「名張市立小中学校の規模・配置の適正化後期実施計画(案)」に係る平成32年度末までの進め方について
更新日:2019年1月17日
1.趣旨
名張市では、平成22年2月に策定した名張市立小中学校の規模・配置の適正化基本方針に基づき、平成28年度から平成32(2020)年度までの5年間を計画期間とする「名張市立小中学校の規模・配置の適正化後期実施計画(案)(以下、「後期実施計画」という。)」を策定し、保護者や地域の皆様から意見を伺い、実施に向けての検討を進めてきました。
しかし、児童生徒数の減少スピードは、当時の予想より緩やかで、さらに、小規模な宅地開発等による社会増が今後見込まれる地域もあることなどの理由から平成29年8月には「後期実施計画」の具体的な内容の一部を見直し、関係の保護者や地域の皆様と引き続き協議の場をもってまいりました。
見直し案につきまして、一定のご理解をいただいた地域・学校もありましたが、通学の安全確保への懸念や今まで積み上げてきた児童・生徒の地域を越えた交流の歴史や地域間の交流が途絶えることへの不安などのご意見も数多くいただき、すべてで合意をいただくまでには至っておりません。また、後期実施計画の終期が約2年後となることから、計画の遂行については、いったん区切りをつけ、次のとおりとします。
なお、後期実施計画期間終了後は、児童・生徒数の推移等に注視しながら、改めて新たな方針の策定も視野に入れ検討してまいります。
2.内容
後期実施計画の計画期間中〔平成32(2020)年度末まで〕の進め方については、下表のとおりとします。
1) 規模の適正化 |
ア 薦原小学校 後期実施計画期間中の統廃合は見合わせます。 |
イ 箕曲小学校 後期実施計画期間中の統廃合は見合わせます。 |
ウ 桔梗が丘東小学校 1学級の児童数が20~30人の状況が継続することから単独校とします。 |
エ すずらん台小学校 1学級の児童数が20~30人の状況が継続することや、適正配置の観点から単独校とします。 |
2) 配置の適正化 |
ア (仮称)新桔梗が丘中学校 旧県立名張桔梗丘高等学校の校舎を利活用した(仮称)新桔梗が丘中学校を平成 32(2020)年4月に開校し、蔵持小学校・桔梗が丘小学校・桔梗が丘南小学校・桔梗が丘東小学校の卒業生が通います。 |
3) 校区の再編 |
ア 鴻之台1番町の児童 平成32(2020)年4月より、蔵持小学校から名張小学校へ校区を変更します。 |
イ 桔梗が丘南小学校に通学している蔵持町原出の一部の児童 校区は変更せず、現在通っている小学校へ通います。 |
ウ 桔梗が丘東小学校に通学している美旗町池の台の児童 校区は変更せず、現在通っている小学校へ通います。 |
エ 桔梗が丘中学校と北中学校の校区再編 平成32(2020)年4月より、蔵持小学校・桔梗が丘小学校・桔梗が丘南小学校・桔梗が丘東小学校の卒業生は(仮称)新桔梗が丘中学校へ、薦原小学校・美旗小学校・すずらん台小学校の卒業生は北中学校へ通います。 |
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、左記の「Adobe Acrobat Reader」バナーをクリックして、リンク先から無料ダウンロードしてください。