令和6年度に実施したみえ森と緑の県民税を利用した事業について
更新日:2025年8月19日
基本枠
1.危険木伐採事業
通学路等及び市有施設の周辺や緑地にあって、台風等により倒木の恐れがある危険木の伐採を行い、市民の暮らしの安心・安全を確保しました。
事業実施主体:名張市

2.森林公園等環境活用整備事業
市民の憩いの場である森林公園などを地域住民の方々によるボランティアで整備することにより、住民の皆さまの森林や緑に対する理解をさらに深めるとともに、自然に親しむ豊かな生活環境を作りました。事業内容は以下の通りです。
1.東山ふれあいの森:多くの住民が自然に親しむ公園として利用できるよう、遊歩道及び東屋周辺の立木剪定、除草作業を実施しました。
2.桔梗が丘地内の公園:森林環境教育や地域の植樹イベントなどに利用できるよう、枯木の伐採処理及び遊歩道の整備、除草作業等を行いました。
3.箕曲地内の森林:箕曲地内の森林を森林公園として利用できるよう、遊歩道の整備、古木の管理、木製ベンチを設置しました。
事業実施主体:市内地域づくり組織


3.未利用間伐材バイオマス利用推進事業
木質バイオマスの促進を図るため、未利用間伐材を名張市内の山林から伊賀管内のFITに基づく木質バイオマス燃料買取実施場所まで搬出及び運搬に要する経費を助成しました。事業実施主体:名張市内に住所を有する、もしくは森林を保有し、名張市内の森林において木質バイオマス用未利用間伐材の非営利搬出を行う者として名張市に登録した者


4.人家裏危険木伐採
人家裏にあり、災害時に倒木の危険がある木で、おおむね樹高が人家と木との距離以上の木の伐採について、伐採に要する費用のうち1本あたり10,000円以内で助成をすることで、災害を未然に防止し住民の通常の暮らしの安心・安全を図りました。事業実施主体:地域住民
5.学校林整備事業
小学校の荒廃している学校林において、除間伐や枯損木の処理、遊歩道の整備などを行いました。さらに、整備した学校林において、森林環境教育を実施しました。事業内容は以下のとおりです。
1.薦原小学校林:子どもたちが学習しやすくなるよう、学校林敷地内の倒木・枯枝や土石の除去及び草刈り、補修、遊具の点検を行いました。また、森林環境学習の実施で木育の推進を行いました。
2.すずらん台小学校林:子どもたちが安全に活動できるよう、散策路の整備、倒木等の整理・搬出及び敷地境界ロープの設置等を行いました。
事業実施主体:市内地域づくり組織

6.森林環境教育推進事業
市内小学校が実施する、森林公園・学校林等でのフィールドワークなどの体験学習及び森林の公益的機能に関する学習会等の森林環境教育に対し、活動費用の補助を行いました。事業実施主体:学校単位で設立する実行委員会等
7.桜並木保全管理事業
樹勢が衰え開花状況が悪くなった名張中央公園、薦生区内の桜並木に地域住民の方々にボランティアで施肥を行っていただくことにより、森林や緑を思う気持ちの醸成や身近な緑に親しむ機会を創出しました。事業実施主体:名張市


8.国定公園環境整備事業
赤目四十八滝渓谷内(布曳滝付近)の危険木について、専門業者に崖を登ってもらい、チェーンソーを用いて切断した枯木を遊歩道上へ降ろし、そののち玉切りにして渓谷内集積所へ撤去を行い、国定公園の必要性や保全に対する理解を深めました。事業実施主体:特定非営利活動法人赤目四十八滝渓谷保勝会


連携枠
水源林整備事業
水源地となる奥山の環境林で、三重県水源地域の保全に関する条例における特定水源地域に指定されてる場所において強度の間伐(間伐本数率40%が上限)を実施し、水源涵養機能の増進を図りました。事業実施主体:名張市