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名張市

名張市市民公益活動促進条例の策定

更新日:2015年3月14日

市民公益活動を促進するための条例の策定

名張市では、福祉、環境、まちづくりなど地域や社会のさまざまな課題に対して、市民の皆さんが自発的、自主的に取り組んでいこうとする活動が活発になっています。こうした活動は、まちづくりや新しい地域社会をつくる大きな原動力になると期待されています。

市民の皆さんによる自発的で自主的な社会貢献のための「市民公益活動」を活性化することが地域社会や市民の利益となり、「自治のまち」の実現につながることから、この活動の意義を認め合い一層促進するために条例を制定しました。

名張市市民公益活動促進条例

平成17年6月23日(木曜日)に名張市議会で議決され、条例は約半年の周知期間を経て、自治基本条例とともに平成18年1月1日に施行しました。

パブリックコメント

パブリックコメント制度に基づき、それぞれの条例(素案)の概要をお知らせし、市民の皆さんからのご意見を募集しました。

パブリックコメント結果

「名張市市民公益活動促進条例(素案)」

「名張市市民公益活動促進条例(素案)」について、市民のみなさまからお寄せいただきましたご意見の概要とそれに対する市の考え方は下記のとおりです。

掲載日:平成17年5月25日

  1. 案件:「名張市市民公益活動促進条例(素案)」
  2. 募集期間:平成17年4月18日から平成17年5月10日
  3. 意見の件数(意見提出者数):1件(1)
  4. 意見の取扱い
修正 素案を修正するもの 0件
既記載 既に素案に盛り込んでいるもの 0件
参考 素案に盛り込めないが、今後の参考とするもの 1件
その他 素案に反映できないが、意見として伺ったもの 0件

 5.意見の概要と市の考え方

市民等の意見の概要件 数意見に対する名張市の考え方
まちなか再生でいろいろ計画されているようだが、町の環境美化に取り組まないと他所から人が来なくなる。 1件 <参考>
地域の環境美化などの取り組みを進めていくうえでも市民公益活動の果たす役割は大きいと考えています。ご意見については、今後市民公益活動を促進するうえで参考とさせていただきます。 

市民自治検討委員会から、平成17年2月に市民公益活動の促進に規定すべき内容に関する検討結果報告書が提出されました。

委員会では、自治基本条例ともにこの条例に盛り込む内容が検討されました。

報告書の提出

平成17年2月25日(金曜日)、名張市市民自治検討委員会における全8回の議論を踏まえて作成された 『名張市自治基本条例および(仮称)名張市市民公益活動促進条例に規定すべき内容に関する検討結果報告書』 が、委員長より名張市長に提出されました。

【報告にあたって】

本格的な分権時代の到来により、地方自治体の憲法といえる自治基本条例や、市民の主体的な公益活動を促進するための条例の制定に向けた動きが全国的に広がっています。

当委員会は、平成16年10月、市長から自治基本条例および市民公益活動の促進に関する条例に規定すべき内容についての検討依頼を受け、以後、平成17年2月までの間、8回の会議を開催し、先進都市の制定事例等を参考に、集中して議論を重ねてきました。

私たちの名張市は、市町村合併にかかる取り組みのなかで、市民が市の将来を選択するという住民投票を体験し、その結果、「自主・自立のまち」を選択するという極めて貴重な経験を持っています。この貴重な経験を生かし、「自主・自立のまち」を確かなものとするため、名張市らしい自治の仕組みやルールを明らかにし、自治基本条例として定めることが必要になっています。

名張市の自治は、主権者である市民の参画を基本に、市民、市議会および市がそれぞれの責任と役割分担に基づき、協働して進められなければなりません。また、これからの地域社会を展望したとき、住民が主体となって各地域の特性に応じた「地域づくり」を行うとともに、多様な主体が「公」の活動に参加し、支えあう「新しい公」を構築することが強く求められています。

本報告では、自治基本条例において基本的な自治の枠組みを明らかにするとともに、「地域づくり」や「新しい公」など新しい課題に対しても、一定の方向性とそれに必要な仕組みを示すことができたと考えています。

また、市民公益活動を促進するための条例に関しては、自治基本条例のなかで市民公益活動に関する基本的な考え方を明らかにするとともに、既に市が策定している基本指針を踏まえて検討を行い、(仮称)市民公益活動促進条例に規定すべき内容を示しています。

報告書には、検討委員会で一定の合意に至ったものを、条例に規定すべき内容として示すとともに、これに関する考え方を表記しています。また、検討委員会での議論の経過がわかるよう、議論の概要を「検討委員会で出された意見」として、委員会で合意に至ったもの、至らなかったものにかかわらず、参考に付しています。

今後、市におかれては、この報告書を市民に周知し、市民の関心と議論を喚起されるとともに、市が作成した条例要綱によりパブリックコメントを実施し、市民の意見を充分聴いたうえで両条例を議会に上程されるよう希望します。

なお、自治基本条例のなかで別に定めることとした、住民投票や地域づくり委員会に関する条例等については、できる限り早期に策定されるよう期待します。

平成17年2月25日
名張市市民自治検討委員会
委員長 中川 幾郎

注:報告書の内容は下記の関連ファイルをご覧ください。

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