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名張市

令和3年度決算

更新日:2022年9月27日

令和3年度水道事業の決算概況

 名張市の水道事業は、昭和40年2月の給水開始以降、公衆衛生の向上と生活環境の改善を目的として、平成22年度まで4次にわたる給水区域の拡張事業を実施し普及率が100%近くに達した後、現在は令和3年度から令和12年度までを計画期間とする第2次名張市水道ビジョンに基づき、水質管理体制の充実による「安全で信頼される水道」、基幹施設及び管路の耐震化や更新・改良による「災害に負けない強靭な水道」、「健全で安定的に持続可能な水道」等を目標に掲げ、市民のライフラインの確保に努めています。

業務量等

 令和3年度の年間有収水量は、9,255,338立法メートルと前年度に比べ155,913立法メートル(1.7%)の減となりました。業務用で4,849立法メートルの増、家事用で160,915立法メートルの減となりました。家事用で減少した要因は、給水人口が76,182人と前年度に比べ787人(1.0%)の減となり、また、家事用の一人当たりの使用水量も1.1%(令和2年度262.1ℓ/日、令和3年度259.1ℓ/日)の減となったためです。
 一方、年間配水量は、9,925,468立法メートルと前年度に比べ62,840立法メートル(0.6%)の減となり、配水量に占める有収水量の割合である有収率が前年度94.2%に対し、1ポイント減の93.2%となりました。

経営状況

 令和3年度の収益的収支については、事業収益が1,714,502,906円(税込額1,865,611,708円)で前年度比較1.7%(29,285,095円)の減収となりました。主な要因は、給水収益や長期前受金戻入等が減少したことによるものです。
 また、事業費用は1,778,514,195円(税込額1,842,525,619円)で前年度比較0.8%(14,732,357円)の減少となりました。これは、原水及び浄水費、配水及び給水費などの施設維持管理に係る費用が増加したものの、減価償却費や資産減耗費等が減少したことによるものです。
 これらのことから、収支差引額64,011,289円が当年度純損失となりました。
 次に、資本的収支(税込額)については、収入が562,979,845円に対し、支出が1,312,945,902円となり、収支差引不足額の749,966,057円は損益勘定留保資金等で補填しました。

建設改良の状況

 建設工事については、老朽施設の更新・改良として、梅が丘系機械電気設備更新工事(173,204,900円)を実施しました。
 管路についても、老朽管の更新及び耐震化として、市道桔梗が丘2の54号線配水管更新工事(163,146,500円)や主要地方道上野名張線送水管更新工事(126,315,200円)等を実施しました。
 なお、長瀬浄水場ほか電気設備更新工事や八幡配水池流入弁更新工事、配水管更新工事等について、次年度へ448,007,000円を予算繰越しました。

水質管理

 水質検査の適正な実施及び情報提供のため「水質検査計画」及び「水質検査結果」を公表するとともに、安定供給のリスクに対し、迅速な対応ができるよう策定している「水安全計画」により、安全で良質な水の供給に努めました。

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上下水道部 経営総務室
電話番号:0595-63-4114・0595-63-4111(お客様センター)
ファクス番号:0595-64-2040
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