一般会計当初予算の内訳≪歳出≫-款別-

　議会費は、タブレット導入経費をはじめ、報酬等、議会活動に必要な経費を計上し、2億9,169万7千円です。

　総務費は、本年1月から開始した証明書コンビニサービスの実施に要する経費をはじめ、住民主体のまちづくりを支援するためのゆめづくり地域交付金や、ゆめづくり協働事業に対する交付金。そのほか、職員人件費や庁舎等の管理経費、社会保障・税番号制度システム整備費や情報システム運用経費など、内部事務・施設管理経費等を中心に、合わせて26億9,432万6千円の計上です。

　民生費は、待機児童解消に向けた小規模保育や事業所内保育を実施する事業者への運営支援や富貴の森保育園の増築に要する経費をはじめ、入院に係る子ども医療費助成の対象年齢拡大に要する経費、低所得者並びに子育て世帯の負担緩和を目的とした臨時福祉給付金並びに子育て世帯臨時特例給付金、また、民間保育所の運営費や障害者自立支援給付費、さらには、国民健康保険、介護保険及び後期高齢者医療の各特別会計への繰出金など、それぞれ所要の予算措置を講じ、総額は99億4,528万5千円です。

　衛生費は、名張版ネウボラ事業に要する経費をはじめ、医師確保対策としての三重大学等への寄附講座並びに伊賀地域の病院群輪番制に係る運営負担金のほか、生活習慣病予防重点プロジェクト事業やがん対策事業、さらには、公営企業への繰出金として、病院事業会計で企業債償還金や救急医療などの運営経費、水道事業会計で比奈知ダム建設費負担金や安全対策事業費など、一般会計からの負担分を計上しています。このほか、伊賀南部環境衛生組合への分担金で、クリーンセンター等の運営、大規模修繕に係る経費などを計上し、衛生費の総額は35億1,927万6千円です。

　農林水産業費は、地域における農業用施設の維持管理活動等に対し、直接支援を行う多面的機能支払交付金事業をはじめ、有害鳥獣捕獲緊急対策事業や団体営ため池等整備事業などの農業基盤整備事業、さらには、農業集落排水事業特別会計への繰出金を計上するなど、総額は6億2,079万4千円です。

　商工費は、雇用・就業対策としての実践型地域雇用創造事業や地域人づくり事業に要する経費の他、観光戦略推進事業に要する経費や施設管理経費などで、総額は2億1,947万3千円です。

　土木費は、市道や橋梁、交通安全施設の整備に係る継続　事業をはじめ、交通空白及び不便地域におけるコミュニティバスの運行補助金や交通戦略等の推進に要する経費のほか、地籍調査事業、公共下水道事業特別会計への繰出金などで、総額は15億8,622万4千円です。

　消防費は、市庁舎並びに消防庁舎へ太陽光パネル等の設置を行う防災拠点太陽光エネルギー導入事業に要する経費をはじめ、常備消防費や非常備消防費などで、合わせて12億274万4千円です。

　教育費は、小中学校並びに教育センターの管理経費や教育振興費をはじめ、小中学校の耐震改修事業や市民センター増改築事業に要する経費、さらには、いじめ防止対策事業や総合型地域スポーツクラブの創設支援に要する経費などで、合わせて39億8,098万6千円です。

　災害復旧費は、農林及び土木　施設の応急復旧経費などを計上し、1,414万9千円です。

　公債費は、市債の元金償還金及び利子などで、30億1,704万6千円です。

　予備費は、不測の支出に備え5,000万円を計上しています。

　平成27年度の一般会計当初予算額（歳出・款別）の内訳を下記PDFファイルに掲載しています。ボタンをクリックするとPDFファイルが開きます。