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名張市

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大気中の微小粒子状物質(PM2.5)の注意喚起情報の提供について

更新日:2016年5月24日

名張市内で、大気中の微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が高くなると考えられた時には、三重県より「PM2.5大気汚染に関する注意喚起情報」が提供されます。
三重県から注意喚起情報が提供された時は、名張市の「防災ほっとメール」により、皆様にお知らせいたします。「防災ほっとメール」への登録方法については、危機管理室のページをご覧ください。
この注意喚起情報が提供されている時は、下記の防護対策を摂っていただくことをお勧めいたします。
また、三重県のサイトに公開されますので、詳しくは三重県のサイト(外部サイトにリンクします)をご覧ください。

注意喚起情報の提供される基準

毎日、大気中の微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が三重県内24箇所の測定局のうち1箇所以上で、午前7時から午後5時までの直前3時間の1時間値の平均が85μg/立方メートルを超過かつ当日午前1時から各時間帯までの1時間値の平均値が70μg/立方メートルを超えるおそれがあると認められる場合、又は午前5時から12時までの1時間値の平均が80μg/立方メートルを超過した場合、三重県が、暫定指針値 日平均値70マイクログラム/立方メートルを超えることが予想されると判断し、県域を3地域(「北勢、中勢、南勢志摩」、「伊賀」、「東紀州」)に分割して、注意喚起情報の提供を行います。
※名張市は「伊賀」地域になります。

大気汚染状況の速報値について

名張市内では、三重県が名張小学校に大気測定局を設置し、24時間の連続測定を行っています。
この測定結果については、三重県環境生活部が運営しているサイト「三重の環境」でご覧いただけます。
また、環境省でも日本国内の大気の状況を取りまとめており、それをご覧いただくこともできます。

環境省、三重県ともに、公開している数値の一部は速報値であり、後日確定される数値とは異なることがありますのでご注意ください。

微小粒子状物質(PM2.5)とは

大気中に漂う粒径2.5マイクロメートル(1マイクロメートル=0.001ミリメートル)以下の小さな粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた粒径10マイクロメートル以下の粒子である浮遊粒子状物質(SPM)よりも小さな粒子です。
PM2.5は粒径が非常に小さいため(髪の毛の太さの30分の1程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。
粒子状物質には、物の燃焼などによって直接排出されるものと、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)等のガス状大気汚染物質が、主として環境大気中での化学反応により粒子化したものとがあります。発生源としては、ボイラー、焼却炉などのばい煙を発生する施設、コークス炉、鉱物の体積場等の粉じんを発生する施設、自動車、船舶、航空機等、人為起源のもの、さらには、土壌、海洋、火山等の自然起源のものもあります。
これまで取り組んできた大気汚染防止法に基づく工場・事業場等のばい煙発生施設の規制や自動車排出ガス規制などにより、SPMとPM2.5の年間の平均的な濃度は減少傾向にあります。
(環境省 微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報 より)

環境基準

微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準は環境基本法第16条第1項に基づき

一年の平均値が15マイクログラム/立方メートル 以下であり、
かつ
一日の平均値が35マイクログラム/立方メートル 以下であること

と定められています。
(注:1マイクログラム=百万分の一グラム )

微小粒子状物質(PM2.5)による健康被害と対策

大気中の微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が環境基準値を超えても、直ちに健康への影響が生じるものではありません。
しかし、呼吸器系や循環器系疾患のある方、あるいは子どもや高齢者の方などは、のどや眼に痛みを感じたりすることもあります。
また、喘息や気管支炎などの呼吸器系への疾患、あるいは肺がんや循環器系へ疾患などのリスクの上昇も懸念されています。

微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が高いときの防護対策としては

  • 微小粒子状物質(PM2.5)対応のマスクを着用する
  • 室内では窓をしっかりと閉めて、空気清浄機を使用・運転させる
  • 洗濯物を外で干すことを控える
  • 必要のない、あるいは急ぐ必要のない外出をできるだけ減らす

などが上げられます。

ただし、マスクや空気清浄機などは、商品によって取り除くことのできる微粒子の大きさに限りがあり、また着用方法や使用方法によっては、微粒子を取り除けない場合があります。
マスクや空気清浄機などを使用されるときは、メーカーや販売店にご確認いただき、正しい着用方法や使用方法をお守りください。

このページに関する問い合わせ先

地域環境部 環境対策室
電話番号:0595-63-7492(環境保全)・ 0595-63-7496(ごみゼロ推進)
ファクス番号:0595-63-4677
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