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名張市

令和4年度決算

更新日:2023年10月6日

令和4年度下水道事業の決算概況

 名張市の下水道事業は、平成5年度に「名張市下水道整備マスタープラン」を策定し、平成19年度と令和元年度に改訂を行い、合理的な手法の選択と計画的な整備を進め、市民の快適な生活環境の創造と公共用水域の水質保全に取り組んできました。

このうち公共下水道事業は、平成10年度に事業着手し、平成18年度には中央浄化センターの供用を開始しています。中央処理区では、年次継続的に未普及解消に向けた整備を推進するとともに公共下水道区域の拡大整備に向けた取組を進めています。また、南部処理区では、令和2年度に市管理の南部住宅地汚水処理施設が公共下水道の認可を受け、中央処理区に合わせて名張市公共下水道再構築計画(ストックマネジメント全体計画)に着手しています。

一方、農業集落排水事業では、昭和61年度から平成30年度にかけて全11地区の整備を終え、持続的な施設管理を行うため機能強化対策事業に取り組んでいます。

業務量等

 事業の整備状況として、令和4年度末現在の処理区域内人口は53,353人と前年度に比べ744人(1.4%)の減となり、行政区域内人口に占める処理区域内人口の割合である普及率は70.5%と前年度に比べ0.3ポイントの減となりました。また処理区域内水洗化人口は48,183人と前年度に比べ582人(1.2%)の減となり、処理区域内人口に占める水洗便所設置済人口の割合である水洗化率は前年度90.1%に対し、0.2ポイント増の90.3%となりました。

 次に施設の状況について、令和4年度の年間有収水量は5,254,578立方メートルと前年度に比べ96,417立方メートル(1.8%)の減となる一方、年間汚水処理水量は5,724,884立方メートルと前年度に比べ125,933立方メートル(2.2%)の減となり、汚水処理水量に占める有収水量の割合である有収率は前年度91.5%に対し、0.3ポイント増の91.8%となりました。

経営状況

 令和4年度の収益的収支については、事業収益が2,536,274,812円(税込額 2,716,997,703円)で前年度比較0.1%(1,668,178円)の減収となりました。主な要因は、下水道使用料が減少したことによるものです。

また、事業費用は2,485,782,088円(税込額2,564,200,362円)で前年度比較2.7%(66,110,968円)の増加となりました。これは、処理場費の施設維持管理に係る費用が増加したことによるものです。

これらのことから、収支差引額50,492,724円が当年度純利益となりました。

 次に、資本的収支(税込額)については、収入が2,339,212,219円に対し、支出が2,888,340,163円となり、収支差引不足額(翌年度へ繰り越される支出の財源に充当する額32,162,500円を除く。)の581,290,444円は損益勘定留保資金等で補填しました。

建設改良の状況

 建設工事については、管路施設整備として、中央処理区管渠詳細設計業務等委託(122,992,100円)、中央処理区管渠更新工事(143,523,600円)中央処理区幹線下水工事等(307,556,700円)、農業集落排水事業マンホール更正工事等(54,741,500円)を実施しました。また、処理場施設整備として、公共下水道事業中央浄化センター増設事業にかかる建設工事委託(1,434,910,000円)や中央浄化センター機器更新工事等(26,969,800円)を実施しました。

 なお、中央浄化センター増設事業について、次年度へ488,210,000円を逓次繰越しました。また、公共下水道整備事業において、次年度へ485,966,000円を予算繰越しました。

 

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