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名張市

令和3年度決算

更新日:2023年10月13日

令和3年度下水道事業の決算概況

 名張市の下水道事業は、平成5年度に「名張市下水道整備マスタープラン」を策定し、平成19年度と令和元年度に改訂を行い、合理的な手法の選択と計画的な整備を進め、市民の快適な生活環境の創造と公共用水域の水質保全に取り組んできました。
 このうち公共下水道事業は、平成10年度に事業着手し、平成18年度には中央浄化センターの供用を開始しています。中央処理区では、年次継続的に未普及解消に向けた整備を推進するとともに公共下水道区域の拡大整備に向けた取組を進めています。また、南部処理区では、令和2年度に市管理の南部住宅地汚水処理施設が公共下水道の認可を受け、中央処理区に合わせて名張市公共下水道再構築計画(ストックマネジメント全体計画)に着手しました。
 一方、農業集落排水事業では、昭和61年度から平成30年度にかけて全11地区の整備を終え、持続的な施設管理を行うため機能強化対策事業に取り組んでいます。

業務量等

 事業の整備状況として、令和3年度末現在の処理区域内人口は54,097 人と前年度に比べ619 人(1.1%)の減となり、行政区域内人口に占める処理区域内人口の割合である普及率は前年度と同率の70.8%となりました。また処理区域内水洗化人口は48,765 人と前年度に比べ59 人(0.1%)の減となり、処理区域内人口に占める水洗便所設置済人口の割合である水洗化率は前年度89.2%に対し、0.9 ポイント増の90.1%となりました。
 次に施設の状況について、令和3年度の年間有収水量は5,350,995 立方メートルと前年度に比べ62,079 立方メートル(1.1%)の減となる一方、年間汚水処理水量は5,850,817立方メートルと前年度に比べ206,444 立方メートル(3.4%)の減となり、汚水処理水量に占める有収水量の割合である有収率は前年度89.4%に対し、2.1 ポイント増の91.5%となりました。

経営状況

 令和3年度の収益的収支については、事業収益が2,537,942,990 円(税込額2,673,602,451 円)で前年度比較11.3%(321,735,234 円)の減収となりました。主な要因は、長期前受金戻入やその他特別利益等が減少したことによるものです。
 また、事業費用は2,419,671,120 円(税込額2,495,036,095 円)で前年度比較10.8%(292,989,541 円)の減少となりました。これは、減価償却費やその他雑損失等が減少したことによるものです。
 これらのことから、収支差引額118,271,870 円が当年度純利益となりました。
 次に、資本的収支(税込額)については、収入が1,624,356,188 円に対し、支出が2,050,724,829 円となり、収支差引不足額(翌年度へ繰り越される支出の財源に充当する額60,822,500 円を除く。)の487,191,141 円は損益勘定留保資金等で補填しました。

建設改良の状況

 建設工事については、管路施設整備として、公共下水道事業南部処理区再構築基本設計業務委託(140,910,000 円)、中央処理区管渠詳細設計業務等委託(127,448,200 円)、中央処理区幹線下水工事等(173,885,800 円)、農業集落排水事業マンホール更正工事等(129,899,000 円)を実施しました。また、処理場施設整備として、公共下水道事業中央浄化センター増設事業にかかる建設工事委託( 605,440,000 円) や農業集落排水施設機電設備取替更新工事等(84,159,900 円)を実施しました。
 なお、中央浄化センター増設事業について、次年度へ446,470,000 円を逓次繰越しました。また、公共下水道整備事業、農業集落排水更新事業及び浄化槽移設事業において、次年度へ683,131,000 円を予算繰越しました。

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