頻発する災害!今から考えておきたい「水」への備え
更新日:2022年6月22日
頻発する災害。今から考えておきたい!
いざというときに欠かせない「水」のこと
地震などの災害による断水は、いつ起きてもおかしくありません。
普段から、災害時の水の備えについて改めて見直しておきましょう。
Q.どのくらい備えが必要?
A.1 人当たり飲み水9 ℓ(3 日分)を備えておいてください。
1 人あたり、1 日約3 ℓの飲料水が必要と言われています。十分な量の飲料水があると、水かお湯を注いでご飯が炊ける「アルファ米」や即席麺など、非常食作りにもお使いいただけます。
Q.水にも賞味期限が!?備蓄にいい方法は?
A.普段から備蓄品を使用して買い足す方法を試してみて。
市販の水は、賞味期限が2 ~ 3 年程度のものが多く、いつの間にか期限を迎えているなんてことも。
飲み水などを普段から少し多めに備蓄しておき、使った分だけ新しく補充しておくとよいでしょう。
直射日光の当たる場所や高温多湿を避けて保管してください。
Q.水道水は備蓄できる?
A.水道水を常温保存できるのは「3 日」。備蓄に向きません。
水道水の保存期間は、「常温保管で3 日、冷蔵庫内で7 日程度」といわれています。この期間内なら水を安全に飲むことができます。水道水には、消毒効果のある「残留塩素」が含まれていますが長期間持続しません。
保存期限を過ぎると、飲料水として使えなくなってしまうので、長期の備蓄には向きません。
災害時の水道水の保存方法はこちら(別ページ)
Q.給水時の持ち物は?
A.ポリタンクやペットボトルなどを忘れずに!
断水があった地域での給水車からの給水時には、ポリタンクやペットボトルなど水を入れる容器をお持ちください。さらに、リュックサックやカートなど、運ぶための道具を用意しておくこともおすすめです。
また、給水車を配置した場合は、場所などの情報を広報車で巡回してお知らせするほか、市ホームページや公式SNS(Twitter など)にも掲載します。
Q.災害時、トイレに水を流してもいい?
A.汚水が流れないおそれも。簡易トイレの準備を
水洗トイレを使用する際にも、当然水が必要です。ただし、地震発生時など、被害状況が分からない場合、水道管だけでなく、下水管が損傷している可能性があります。下水管が損傷した状態で、備蓄した水を使って排水すると、汚水がうまく流れずにあふれ出すおそれがあります。
トイレが使えない事態に対応するために、事前に、簡易トイレや携帯トイレなどを準備しておきましょう。
Q.手洗いができないときの感染対策は?
A.感染対策のためにも、アルコールなどの準備を
水が使えず「手洗い」ができなくなると、感染拡大につながってしまいます。水が使えない状況でも、ウェットティッシュで手を拭いたり、アルコール消毒を行うなど、衛生対策ができる物資を備えておくことが大切です。
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