと)
更新日:2015年3月26日
名張市の消防について
名張市消防本部(しょうぼうほんぶ)は、鴻之台に本部と消防署があり、桔梗が丘に分署、つつじが丘に出張所があります。約100人の消防士が、みなさんの命や安心で安全な暮(く)らしを守るため全力でがんばっています。
右図:消防本部 消防署
火災が起こらないようにこんなことをしています
1. 広報(こうほう)活動(かつどう)
火災予防(かさいよぼう)のパレードを行ったり、消防フェスタなどのイベント会場で火災予防などについてみなさんに呼(よ)びかけています。
2. 立入検査(たちいりけんさ)
みなさんの通う学校や、町にあるガソリンスタンド、工場、スーパー、病院など様々(さまざま)な所へ行き、そこに置いてある消火器、火災報知設備(かさいほうちせつび)などがきちんと使えるようになっているかを検査しています。
3. 指導(しどう)や訓練(くんれん)
学校の避難(ひなん)訓練や地域(ちいき)の防災訓練、工場やスーパーへ行き、消火器の使い方、119番通報(つうほう)、避難する方法を指導しています。
災害(さいがい)に備(そな)えてこんなことをしています
1.消防訓練
火災はもちろんのこと、地震(じしん)や水害(すいがい)などのいろいろな災害からみなさんの命や安心で安全な暮(く)らしを守るために訓練や勉強をしています。
2.地水利調査(ちすいりちょうさ)
地形、道路、橋などの状況(じょうきょう)や消防の活動の支障(ししょう)になる場所を調査したり、火災が発生(はっせい)したときに消防隊(しょうぼうたい)が使う消火栓(しょうかせん)、防火水槽(ぼうかすいそう)、河川(かせん)、学校のプールなどをすぐに使えるように点検(てんけん)しています。
3.車両の点検整備(てんけんせいび)
消防車両は毎朝点検し、火事があったときは次の出動に備えていつでも使えるように機械(きかい)などを整備します。
4.応急手当講習会(おうきゅうてあてこうしゅうかい)、普通救命講習会(ふつうきゅうめいこうしゅうかい)、上級救命講習会(じょうきゅうきゅうめいこうしゅうかい)
心臓(しんぞう)や呼吸(こきゅう)が止まったときに行う心肺蘇生法(しんぱいそせいほう)やAEDの使い方、血を止める方法などの講習会で、人がしんどくなったりケガをしたときにどのようにしてあげればいいのかをみなさんに覚えてもらうための講習会を行っています。
起こってしまった災害や事故(じこ)に対(たい)して、こんなことをしています
1. 消火活動
火災現場で消火活動を行います。みなさんの大切な家や物を少しでも救(すく)えるように努力(どりょく)しています。また、なぜ火事が起こったのかを調査します。
2. 救助(きゅうじょ)活動
火災現場で逃(に)げ遅(おく)れた人やケガをした人を助(たす)けたり、交通事故(こうつうじこ)で車に閉じ込(こ)められた人を特別(とくべつ)な機械(きかい)を使って助け出します。
3. 救急(きゅうきゅう)活動
急にお腹(なか)が痛(いた)くなったりケガをした人に、救命処置(きゅうめいしょち)や応急手当をしながら救急車で病院までつれていきます。