リフィル処方箋について
更新日:2023年8月4日
リフィル処方箋とは
リフィル処方箋は、症状が安定している患者に対して、医師の処方により、医師及び薬剤師の適切な連携の下、一定期間内・回数内であれば、その都度診察を受けなくても処方箋を繰り返し利用することができる処方箋のことです。
医療機関を受診する回数が少なくなるため通院負担を軽減でき、結果として、医療費の軽減にもつながります。
リフィル処方箋の仕組み
- リフィル処方箋は、症状が安定し、通院をしばらく控えても大丈夫と医師が判断した場合が対象で、処方箋の「リフィル可」欄の医師のチェックが入っていれば利用できます。
- 症状が安定している患者に対して医師が処方し、医師及び薬剤師の連携のもと一定期間内に最大3回まで使用できます。
- 1回あたりの投与期間や総投薬期間は、医師が患者の病状等をふまえ個別に医学的に適切と判断した期間となります。
- 投薬量に限度が定められている医薬品や湿布薬は、リフィル処方箋を利用できません。
リフィル処方箋活用の留意点
- リフィル処方箋を受け取っていても、気になる症状や体調変化がある場合には、医師の診察を受けることができます。
- 保険調剤薬局の薬剤師は、患者の服薬状況などを確認し、リフィル処方箋による調剤が不適切と判断した場合は調剤を行わないことがあります。
- リフィル処方箋を出す薬局は1回目~3回目まで同じ薬局で出すことが推奨されています。