多文化共生について
更新日:2021年12月10日
多文化共生について
「多文化共生とは、国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」とされています。
(総務省:多文化共生の推進に関する研究会報告書より)
「あなたにいいまちは わたしにもいいまち」
名張市では、互いの文化の違いを認め合い、外国人住民と日本人住民が共に暮らしやすいまちを目指します。
2015年に国連総会において「持続可能な開発目標(SDGs)」が全会一致で採択されました。基本理念である「包摂性」は「誰ひとり取り残さない」とのキーワードで表現され、多様性と包摂性のある社会の実現が求められています。また、2019年には新たな在留資格が創設され、外国人を取り巻く環境は大きく変化しています。
名張市では、2004年の総人口85,106人から2021年の総人口77,250人まで、減少の傾向にあります。一方、外国人住民の人口は、2007年の700人から2015年の460人まで減少したものの、それ以降2021年の1,077人まで急増しています。(各年4月1日現在の人口)
言葉の壁、心の壁を取り払い、すべての住民が安心して暮らせるまちの実現を目指します。
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名張市多文化共生センターについて
2019年に外国人住民の人口が1,000人を超えたことを受けて、外国人に関する一元的相談窓口として、名張市多文化共生センターを名張市市民情報交流センター内に設置しました。
センターの愛称は、NabiChan(なびちゃん)です。
名張の鳥ウグイスと木モミジをモチーフにしたキャラクターのなびちゃんです。
NabiChanでは、外国人住民からはもちろんですが、日本人住民からの相談、翻訳依頼等を受けています。また、日本語教室やコミュニティサロンも開催しています。(新型コロナウイルス感染症の状況により変更します)
・近所の外国人住民と仲良くしたい。
・外国人住民にもお祭りに参加してほしい。回覧でお知らせするときに、翻訳してほしい。
・職場の外国人が日本語の勉強を頑張っているみたいだが、なかなかうまくいかないみたい。
こんなお悩みや困りごとがあれば、ぜひNabiChanへご相談ください。
また、NabiChanのSNSでは多文化共生にかかわる情報を発信しています。ぜひチェックしてみてください。
サポーター募集
NabiChanでは、事業にご協力いただけるサポーターを募集しています。外国人住民のサポートやイベント等のお手伝いをしてくれる方をサポーターとして登録しています。外国語が話せなくてもかまいません。国籍も問いません。興味のある方はぜひNabiChanへご連絡ください。
利用案内
業務時間:9時~17時
休館日:月曜日・年末年始(詳しくはホームページをご覧ください)
TEL:0595-64-6711
HP:名張市多文化共生センター