小中学校のブロック塀等の点検結果について
更新日:2018年8月20日
市内小中学校ブロック塀等の点検結果について
大阪北部で発生した地震によりブロック塀が倒壊した事故を受け、市内全小中学校の敷地内のブロック塀等の現地調査を実施しました。点検期間
第1次点検:平成30年6月18日から平成30年6月28日
第2次点検:平成30年6月29日から平成30年7月20日
点検内容
第1次点検は外観に基づく点検として、小中学校に設置されているブロック塀等について建築基準施行令におけるブロック塀等の構造基準を満たしているか高さ、厚み、控え壁等を調査しました。また、目視によりひび割れや危険の伴う劣化の有無について調査を実施しました。
さらに、第2次点検ではブロック内部の点検として、建築基準施行令におけるブロック塀等の構造基準を満たしているか内部の鉄筋、基礎等の点検を調査しました。
点検結果
1次点検では市内2小学校、2中学校において、基準に適さないブロック塀がありました。2次点検では、1小学校、1中学校において、改修が必要なブロック塀がありました。
【1次点検結果】
学校名 | 箇所 | 点検結果 | 対応策 |
箕曲小学校 | 職員室裏敷地境界 | 高さ2.1m、長さ24.6m、厚み15cm 控え壁の間隔4.0m 控え壁の間隔が構造基準より広い |
ブロック塀を撤去し目隠し板を設置 |
桔梗が丘小学校 | バックネット下部 | 高さ1.4m、長さ10.0m、厚み15cm 構造基準に定める控え壁が不足 |
控え壁の設置 |
名張中学校 | 体育館と民地境界 | 高さ2.0m、長さ25m、厚み15cm 構造基準に定める控え壁がない |
法令に適合する高さ(1.2m以下)までブロック塀を撤去 |
北中学校 | 体育館裏敷地境界 | 高さ2.22m~2.3m、長さ20m、厚み15cm 控え壁の間隔2.7m 周辺の地盤が2cmから10cm程度雨等により土が削られたため、高さが一部基準を超えている |
周辺の地盤を10cm程度コンクリートで嵩上げする |
学校名 | 箇所 | 点検結果 | 対応策 |
つつじが丘小学校 | グラウンド ボール的あて用 |
高さ1.9m、長さ5.2m、厚み15cm 控え壁の間隔2.2m 外観点検に問題はないが、内部鉄筋が基準より不足 |
ブロック塀の撤去 |
赤目中学校 | 自転車置き場 | 高さ1m、長さ62.2m、厚み10cm 基準に適合しているが、経年劣化等により内部鉄筋の 腐食が確認された |
ブロック塀を撤去しフェンスを設置 |