訪問型/通所型/生活支援サービス【介護予防・日常生活支援総合事業】
更新日:2019年6月28日
介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)とは
「介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)」は、平成27年4月に始まった制度で、介護予防と日常生活支援、そして社会参加を一体的に捉えることで、地域づくり組織などによる支え合い活動も含めた多様なサービスを創出できるようになり、下図のような新たな効果を生み出しています。
なお、名張市では、既に地域づくり活動が活発に行われていることもあり、制度開始当初の平成27年(2015年)10月にスタートしています。平成30年(2018年)4月からは全国の自治体で本格実施されています。
地域資源を活かした地域密着の「介護予防ケアマネジメント」
要支援認定等を受けた方へ専門職がサービス提供を行う介護予防プランばかりではなく、地域に根差した「まちの保健室」が地域資源を活かし、地域と密着した介護予防や生活支援を行うためのプランを作成・提供する「介護予防ケアマネジメント」を実施していく中で、地域等多様な主体による助け合いの輪を広げ、骨折や病気で支援が必要になっても高齢者が孤立しない地域社会の構築を目指します。
介護予防サービスの概要
介護予防サービスは、介護予防給付(介護保険による給付)と総合事業による「介護予防・生活支援サービス事業」と「一般介護予防事業」で対象者が異なります。
訪問型サービス(要支援1・2の方、基本チェックリストにより介護予防・生活支援サービス事業対象者となった方を対象)
介護職員が自宅を訪問し、入浴介助などの身体介護や、掃除、洗濯などの生活援助を行います。通所型サービス(要支援1・2の方、基本チェックリストにより介護予防・生活支援サービス事業対象者となった方を対象)
デイサービス施設に通所して、入浴、排せつ、食事等の日常生活上の支援などを受けたり、生活機能維持向上のための体操や筋力トレーニングを行ったりします。生活支援サービス(要支援1・2の方、基本チェックリストにより介護予防・生活支援サービス事業対象者となった方を対象)
栄養バランスのとれた食事を配達し、併せて安否確認を行います。基本チェックリストとは
基本チェックリストとは、日常生活に必要な機能が低下していないかを確認するための25項目からなる質問票です。基本チェックリストにより介護予防・生活支援サービス事業対象者であると判定された方は、介護予防・日常生活支援総合事業のサービスを利用できます。
介護予防・生活支援サービス事業対象者の判定については、名張市地域包括支援センターにご相談ください。