伊賀地域消防指令センター
更新日:2024年6月17日
伊賀地域消防指令センター
~あらゆる災害から命を守る119~
火災や急病・ケガに「早く、確実」に、市民の皆様を守ります。
伊賀市消防本部と名張市消防本部は令和6年4月1日から「伊賀地域消防指令センター」を開設し、消防通信指令業務の共同運用を行っています。
この消防指令センターでは、伊賀市内と名張市内からの119番をすべて受け付けています。
そして素早く場所を特定して、両市それぞれ管轄の消防隊や救急隊が早く到着できるよう車両を出動させます。
『消防指令センターには最新の情報通信機器を導入しています』
1 「早く、確実」に場所を特定します。【位置情報通知システム】
119番通報している場所を瞬時※に表示するシステムです。
これにより消防車や救急車が出動するまでの時間を短縮することができます。
※GPSの状態などにより誤差が生じます。
2 災害地点に近い車両を自動的に選んで出動します。【車両動態システム】
消防車や救急車が移動中であっても常にその位置情報が把握できていますので、災害地点に一番近い車両を
選んで出動させるシステムです。
※両市それぞれ管轄の消防隊や救急隊が出動します。
3 火災や救急現場などの映像を受けることができます。【映像通報システム】
119番通報者の協力を得て、スマートフォンで撮影した映像を消防指令センターへ提供していただけるシ
ステムで、現場の状況を映像で確認できるので通報者への的確な応急手当の指導などができます。
4 署所に「駆け込み通報装置」を備えました。
名張消防署の各署所玄関付近に、伊賀地域消防指令センターに直通する非常用電話機を設置しています。
消防車や救急車が必要で署所に駆け込まれる場合には、この電話の受話器をあげればすぐに消防指令センタ
ーにつながります。また、電話機の下には持ち運びが可能なAEDを設置しています。
(名張消防署玄関前:鴻之台1番町)
5 三者間同時通話サービス
外国語での119番通報や、災害現場などで日本語が通じない場合に、電話通訳センターを介して、三者間
で会話できます。
6 NET119緊急通報システム
聴覚や言語に障害がある方がスマートホンなどのWeb機能を活用して、緊急通報を行うシステムです。
携帯電話などのGPS機能により位置情報モニターに表示されます。またチャットにより詳細な情報確認が行
えます。
【名張市NET119緊急通報システについて】
https://www.city.nabari.lg.jp/s071/020/010/010/NET119/20240329173317.html
7 大規模災害発生時にはそれぞれの消防本部にて部隊運用を実施
大規模災害発生時には限られた消防力を有効に活用するため、名張市消防本部独自の判断が求められます。
名張市消防本部に設置する警防本部では消防指令センターと情報連携し、出動隊の決定や的確な指示を行い
ます。