【行政のしくみ】被扶養者についての所得証明書のコンビニ交付について（8月1日受付)

ご意見

　名張市におかれましては、コンビニ交付に他市町村に先行して、いち早く対応して頂き、かつ住民票、印鑑証明だけでなく、戸籍関係、税関係の証明書も取れるという、他市町村よりはるかに利便性のよい形にしていただきまして、大変助かっております。ご尽力は重々承知しているなかではあるのですが、一点お尋ねしたくお願い申し上げます。
　所得証明書についてですが、扶養を受けている世帯員につきまして、コンビニ交付では、今年度証明書を発行することが出来ませんでした。
　課税資料がないから証明書は出せない、ということかと思われるのですが、被扶養者については、課税資料がなくとも、収入はほぼ無いと推察されるということで、収入ゼロでの所得証明書を出して頂ける市町村もあるように思います。口頭で収入ゼロとの確認が取れれば、ということかもしれませんし、システム的に対応が困難等の要素もひょっとしたらあるのかもしれませんが、出来ることであれば、被扶養者についての所得証明書は、申告無しでもコンビニ交付頂ければ、大変有り難いので、ご検討頂ければ幸いです。

回答

　所得（課税）証明書は、市民税・県民税の課税（非課税）の根拠となった所得等を記載した証明書になります。そのため、所得の情報が無い方につきましては課税（非課税）の決定ができないため、申告をいただいてからの証明書発行としております。被扶養者であっても一定の所得がある方もおられ、申告がなく、被扶養者であることだけをもって所得ゼロの証明書の発行をすることは致しかねます。
　なお、所得38万円以下であれば被扶養者となれますが、所得28万円を超えると被扶養者であっても市民税・県民税は課税となります。
　本市では上記理由により、課税資料の無い方のコンビニでの所得（課税）証明書発行は致しておりません。
　つきましては、未申告の方の所得（課税）証明書がご入用の場合は市民税・県民税の申告書等をご提出いただく必要がございますので、1階15番窓口（課税室市民税担当）にて、市民税・県民税の申告を行っていただくか、郵便にて申告書のご提出をお願い致します。
　ご不便をお掛けしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。