名張市救急ワークステーションについて
更新日:2022年10月27日
名張消防署では、平成29年4月から名張市立病院と連携して、救急ワークステーションを運用しています。
傷病者に対する初期の治療だけでなく、その後の経過を含めた総合的な実習を行うもので、
救急隊員の処置技術が向上し、レベルの高い救急サービスを市民に提供でき、救命率の向上につなげます。
1.効果
救急隊員が病院内において、継続的に、医師、看護師等から教育を受けることにより、傷病者に対する初期の治療だけでなく、その後の経過を含めた総合的な実習を行うもので、
救急隊員の処置技術が向上し、レベルの高い救急サービスを市民に提供でき、救命率の向上につなげます。
2.運用日時
3.場所
名張市百合が丘西1番町178番地 名張市立病院内
4.派遣体制
- 出向車両は、名張消防署に配置する2台の救急車のうち1台とします。
- 出向する救急隊は3名とし、救急救命士及び救急隊員で構成します。
- 出動する区域は、主に名張消防署管轄区域内の直近の事案に出動します。
5.実習内容
救急隊員が病院内の救急処置室や、医師等が同乗する場合は救急車内等において、
次のことについて指導を受け、傷病者に対する処置技術の習得、向上を目指します。
- 安全・清潔管理
- バイタルサイン等の観察要領及び酸素投与処置等の基礎実習
- 心肺蘇生や静脈路確保(点滴)、アドレナリン、低血糖患者へのブドウ糖溶液投与等、 救急救命士再教育ガイドライン病院実習に沿った処置
- 各検査の介助及びその他医療行為の介助等
- 高度シミュレーター人形を活用したシミュレーション訓練
- 救急活動の症例検討