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名張市

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平成29年度教育行政の方針と施策

更新日:2017年5月26日

はじめに

  
     平成29年度の教育行政の方針と施策を申し述べ、議員の皆様、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

     平成27年4月の教育委員会制度改革の趣旨を踏まえ、本市では市長及び教育委員会で構成する総合教育会議を設置し、平成28年2月には
  教育の基本的な方向性を定めた「教育大綱」を策定いたしました。
     また、本年4月からは、教育委員長と教育長を一本化する新たな教育委員会制度に移行し、引き続き教育の政治的中立性、継続性、安定性
  を確保しつつ、市長とのさらなる連携強化を図り、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築に努めていくことといた
  しております。
     国においては、中央教育審議会から、これからの学校教育の在り方や教育改革の推進等に関し様々な答申が出されるなど、教育を取り巻く
  環境が大きく変化する中にあって、私ども教育委員会は、未来を拓く人づくりを推進するため、市長部局や関係機関と緊密に連携・協調し
  ながら、「第二次名張市子ども教育ビジョン」に掲げた学校教育にかかる施策をはじめ、各分野の教育施策に着実に取り組み、その重責を
  しっかりと果たしてまいりたいと考えております。

     平成29年度の教育委員会の重点取組といたしましては、義務教育9年間を見据えた教育課程を編成し、連続性のある一貫した指導を行うこ
  とにより、小中学校間の段差(ギャップ)を緩やかにし、発達段階に応じた、きめ細やかな指導・支援を行う小中一貫教育の市内全中学校
  区での実現を目指して取組を進めてまいります。
     また、平成32年度までにコミュニティ・スクールをすべての学校に導入できるよう、学校と家庭、地域が一体となって、学校の教育活動
  の充実はもとより、地域の教育力の向上にもつなげられるよう体制整備を進めます。
     教育の質の向上、教育の機会均等や教育水準の確保を目的に進めております学校の規模・配置の適正化につきましては、保護者や地域の皆
  様をはじめ、関係の皆様に引き続きその必要性を丁寧に説明させていただき、ご理解をいただけるよう取り組んでまいります。
     それでは、平成29年度の教育行政の方針と施策を市総合計画「新・理想郷プラン」に定める施策毎に申し述べます。

第1節 生きる力を育む教育の推進

《施策1 学校教育》
(1)幼児教育
     平成28年度より文部科学省からの委託を受けて進めております、幼児教育の推進体制構築事業につきましては、幼児期から児童期への
  接続をより円滑に行うことを目的に、市長部局と連携し、幼児教育アドバイザーを配置して、市内の小学校や幼稚園、保育所(園)、認定
  こども園等を巡回し実態把握を行うとともに、接続期のカリキュラムである「しっかりつなぐ育ちのバトンカリキュラム(試行版)」を、
  本年2月に作成しました。
     平成29年度は本カリキュラムに基づいて、幼児教育の成果を小学校での学びにつなげる指導の実践に取り組みます。

(2)義務教育
1.自ら学び、考える力を育てる教育
   平成32年度から、新しい学習指導要領に基づき本格実施される小学校高学年における英語教育へのスムーズな移行と、中学校での更なる
発展を視野に、海外との交流も考慮した英語教育を積極的に推進します。 
   また、義務教育9年間を通して、子どもたちが、ふるさと名張のすばらしさを学び、生き方を考えることで、ふるさとに誇りを持ち、
ふるさとを発展させていこうとする心を育む、ふるさと学習「なばり学」の創設に向けて準備を進めます。
   子どもたちの「夢を実現する力」と「社会を拓く力」をバランスよく育て、変化の激しい社会を生き抜くための力を育む学校教育を進め 
るとともに、教育的に不利な環境のもとにある子どもはもとより、すべての子どもの学力・進路を保障する取組の充実を図り、子どもの
将来が経済的・社会的な事情に左右されない環境づくりに努めます。

 2.心を大切にする教育
    平成30年度から実施される「道徳」の教科化に伴い、子どもの道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てるため、自己を見つめ、
 物事を広い視野から考え、自己の生き方についての考えを深める学習を実践します。
    学校教育における人権教育では、子どもたち一人ひとりの存在や思いが大切にされる、人権感覚あふれる学校づくりを進めます。
    いじめの未然防止につきましては、子どもの豊かな情操と道徳心を育み、すべての教育活動を通して「いじめは絶対に許さない」という
 土壌を醸成するとともに、いじめ事案の未然防止、早期発見、迅速で適切な対応に努めます。
    不登校対策につきましては、毎年更新している不登校対応マニュアル等を活用し、未然防止と早期対応に努めるとともに、不登校の子ども
 の学校生活への復帰や、社会的自立に向けたきめ細かな支援を実施していきます。
    また、学校と適応指導教室やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーとの連携強化を図るとともに、昨年11月に立ち上げた
 「名張市地域福祉教育総合支援システム」を活用して、関係機関等との連携をより密にし、子どもたちが安心して学校生活を送ることができる
 よう支援を行います。
    さらには、学級満足度調査(Q-U調査)の結果等を有効に活用することで、学校がすべての子どもにとって、安心して過ごせる「心の
 居場所づくり」、互いに心のつながりを実感できる「絆づくり」の場となり、子どもが自らの力で人間関係を築くことができる魅力ある
 学校づくりを推進します。
    また、教育センターからすべての学校に定期的に派遣している学校司書と、各学校の司書教諭や学校図書館ボランティアとが連携・協働
 して、児童生徒の読書活動のさらなる充実を図ります。

 3.健やかな体を育む教育
    子どもが生涯にわたって健康な生活を営めるよう、各教科や特別活動等を通して健康教育を推進します。また、学校関係者、学校医、学校
 歯科医、学校薬剤師等で組織する学校保健委員会の一層の充実を図り、食事、運動、休養や睡眠等の規則正しい生活習慣を確立するため、引
 き続き家庭と連携した取組を進めます。
    特に食育につきましては、平成26年4月に施行された「名張市ばりばり食育条例」に基づき、自然の恩恵や食に関わる人々の活動への感謝
 の気持ちと理解を深めるとともに、様々な活動を通じて、バランスのとれた食事、栄養などの「食」に関する知識や、食の安全、地産地消な
 どの「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができるよう、学校教育、生涯教育の担うべき役割を十分に認識し、関係機
 関と連携して推進します。

4.地域等と連携した魅力ある学校づくり
    学校を支援し、コミュニティ・スクールを支えていただくボランティアやコーディネーターの養成、学校とボランティアをつなぐ場として
 のボランティア・サロン、退職教職員による教育センターアドバイザー事業の継続、家庭教育の充実のために各地域や学校に派遣するスタッ
 フの養成など、保護者や地域の皆様との連携、協働に向けた取組を進めます。
    また、「未来へつなぐ学びの支援事業」を立ち上げ、子どもの貧困の連鎖を断ち切る取組や、コミュニティ・スクールにおける学校支援
 活動の拠点として、学校図書館を地域に開いていくとともに、学校図書館を活用した子どもの居場所づくりを含めた補充学習の支援等を行い
 ます。

 5.教育環境の整備等
    教育センターは開設から5年目を迎えますが、様々な教育課題や時代の要請に迅速かつ的確に対応するための本市教育の中核機関として、
 より一層の機能充実に取り組んでまいります。
    専門的な知識・経験を有するスクールソーシャルワーカーや、教育相談員、臨床心理士等が、より適切な支援ができるよう相談機能のさら
 なる充実を図ります。
    教職員の授業力アップや経験年数等に応じた研修、学校運営を牽引し、マネージメントする人材の育成研修などを充実するとともに、保護
 者のニーズに応じた研修を実施します。
    また、生活面や学習面で困難やつまずきを感じている子どもへの支援、すべての子どもにとって分かりやすく、安心して学習することが
 できるユニバーサルデザインの視点や、アクティブ・ラーニングの導入による授業改善、学習評価等、教職員向けの研修をより充実します。
    適応指導教室における学校と連携したきめ細やかな支援を推進し、不登校児童生徒の自立を目指した取組を進めます。
    さらには、子どもの体験や学びの場として定着してきた週末教育事業を一層充実するとともに、各学校を訪問しての具体的な教育活動支援を
 引き続き実施してまいります。

 6.学校施設の整備等
    学校施設は、児童生徒の学習・生活の場であるとともに、地域の生涯学習・スポーツ活動の場、また防災拠点でもあることから、快適で
 衛生的な環境を備え、安全性・防災性・防犯性に優れた施設とする必要があります。
    市内の学校施設の耐震化につきましては、平成27年度をもってすべて完了いたしましたが、引き続き教育環境の向上と長寿命化対策を
 あわせた学校施設の整備を進めていくこととしております。
    子どもたちの安全・安心な学校生活と、快適な学習環境を確保することを最優先に、平成29年度より概ね3か年間で小中学校の教室に空調
 設備を設置してまいります。
    また、喫緊の課題であります中学校給食の導入につきましては、平成28年3月に名張市中学校昼食のあり方検討委員会より「おおむね中学
 校給食の導入が望ましい」との意見書を提出いただいており、教育委員会では当該意見書に基づき、中学校給食の導入に向けて、実施方式を
 含めた具体的な検討を丁寧に進めてまいりました。
    各方式のメリット、デメリット等を踏まえ総合的に評価した結果、センター方式での導入が望ましいとの結論になりました。
    なお、導入時期につきましては、空調設備の設置が完了した後、速やかに施設整備に着手いたしたいと考えております。

 (3)特別支援教育
  特別支援教育につきましては、障害のある子どもが持てる力を発揮できるよう、国や県と連携し、障害のある子どもも、ない子どもも、
 共に学べる環境を整備するとともに、自立支援員や学習サポーター等の配置を充実し、支援体制の強化を図ります。
    生活面・学習面で困難やつまずきを感じている子どもへの支援として、特別支援学級及び通級指導教室における自立活動や、学校体制で
 取り組む授業のユニバーサルデザイン等を推進できるよう、教職員向けの研修を充実していきます。
  また、保護者と連携して、個別の教育支援計画や指導計画を作成し、保育所(園)、幼稚園、小中学校を通した途切れのない支援を進め
 ます。
    子どもセンターには、子どもの発達に関わる3つのセンターが併設され、市内に在住する満5歳になるすべての子どもを対象とした「健康
 診査」が実施されていますが、その利点を生かし、発達に心配のある子どもの早期からの支援や就学等につなげてまいります。
    また、小学校低学年を対象とした発達支援教室「ばりっ子チャレンジ教室」や、小学校中学年の特別支援学級に在籍する児童を対象とした
 体験宿泊学習「ばりっ子わくわくキャンプ」を実施しており、教育センターでの体験を学校の体験につなげることで、成果を上げておりま
 す。平成29年度も引き続きこれらの事業を進め、子どもの自立や、就学、進学、就労にもつながるよう継続的に支援します。

 (4)高等教育
    高校、高等専門学校の教職員や生徒、大学生による、中学校での放課後や長期休業中における補充学習の支援、小中学校でのものづくり
 やスポーツの出前授業等に取り組むとともに、公開講座などへの子どもの参加を促進します。
    また、三重大学と協働して、地元の大学生を「補充学習サポーター」として位置付け、市内の中学校における長期休業中の補充学習への
 支援を実施します。

  

《施策2 青少年健全育成》
(1)社会参加活動の促進
    市内すべての小中学校で実施している学校支援地域本部事業につきましては、平成29年度も引き続き、地域コーディネーターや学校支援
 ボランティアの育成を推進するとともに、コミュニティ・スクールの導入を見据え、地域と学校が協働して子どもの成長を支える体制の整備
 を進めます。
    現在、地域づくり組織のご協力のもと、市内6地域8小学校区において、子どもの居場所づくりを目的とした放課後子ども教室が実施されて
 います。
    この事業は、子どもたちが体験学習等を通じて、仲間や地域の皆様とのつながりを感じることのできる事業であり、今後も未実施地域での
 事業着手を積極的に支援するとともに、子どもが放課後等を安全・安心に過ごし、より多様な体験活動を行うことができるよう、放課後児童
 クラブとの一体的な取組を視野に入れ、関係部局との連携を一層密にして推進します。

 (2)健全な環境づくり
    これまでにも、多くの不審者情報が青少年補導センターに寄せられ、その都度、学校・警察・青少年健全育成団体と連携し、子どもの
 見守りを行ってきました。平成29年度も引き続き「校外生活指導連絡協議会」を組織するとともに、関係機関の相談担当者が集う打合わせ
 会や、「要保護児童対策及びDV対策地域協議会」との連携などにより、情報の収集と集約を行い、迅速な対応が取れるよう取り組んでまいり
 ます。
    また、地域ぐるみで子どもを守る取組として、子どもを守る家事業の普及による不審者対策や、「名張少年サポートふれあい隊」による夜
 間パトロール等を引き続き行い、地域ぐるみで非行や犯罪から子どもを守る体制の充実・強化に努めます。
    地域における子どもの健全育成活動等で、指導者として活躍できる児童生徒の育成を目指したジュニアリーダー養成講座を、青少年育成市
 民会議と共同して開催するとともに、高校生、大学生等のボランティア活動に関する基礎知識の習得や活動の場の提供に引き続き努めます。

 
 第2節 生涯学習・生涯スポーツの推進

《施策1 生涯学習》
(1)学習機会の総合的整備
    すべての地域において、市民が生涯にわたって元気に、豊かで生きがいのある充実した生活を送ることができるよう、「地域生涯学習推進
  指針」に掲げた「まなぶ」「つどう」「むすぶ」の3つの視点から、多様な学習機会の提供や学びを通じた地域コミュニティの活性化に取り
  組むとともに、地域の自然、歴史、文化や、豊かな知識、経験、能力を持った人材を学習資源として活用し、地域の力として次世代につない
  でいく「生涯学習社会」の実現に向けた取組を進めます。
     生涯学習における人権教育の分野では、従来から取り組んできた人権課題に加え、情報通信機器の普及に伴うインターネットにおける人権
  侵害をはじめ、ハラスメント、児童虐待など、社会構造の変化に伴い課題の多様化、複雑化が顕著になっています。
     また一方では、平成28年4月に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が施行されるなど、一人ひとりの人権が尊重され、誰
  もが自分らしく暮らせる社会の実現に向けた体制の整備が進んでいます。
     本市におきましても、誰もが自らの日常生活と様々な人権課題とが深く結びついていることを実感し、人権についての正しい理解と知識に
  基づき、課題解決に向けて自主的に行動できるよう、人権センター、人権・同和教育推進協議会等の関係機関との連携を密にして教育・啓発
  を推進してまいります。

 (2)学習成果を生かす仕組みづくり
      生涯学習講座の受講者や各種団体との協力・連携を図りながら、史跡・文化財・伝承行事などの郷土資源を活用した事業を実施し、市民が
   ふるさと「なばり」への愛着と誇りをもつことのできる事業を展開していきます。
      また、各種講座を通して、受講生間のネットワークの形成と、学んだ知識を生かすボランティア活動のしくみを構築していきます。

 (3)高等教育機関等との連携
   「なばりカレッジ」は、地域の市民センターを会場に、地域の歴史や文化を学ぶ講座として開催しており、これまで多くの市民の皆様に
   受講していただいております。平成29年度は高等教育機関等との連携をさらに密にして、「なばりカレッジ」や「ふるさと講座」等、市民
   の学びのニーズに適切に対応した講座を開催するよう努めます。

 (4)図書館サービスの充実
     市立図書館は、市民の身近な情報拠点として重要な役割を担っていることから、その基盤となる図書資料の充実に努め、図書館サービスの
  充実を図ってまいります。
     また、平成31年度に予定している図書館情報システムの更新に向けた基礎調査を実施します。

 

 《施策2 生涯スポーツ》
(1)スポーツ活動等の充実
      健康で豊かな生活を営むために、スポーツの果たす役割は重要です。市民のスポーツ活動を推進することにより、「いきいきと生きがい
   を持って暮らせる社会」の構築を目指します。
      また、健康増進、体力づくりを推進するため、一人でも多くの市民にスポーツに親しむ機会を提供できるよう、市長部局と連携し、健康
   づくりポイント制度「名張ケンコー!マイレージ」に取り組みます。
      さらには、市民が継続して身近な場所でスポーツ活動ができるよう、引き続き「総合型地域スポーツクラブ」の創設・支援に取り組み
   ます。
      改修を行った市民陸上競技場をはじめとして、既存施設を有効に活用し、多くの市民にスポーツに親しんでいただけるよう、スポーツ観戦
   や誰もが参加できる催しを実施します。

 (2)スポーツ施設等の整備充実
      2021年に実施する三重とこわか国体及び全国障害者スポーツ大会を、市民参画のもと開催できる体制を整えるとともに、2020年に開催さ
   れる東京オリンピック・パラリンピックとあわせて、本市のスポーツ振興の契機とできるよう取り組んでまいります。
      また、老朽化が進行している体育施設が多い中、市内でも複数の施設が国体等の競技会場となることから、計画的な施設整備に取り組み
   ます。

  第3節 市民文化の創造
《施策1 文化振興》
(1)市民文化の創造
     美術展覧会や市民文化祭の開催を通して、芸術文化活動の発表の場や文化に親しむ場を提供し、市民の芸術文化を育みます。
     美術展覧会は今回で60回目を迎えることから、県主催の「みえ県展 移動展」を本市に誘致し、本年6月に「市展60回記念事業」として
  開催できるよう取り組みます。
     本市の芸術文化活動の拠点となる青少年センター(ADSホール)は、平成28年度より再び指定管理者による管理運営に移行しており、
  指定管理者との連携を密にして、多くの市民の皆様に利用していただけるよう、新たな事業展開を図ります。
     また、施設設備の一層の安全・安心と利便性の向上を目指して、平成29年度に吊天井落下防止対策工事及び音響設備の改修工事を予定し
  ています。市民の皆様には、工事期間中、ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

 (2)文化資源の保護と活用
    市民を対象に学習講座、企画展示や体験活動を郷土資料館で開催するとともに、夏見廃寺展示館や名張藤堂家邸等の文化施設をより一層
   ご活用していただき、地域づくり組織や市民センターと連携して、名張の歴史や名張の文化の大切さ、魅力を発信し、郷土愛の醸成を図り
   ます。

 (3)なばりの文化の振興
      能楽のふるさとづくりを推進するため、観阿弥祭、名張能楽祭、名張子ども伝統芸能祭り、市内の舞踊団体による伝統文化親子教室等を
   開催し、子どもの情操を豊かに育み、創造性を高められるよう、伝統芸能に触れる機会を提供します。

  

《おわりに》

   今後、社会は少子・高齢化がさらに進むとともに、グローバル化、情報化が一層進展し、本市の教育を取り巻く環境も大きく変化していく
  ものと考えられます。
     教育委員会では、今ある教育課題はもとより、20年あるいは30年先を見据えた新たな教育課題についても、市民の皆様と共有しながら、
 「教育先進都市名張」の実現に向けて、必要な取組を着実に推進していきたいと考えております。
     皆様の一層のご支援とご協力をお願いいたしまして、平成29年度の教育行政の方針と施策といたします。

このページに関する問い合わせ先

教育委員会事務局 教育総務室
電話番号:0595-63-7849(総務担当)・0595-63-7873(施設・学事担当)
ファクス番号:0595-63-9848
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