生ごみを堆肥に!ダンボールコンポスト始めてみませんか?
更新日:2025年5月15日
家庭から毎日出てくる野菜くずや食べ残しなどの生ごみ。これをただ、捨てているだけじゃもったいない!
ダンボールと微生物の力を借りれば、栄養満点の堆肥に変えることができます。
さらに、生ごみは燃やすごみの約半分を占めているので、堆肥化することによってごみ袋を買うお金を節約することができ、一石二鳥。
物価高騰の今こそ、ダンボールコンポストのある生活を始めてみませんか?
▶詳しい実施方法「チラシ編」はこちら
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ダンボールコンポストとは
ダンボール箱を利用して生ごみを微生物の力で堆肥化する、家庭で簡単にできる「生ごみ処理機」のことです。家庭から出る生ごみを基材(ピートモスやくん炭など)の入れたダンボール箱に投入し混ぜるだけで、家庭菜園などで使える堆肥を作ることができます。
ごみが減り、ごみ袋が節約されるだけでなく、堆肥として利用することで資源の有効活用につながるなど、環境にも家計にも優しい取り組みです。
なぜダンボールを使うの?
ダンボール箱は身近に手に入り、みかん箱程度の大きさなので場所も取りません。
経済的・労力的にも、負担が少ないため、比較的手軽に取組むことができます。
また、乾燥式の生ごみ処理機のように電気を使わないので、省エネにもつながります。
ダンボールコンポストを始めてみよう!





ダンボールコンポストを作ってみました!
実際に上記の方法で、ダンボールコンポストを作成し、生ごみの堆肥化実験に挑戦!
実施場所 | 雨がかからない室内 |
実施時期 | 3月~4月(1ヶ月間) |
投入した生ごみ | 下記のとおり |

※生ごみがどれくらいで堆肥化されるのかを実験するため、生ごみの投入は1度だけです。
実施結果
生ごみがなくなる(見つけられなく)までの期間 | 生ごみの種類 |
1~2週間程度 | キノコ類・ニンジンの皮・ほうれん草・レンコン |
3~4週間程度 | 卵の殻・バナナの皮・キャベツの葉・じゃがいもの皮・りんごの皮 |
1ヶ月以上 | 里芋の皮・キャベツの芯・レタスの芯・豆苗・玉ねぎ |
できなかったもの | 鶏の骨・玉ねぎの皮 |

堆肥化実験で感じたこと・気づいたこと
・生ごみの臭いはほとんどなく、気にならなかった。・虫は発生しなかった。
・生ごみは細かくした方が分解が早い。
・土の色がだんだん濃くなっていっているように感じた。
・豆苗から芽が出てきた。

「生ごみの減量化」についての出前トークを実施中!
市では、市政の課題や重点的な施策について職員が出向いてお話しする出前トークを実施しています。生ごみの水切りやダンボールコンポストによる堆肥化、食品ロス対策についてお話させていただくので、ご興味のあるグループ・団体(10人以上)の皆様は、ぜひお申し込みください。
ダンボールコンポストについて、ホームページや動画だけでは様子がわからない!始めたいけど不安!という方もぜひ、お申し込みください。
▶申込方法や出前トークについてはこちら
※市内に在住・在勤・在学の10人以上の参加者が見込めるグループ・団体などが対象です。
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