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名張市

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【行政のしくみ】公共工事について(12月17日受付)

更新日:2018年12月20日

ご意見

 最近、ある人より公共の和式トイレを洋式トイレに改造するのに民間の工事なら1基20万円のところ名張市が発注するなら30万円がかかると聞きました。なぜそのような価格が高くなるのでしょうか。公共工事は入札で安くなるのではないのでしょうか。とても気になります。特に名張市は、お金がないお金がないと言っているのですから、できるだけ安く工事ができるよう工夫してほしいと思います。民間の工事費用と公共工事費用との差がなぜつくのかぜひ教えてください。



回答

 公共施設のトイレの多くは、複数の個室ブースにて区画されています。和室トイレの個室ブースに洋式トイレを設置しますと、便器の前面が狭くなるため、「しゃがむ」、「立ち上がる」という動作が非常に窮屈となり利用しにくい状況となります。
 一般的な住宅のトイレ改造と比べて、洋式トイレに改造する際はこうした点を改善するため、個室ブースを広げる改造も同時に行ないます。また、和式便器を撤去した跡の床面コンクリートの補修、防水処理やコンクリート中の給水管改修も必要となることによる工事費の差が考えられます。
 また、一般的に公共工事では「公共工事積算基準」や「公共工事標準仕様書」に基づき設計及び積算を行い、不特定多数の人が安心して利用できる品質を確保した工事を行なうことから、民間工事との費用の差が生じることも考えられます。
 多くの方が快適に利用できるような施設整備を行なってまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

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