【くらしと環境】市民農園の整備について(2月9日受付)
更新日:2017年2月24日
ご意見
自然豊かな名張市で、近年リタイアした中高年の方が家庭菜園にいそしむ姿が見られるようになりました。市内に市民農園がいくつか見られるのですが、アクセスが悪く駐車場もせまく、獣害もあり、私は伊賀市市民農園を借りています。広大な自然を有する名張市内に伊賀市の様に整備された市民農園があればといつも思います。市民の方々が集い合い、時には農産物販売もできる憩いの広場を備え、水道や農機具の借用もできる農園があればいいと思っています。伊賀市は大変立派ですが、何しろ遠いので不便です。
需要は非常に多いのではないかと思います。伊賀市の市民農園には遠路、大阪、奈良からも利用者が通っているということです。一度ご検討下さるようお願いします。
回答
市民農園の整備について、開設の背景としましては、伊賀市では青蓮寺パイロット事業による大規模な畑地の整備を行い、伊賀市農業公園を開設しています。一方、名張市ではかねてから市民より小規模での野菜づくりや貸農園の利用の希望もあり、農業を引退された農業者から農地をお借りし、地域のご協力のもと、上比奈知に2箇所、南古山に3箇所の市民農園を開設しました。
運営に関しては、市民農園の周辺管理作業を地域と連携し実施するなど、地域との協力や関わりを大切にしており、利用者においても、より地域の農業文化に即した地域農業に近い農園利用を、魅力の一つとしてご利用いただいております。そのようなことから、自然を感じ土に触れ、自らこだわりの野菜を作ることで 満足いただき、趣味や生きがいとされる方も多くおられます。
しかしながら、市民農園の利用にあたりご不便をかける点もあるものの、現状ある資源を活用し、より利用者が満足していただけるよう、改善し、運営していきたいと考えておりますので、ご理解の程よろしくお願いします。