大規模盛土造成地の優先度評価(第二次スクリーニング計画の作成)の結果
更新日:2023年7月6日
1.宅地耐震化推進事業とは
阪神・淡路大震災や東日本大震災等の災害において、谷や沢を埋めるように盛土を施された造成宅地または傾斜面上に盛土を腹付けした造成宅地では滑動崩落による被害が発生しました。
これを受け国は造成宅地の災害発生の防止と安全性の確保を目的とした宅地造成規制法の改正を平成18年に行い、大地震時に大規模盛土造成地の滑動崩落等による被害を防止をするため、宅地耐震化推進事業を創設しました。
これに伴い実施された大規模盛土造成地の抽出(第一次スクリーニング)およびその優先度評価(第二次スクリーニング計画の作成)によって、名張市内には2020年現在、谷埋め型大規模盛土造成地が76か所あることが確認されました(腹付け型大規模盛土造成地につきましては確認されませんでした)。大規模盛土造成地の位置につきましては以下の三重県ホームページの調査結果をご参照ください。
三重県|開発許可:宅地耐震化推進事業について(外部サイトにリンクします)
なお、今回確認された箇所が必ずしも地震時に被害が発生して危険というわけではありません。今後の第二次スクリーニングで大規模盛土ごとの地震時の安定性を確認していく予定です。
2.大規模盛土造成地とは
盛土造成地のうち以下の要件に該当するものを「大規模盛土造成地」と呼びます。
3.滑動崩落とは
地震力および盛土の自重による盛土の滑り出す力がそのすべり面に対する最大摩擦抵抗力その他の抵抗力を上回り、盛土の地滑り的変動が生じることを「滑動崩落」と呼びます。
盛土造成地のうち以下の要件に該当するものを「大規模盛土造成地」と呼びます。
3.滑動崩落とは
地震力および盛土の自重による盛土の滑り出す力がそのすべり面に対する最大摩擦抵抗力その他の抵抗力を上回り、盛土の地滑り的変動が生じることを「滑動崩落」と呼びます。
関連リンク
- 三重県|開発許可:宅地耐震化推進事業について(外部サイトにリンクします)
- 国土交通省 (宅地防災:大規模盛土造成地の滑動崩落対策について)(外部サイトにリンクします)