かたやき
更新日:2017年11月20日
時間と人が生んだ名張の風味
かたやき・草もち(写真)
城下町の風情が漂う伝統の銘菓「かたやき」は、もともと戦国時代に伊賀忍者が携帯兵糧として考案し、使用しはじめたものと伝えられています。戦においてこの「かたやき」をよく用いた武将に百地丹波がいます。彼が天正伊賀の乱において赤目山麓の柏原城にたてこもり、持久戦に持ち込んで織田軍を悩ますことができたのもこの「かたやき」があったからだと言われています。
戦の兵糧として生まれた「かたやき」は、江戸時代になると砂糖などを加えたお菓子に姿を変え、広く庶民に愛されるようになりました。風土と人の知恵が生み出した「かたやき」は、歴史を感じさせてくれる名張を代表する銘菓です。
また、草もちも名張を代表する人気の銘菓。よもぎ、もち粉、小豆、砂糖を原料に、こねて、蒸して、つくと言った昔ながらのつくり方を守り、ひとつひとつ丁寧に手で形を整えていきます。口のなかに広がる素朴な風味が自慢です。
戦の兵糧として生まれた「かたやき」は、江戸時代になると砂糖などを加えたお菓子に姿を変え、広く庶民に愛されるようになりました。風土と人の知恵が生み出した「かたやき」は、歴史を感じさせてくれる名張を代表する銘菓です。
また、草もちも名張を代表する人気の銘菓。よもぎ、もち粉、小豆、砂糖を原料に、こねて、蒸して、つくと言った昔ながらのつくり方を守り、ひとつひとつ丁寧に手で形を整えていきます。口のなかに広がる素朴な風味が自慢です。
関連リンク
- 伊賀まちかど博物館(外部サイトにリンクします)