セルフメディケーションについて
更新日:2024年10月25日
セルフメディケーションとは
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とされています。適切な運動、睡眠、食事や体調管理等を行い、日頃から健康を意識するなどセルフメディケーションに取り組むことで、自発的な健康管理や疾病予防につながることはもちろん、医療費の適正化にもつながります。
かかりつけ薬局や薬剤師等に相談していただき、OTC医薬品を適切にご活用ください。
< 医薬品の種類 >
OTC医薬品 : 薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方せん無しに購入できる医薬品
医療用医薬品 : 主に医師が処方する医薬品
セルフメディケーション税制について
セルフメディケーション税制とは、健康の保持増進及び疾病の予防への一定の取組(注1)を行っている方が、自己又は自己と生計を同じにする配偶者その他の親族のために特定一般用医薬品等購入費(注2)を支払った場合に、一定の金額をその年分の所得控除(医療費控除)として申告できる制度です。ただし、セルフメディケーション税制は、医療費控除の特例であり、従来の医療費控除との選択適用となります。したがって、この特例の適用を受ける場合は、従来の医療費控除を併せて受けることはできません。
(注1)具体的には、次の取組が、「一定の取組」となります。
- 保険者(健康保険組合、市区町村国保等)が実施する健康診査【人間ドッグ、各種健(検)診等】
- 市区町村が健康増進事業として行う健康診査【生活保護受給者等を対象とする健康診査】
- 予防接種【インフルエンザワクチンの予防接種、定期接種】
- 勤務先で実施する定期健康診断【事業主検診】
- 特定健康診査(いわゆるメタボ検診)、特定保健指導
- 市町村が健康増進事業として実施するがん検診
(注2)特定一般用医薬品等購入費とは、医師の処方する医薬品(医療用医薬品)から、薬局やドラッグストアで購入できる一般用医薬品(OTC医薬品)に転換(スイッチ)された医薬品(スイッチOTC医薬品)の購入費をいいます。
※ 対象期間など申告に関する詳細はこちら(名張市HP『セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について』)
関連リンク
- 厚生労働省HP『セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)について』(外部サイトにリンクします)
- 国税庁HP『 No.1129 特定一般用医薬品等購入費を支払ったとき(医療費控除の特例)【セルフメディケーション税制】 』(外部サイトにリンクします)