犬を飼っている皆様へ
更新日:2023年1月27日
犬の登録および狂犬病予防注射の接種について
狂犬病予防法により、犬の所有者は犬の登録申請をしなければならないと定められています。手続き方法につきましては「飼い犬の登録について」をご確認ください。また、市外等で狂犬病予防接種を受け、動物病院より「注射済証」(紙)の交付を受けた場合は、市環境対策室にて「注射済票」(犬小屋型のメタル)の交付を受けなければなりません。
首輪とリードは犬と私たちを守る命綱です
平成22年9月に、伊賀市で中型犬とその犬を散歩させていた人が、飼い主不明で放れていた別の大型犬2頭に襲われる事故がありました。散歩していた中型犬は間もなく死亡し、その飼い主も太ももをかまれる軽傷を負いました。また、同年4月には愛知県内の狂犬病予防の集団接種会場で小型犬が中型犬にかまれて死亡する事故も発生しています。
「うちの犬はおとなしいから」と、無責任な放し飼いや首輪・リードや胴輪(ハーネス等)を付けずに散歩をさせることは、三重県の条例で禁止されていますし(注)、思わぬ事故に繋がることもあります。
その事故によって、かまれた人や犬が辛い思いをするのは当然ですが、同様にかんだ犬やその飼い主も辛い思いをすることとなります。
首輪・リードや胴輪(ハーネス等)でつなぐなど、犬が安易に逃げ出せないようにすること、登録鑑札・注射済票や迷子札などを着けることは、飼い主の責務であり、地域の安全を守る命綱です。
(注)犬の放し飼い等は「三重県動物の愛護および管理に関する条例」により禁止されています。なお、これに違反した場合は、十万円以下の罰金になります。
首輪とリードの確認を
飼い犬がいなくなった時の原因でよく聞くのは下記のような場合です。- 散歩中に首輪が抜けた
- 近くで、落雷や普段は起こらない大きな音に驚いた
- 家にいたのだが、知らない間にいなくなった
これらのことを防ぐためにも、特に散歩中などは、普段から首輪・リードや胴輪(ハーネス等)でしっかりと繋いで登録鑑札・注射済票や迷子札などの装着が必要です。
また、首輪の締め方が緩いため、首輪からスッポリと抜けてしまうことも少なくありません。もういちど、首輪の締め方を確認してください。
犬がいなくなった時は、そのうちに帰ってくるだろうなどと考えず、飼い主の方は必ず捜す努力をしてください。
犬は、飼い主の方が迎えに来てくれることを待っています!
首輪には飼い主の情報がわかる様にしてください
狂犬病予防法では、犬の飼い主は犬に鑑札と狂犬病予防注射済票を着けておかなければならないとされています。
犬が迷子として保護された時に、鑑札や狂犬病予防注射済票、マイクロチップが着いていると、飼い主のところへ帰りやすくなります。
また猫などには、首輪を着けて飼い主の名前・電話番号などの連絡先を明記すると、もしもの時は、より帰りやすくなります。
大事なペットを守るためにも、必ず、飼い主の明示をしましょう。
飼っている犬がいなくなったら、ご連絡ください
飼っている犬がいなくなったときは、すぐに下記へ、次のことを連絡してください。
- 伊賀保健所(電話番号:0595-24-8080)
- 名張市役所環境対策室(電話番号:0595-63-7492)
- 名張警察署(代表 電話番号:0595-62-0110)
また、連絡をする際は下記の点をお伝えください。
- 飼い主の方の連絡先(お名前、ご住所、電話番号など)
- 犬がいなくなった日時と場所
- いなくなった犬の特徴(色、種類、大きさ、首輪の有無、登録鑑札・注射済票や連絡先の有無)
台風などの強い風雨や特に落雷の音に驚いて家を飛び出すことがあります。
このとき、犬はパニックを起こして、家からの道を覚えていないことが多いため、帰巣本能があるといわれている犬でも、自分で家に帰ることが困難です。
飼い主の方も、犬が迷子にならないために、しっかりと首輪・リードで繋ぎ、登録鑑札・注射済票や迷子札を装着させてください。